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スタンダード・アンド・プアーズのまとめた09年の株価上昇率のトップはインドネシアで130%の増加となっている。これに次ぐのがブラジル125%、ロシア106%、トルコ99%、インド94%と新興国ばかりが登場する。

先進国ではオーストラリアの14位が最高で、カナダ20位、イギリス32位、アメリカ37位、ドイツ39位、イタリア40位で日本は44位となっている。日本はサッカーのランキングとほぼ同じ位置ということか。

今朝の日経の一面では、ブラジルとインドを合わせた新車販売台数が日本を追い抜いたことが記されている。今後10年間の世界経済がどのような動きになるかがはっきり見えてきたのではないだろうか。

新興国マーケットが10年以内に、北米や欧州をしのぐのは間違いないと思う。

新興国は成長途上であるといえども所得や物価水準が低いので、価格競争力が決め手となり、日本にとっては不利だと見られがちである。

ここで発想の転換が必要である。顧客を所得レベルの高い上澄みに絞るのである。これらの層に、質の高い商品・サービスを提供して囲い込みを図るのである。上澄みだけでも、かなりの市場規模にはなる。

経済成長は、上澄みの濃度を濃くすることになるだろう。一昔前に、「いつかはクラウンに」という言葉があったが、新興国で「いつかは日本製品を」というフレーズが定着すれば、ドンドン市場は拡大するだろう。中間や下から入るのは、韓国や中国に任せておけばよい。

当然こうなると、CSを強く意識せざるを得ない。国により文化の違いがあるためCSの構造が異なり、国にあわせて微調整を加えながらCS戦略を考えるのは言うまでもない。

私は、これに観光戦略をドッキングさせることが一味違うものになると考えている。これは、話が長くなるので観光戦略とのドッキングは明日のブログで掲載する。
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