社長のブログです
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福田内閣の支持率についての解説記事を見たが、いずれも“意外”な高さにとまどっており、支持理由の「変りがいない」などを取り上げ、あら捜しに懸命になっているが、昨日のブログで述べたような報道効果について論及しているのはどこもなかった。メディアは自らの行為に自覚が必要である。
以前紹介した「地図で読む世界情勢」の第2部「これから世界はどうなるか」の中にテロリズムについて言及している箇所がある。 テロの語源はフランス語のテロール(恐怖)からきており、ラテン語の「terrere」(恐れさせる)から派生した言葉である。いずれにしても人々に恐怖心を与えるということがテロの目的である。 テロは弱者がより強い相手に対して取る戦術で、少人数でさしてお金もかけず不意打ちを行うことにより大きな衝撃を与える。自爆テロがこの代表的な戦術だが、この歴史は古く7世紀にハシシーン派(暗殺者「assassin」の語源)によって十字軍などに仕掛けられている。 テロは人々に恐怖を与えることを目的とするが、それにメディアが大きく寄与しているとこの本では語られている。 恐怖を与えるためには、テロ行為が報道されればされるほど効果があることになる。テロリストにとって無視されることほど不満なことはない。なぜなら恐怖に陥れるには人に知られなくてはならず、知られるためには目に見えなければならないためである。 報道することが、テロリズムに組していることになることをメディアはどれだけ自覚しているのだろうか。報道することが予期せぬ効果を生み出す。「知る権利」というのは厄介なものだと思う。 PR |
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