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観光で訪れる人の数が世界で最も多いのはフランスである。年間8千万人が訪れており、今年やっと1千万人に到達した日本の8倍で、圧倒的な存在感だ。そのことが実感されたのは、昨夜のロンシャン競馬場である。

世界チャンピオン決定戦ともいえる凱旋門賞が行われたが、5万6千人の観客の内日本人が6千人も占めたようである。ランチェスター理論では、7%が存在占拠率とされるが、昨日のロンシャン競馬場では日本人の姿が1割を超えており、さぞかし“存在感”を示したものと思われる。

日本の2年前のダービー馬と、今年のダービー馬が出走し、9月に行われた世代別の前哨戦で勝利し、ブックメーカーの前売りでは1番人気と4番人気の高い支持を受けたことが、日本からの大応援団になった理由である。

2年前のダービー馬は去年も出走し、首位を走りながらゴール手前で内ラチにふれるほどよれて、ゴール寸前で差されてしまった。今年は悪癖も矯正され、前哨戦も強いの一言のレースぶりで、忘れ物を取りに行くだけという感じで、期待十分だったし、今年のダービー馬も前哨戦でイギリスダービー馬に先着したので、ひょっとするとという期待も持たされた。

残念ながら、2年前のダービー馬はまたしても2着で、今年のダービー馬も健闘はしたが4着に敗れてしまった。優勝したのは、もう一つの前哨戦で勝利した3歳牝馬で、5馬身差の完敗であった。去年はアタマ差の惜敗であったが、これほど離されたのでは相手が悪かったとしか言いようがない。

去年の凱旋門賞も牝馬に負けているし、憂さ晴らしに出走したジャパンカップでも3歳牝馬に競り負けてしまった。オルフェーブルは、レディーファーストを実践するジェントルマンかもしれない。

この10年ほどの間に日本の馬は毎年のように挑戦しているが、これで4回目の2着であり、後一歩が中々届かないジリジリするような感覚だ。「悲願の凱旋門賞制覇」という言葉が、より重みを持つことになってしまった。来年の凱旋門賞を楽しみにしよう。

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