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一昨日能登半島沖で発見された不審な木造船は、脱北者の御一行だったようだ。映像で観るとキャビンもない(=航行機器もない)粗末な船で、日本海を航行というよりも漂流してきたという方が正確かもしれない。

軍服のようなものを着ている責任者を名乗る男は、“人民軍兵士”だそうである。人民軍の経費を賄うために、タコ漁をしているとのこと。北の軍事力は防衛白書によると120万人と推定されている。人口2400万人だから、人口の5%を人民軍が占めるのだが、このような“人民軍兵士”も勘定に入っているなら納得できる数字である。

先日造船所を見学した時に、自衛隊の掃海艇がドック入りしていた。掃海艇は全て木造船であるという。機雷除去を任務とする掃海艇は、鋼鉄製では危なくて作業できないため木造船にならざるを得ないという。脱北兵士も、タコ漁のかたわら機雷除去の任務もになっていたのかもしれない。

ところで、昨日東京電力から賠償請求に関する資料が被災者に届いたそうである。ニュースによると申請に関する資料が160ページ、請求書が60ページになっているという。いかにもお役所仕事の東電方式だと思う。これでは普通の人では手に負えず、東電は早ければ10月初めから支払いを始めるとしているが、今月中に請求書を書ける人はほとんどいないのではないだろうか。

計画停電の地域割の時に、相手の立場に立っていないことを痛感させられたが、企業の体質というものは簡単には変わらないということか。賠償額には直接的損害のほかに、精神的苦痛も加算されるのだが、精神的苦痛には160ページの資料を読む苦痛、60ページの請求書を記載する苦痛も加算されるのだろう。

弁護士や司法書士事務所の仕事が増えそうな賠償手続きだ。
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