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昨日、今日と好天に恵まれ、半袖1枚で過ごせる気持ちのよい休日になっている。明日からは下り坂の予報なので、今日は人出がピークになりそうだ。

連休の間は読書三昧を決め込むつもりで、29日に図書館を訪れたら休館日であった。ふだんは、月曜が休館なのだが、GW中は図書館のあるコミュニティセンターはイベントが目白押しで、そのせいもあってか、休日は全て休館で1日と2日のみの開館となっていたのである。

やむをえず、1日に本を借りたのだが、今読んでいるのは日経文庫の「日本産業史」である。この本は元々日経新聞の創立90周年事業として、新聞に連載されたもので単行本にまとめられ、それをさらに文庫化したものを読んでいるのである。

この本が書かれたのは昭和41年で、徳川幕府が開国してから100年を経過しようとしている時期であり、「産業100年史」となっている。明治以降の歴史は近代史と呼ばれる範疇にあるが、これまでの知識は政治や戦争の歴史に偏っており、産業の発展については、富岡製糸工場や官営八幡製作所などを断片的に知っているのにすぎなかった。

本書は、開国から明治中期まで、明治後半から大正中期まで、対象後半から戦争まで、戦後復興期、高度成長期の5つの時期にわけ、各時期ごとに主要産業のできことがダイジェストされている。
各産業の成り立ちや発展過程がわかり、なるほどと思わされることがいくつもある。例えば、私はいまだに小麦粉のことを「メリケン粉」といってしまい、家族から笑われているが、これは明治の初めに機械式製粉が導入された時に、それまでの水車製粉がうどん粉と称されていたのに対し、パンやビスケットの材料として用いられたので「メリケン粉」となったようである。

メリケン粉は当初は軍隊の食料になったことにより発展したようで、軍事用として成長したものがいくつも見られる。鉄道なども、軍事用が強く意識され、東海道線も海の近くに鉄道を通すのは、海上からの攻撃や敵の利用がしやすいことなので、当初は中山道ルートが真剣に検討されていた。

保険業の成立過程では、福沢諭吉がかなり貢献したようである。そもそもの発端は2回目の渡米の際に、2000両もの大金をはたいて書物を買い込み、それに保険をかけたのが諭吉が保険に目覚めたきっかけであったという。そのせいもあって、小泉信吉など保険業界の草創期に活躍したのは慶応出身者が多かったようである。

銀行が設立された当時に、「野田商誘銀行」や「酒屋銀行」などが誕生している。野田の醤油醸造業者や灘の酒の蔵元などの便宜を図るための銀行である。今どうなっているのかは分からないが、何年か前の「トマト銀行」を思い出した。

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今日は朝から仕事に出かけた。連休の間だが、電車はほどほどの込み具合だ。風景がいつもと違い、居眠りではなく眠りこけている人の姿が目立った。連休の遊び疲れなのだろうか。

いつも電車に乗る時は、まず座席を見渡して海浜幕張で降りると思われる人をチェックすることにしている。海浜幕張から東京駅まで座って新聞を読むためである。幕張族(自分で勝手に命名している)の見分け方は、

①ノーネクタイ
 外資系の会社や、IT関係のエンジニアが多いので、スーツ姿は少ない。これでビジネスバッグを持っていれば完璧な幕張族だ

②眼を開けている
 私の乗車する稲毛海岸から幕張までは2駅、6分である。後少しということで眼を閉じている人は少ない。ビジネス誌や資料のコピーに眼を通していればほぼ間違いない。

③座席の真ん中より
 始発の蘇我駅から東京まで快速で42分かかる。座ってゆく人は早くから列に並び、必然的に端っこに座る人が多い。幕張族は、座ることへのこだわりが少ないので、真ん中よりに座る人が多くなる。

以上のチェックポイントで、かなりの確率で座席がGETできる。素早く観察したのだが、今朝は該当者が見つからなかった。居眠りする人が多すぎたためだ。
半分あきらめかけ、扉近くに立っていた。案の定幕張で立つ人はふだんよりうんと少なかったのだが、駅に着いた途端に、目の前で座席の端に寄りかかり、眠りこけていた中年女性が急に立ち上がり、めでたく座ることができた。

私のチェックポイントからは全く外れていた人だ。女性の行動はつくづくわからないものだと思い知らされた。

昨日、一昨日と快晴が続いたが、今朝はどんよりとした空である。どうやら天気も中休みのようだ。仕事に励めというメッセージだろう。

タクシー料金が上がりそうである。先月の27日に、大分と長野で認可されたのを皮切りに、東京でも武蔵野・三鷹エリアが間もなく値上げとなる。10年ぶりの運賃改正で、運転手の待遇改善が理由となっている。
タクシー運転手の労働時間は、全産業平均よりも10%長いにもかかわらず、賃金は平均よりも45%低く、運転手の確保に困難をきたしているかららしい。

