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正月早々3連休である。走り出したとたんにブレーキがかかる感じで、せめて1月後半にまでならないかと思う。朝から雨模様で、夜には雪が混じるという予報であり、家に居ろということなのだろう。

今年の研究テーマに新たに設定したのは、「判断」ということである。マーケティング活動は「情報を収集・分析し、それに基づいて判断すること」であり、昨年色々このブログでも取り上げた「情報」と並んで、キーワードであるためだ。

私は、言葉の意味を考える時に、語源や由来を考えたり、英語ではなんと表現しているのかを手がかりに調べることにしている。今回もまずは、愛読書の「日本国語大辞典」を紐解いてみた。全13巻の辞書を手元に置く余裕はないので、徒歩3分の美浜図書館で該当ページをコピーしてきた。

これによると、判断という言葉は、翻訳語や仏教用語ではなく、日本に古来からある言葉のようである。日本国語大辞典では4つの意味があげられている。

一つ目は、「法に基づいて判定すること。判定。断定。」とされている。どうやら“判決”のことを指しているようで、もっとも古い記録として、988年(永延2年)の宝生院文書のものが例示されている。

二つ目の意味は、「外界やその人自身に関する物事が今どうであるのか、今後どうなるのか、どうあるべきなのか、どうすべきなのかを直感的あるいは論理的に考え、決めること。また、その決定の内容」としている。今日我々が使う判断という言葉は、この解釈があてはまると思う。

ここで明らかなことは、判断というのは今がベースになるが、その対象は将来に敷衍するということと、決めることという二つの要素があるということである。

判断のための情報は、「次はどうなる」ということを示すものでなければならないことと、判断は決定を伴うということである。

前者はインテリジェンスという言葉があてはまり、何度かこのブログでもこのことについて触れた。(6月29日、7月5日、7月11日、7月25日など)

字数が多くなりすぎたので、続きは明日に。
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