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私のような五輪フリークは沢山いると思う。五輪期間中はテレビに釘付けになり、消費行動は著しく減退する。時差がないため、昼間の競技が多く、一杯やりながらというわけにもいかず、アルコール類の消費も増えるわけではない。

身近な景気指標として重宝している、競馬の売上をチェックすることにしてみた。先週末は、札幌、新潟、小倉の3競馬場で開催されたが、3箇所合計の売上は439億円、入場人員は91千人である。

昨年の同時期の開催では、売上439億円、入場人員82千人となっている。売上高は全く同じで、入場人員は1割増となっている。これは、札幌競馬場に「ユキチャン」という白毛馬が登場したため、8千人入場人員が増えたことによるものであり、去年と全く替わらないということができる。今年の上半期の売上が3%ダウンしていることを考えると、むしろ健闘していると見られる。

五輪が開会した直後の先々週の開催を見ると、今年は売上422億円、入場人員68千人、昨年の同時期は売上448億円、入場人員は58千人で、売上は6%減少しているが、入場者数は15%増えている。

入場者数の増加は、函館競馬場が改修工事に入るために、別れを惜しむフアンの入場が増えたことが大きな要因である。売上減は、目玉商品ともいうべき重賞レースの売上ダウンが影響しており、魅力的な商品がなかったのが大きな理由と考えられる。

日韓W杯の日本VSベルギー戦が日曜のよる8時に試合が行われ、60%を超える視聴率になったが、裏番組で「利家と松」が普段と同じ10数%の視聴率を稼いで驚いたことがあるが、これと同じで五輪だろうがW杯であろうが、普段の習慣を変えない人が多くいるということの証明だろう。

コアな顧客に支えられているのは安定していると見ることができるが、逆の見方をするとそれだけ「伸びシロ」が少ないともいえる。メダリストの顔ぶれと同様の現象だ。
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