何か割り切れないものを感じる。タクシー業界は公共交通機関の一翼を担うものとして、免許や運賃の認可など規制がかけられていた。これが、構造改革路線の流れの中で、2002年に「道路運送法」の改正により、規制緩和が実施され、新規参入や増車が自由に行えるようになった。

競争を促進し、サービスの向上や価格の低下を目指すというのが、規制緩和のお題目であった。効果は早速表れて、それまで25万台で安定的に推移してきた車両台数は27万台と1割増加した。

しかし利用客数は今から40年近く前の1972年の42億人がピークで、現在は22億人とピークからは半減の状態で、年々利用客は減り続けている。このような中での増車(供給過剰)であるため、ただでさえ少なくなっている1台あたりの売上(=運転手の賃金)の減少は当然である。

需要と供給のバランスをとる市場調整機能に委ねるならば、適正な稼働率を得られるようなレベルまで供給を絞り込むという流れになるはずであるが、供給過剰には手をつけず、価格転嫁に解を求めるのは納得できないものがある。規制緩和の結果が値上げというのはおかしいのではないか。
どうもこの値上げには胡散臭い狙いがあるような気がする。

一つは、政府の規制改革推進会議の座長を務めた人物が、リース業界のトップであることだ。車両の多くはリースにより賄っており、規制緩和によって最初に利益を得たのは誰かというのは明らかである。もう一つは、昔から景気が悪くなるとタクシーの運転手になる人が増えるといわれている。いわば、「セーフティ・ネット」としての機能である。どうもこの二つの要因が裏で糸を引いて、このような市場のメカニズムに反する不自然な値上げにつながっているのではないかと思う。

供給過剰に手をつけず、値上げだけをするならば、客離れは一層進み値上げの効果は吸収されてしまうのではないだろうか。
タクシー業界の競争が最も凄まじい、大阪や仙台では今のところ運賃改定の動きはないようである。

昨日は一昨日とはうって変わって、からっとした気持ちよい晴天であった。天気につられて、稲毛海浜公園まで散歩に出かけた。我が家からは1Kmほどあり、散歩にはもってこいの場所にある。

 

公園は広大な敷地で、砂浜あり、芝生広場あり、花の美術館ありで、子供から年寄りまでたっぷり楽しめるエリアとなっており、昨日は大変な人出であった。
 

この海浜公園のまん前で、最近マンションの建設が始まった。目の前に公園と東京湾が広がり、オーシャンビューを売り物にしてのことだろう。しかし、問題は立地環境の悪さだ。駅からは2Km近く離れており、どんなに早足で歩いても20分以上かかり、女性や年寄りの足では30分はたっぷりかかるだろう。

 

建設予定地の周りは、高校やバスの車庫などが占拠して住宅はなく、最寄のコンビニが北側と西側にあるが各々徒歩10分は離れており、スーパーは更に遠い。すぐ側に(徒歩2~3分)卸売市場があるが、日常の買い物には役に立たない。自然環境には恵まれているが、生活環境は不便を強いられる立地である。

 

20年ほど前に、マンションの仕事で、距離と価格の関係について分析したことがある。東京駅を基点とした時間距離と価格の間にはきれいな右下がりのグラフが描け、グラフよりも高く価格設定すると売れ残り、安くなると即日完売という結果だった。

 

時間距離には駅からの時間も含まれる。バスを利用するエリアは、バスの所要時間ではなく、徒歩での時間を当てはめるとピッタリ符合するのである。バスを利用する地域は、それだけハンディが大きくなる。

実は我が家を購入したのも、この計算式に当てはめると極めて割安だということが分かったからだ。マンションを発売した当時は京葉線が開通しておらず、総武線の稲毛からのバス便を利用せざるを得なかったのだが、マンションの竣工と京葉線の開通が同時期に予定されていた。

 

価格設定は稲毛からのバス便利用でほぼ妥当な価格になっていたが、京葉線の開通を当てはめるとべらぼうに安かったのである。朝5時から抽選に並び、11倍のクジには外れたが補欠の一番になることができ、5割の確立で発生するといわれていた“辞退”に恵まれて手に入れることができたのである。

 

住宅地として人気の高い新浦安でも、大量の売れ残りが発生した公団の物件がある。これも駅から遠く離れた海岸近くに建設されたものである。
海岸に建設中のマンションの販売価格は未定となっているが、どのような価格設定となり、来年
7月の竣工時にどれだけ入居があるのか見ものである。

昨日はゴールデン・ウイーク初日で、朝から晴れていたが、南風がソヨソヨと吹き蒸し暑いいやな感じの空模様だった。
案の定、午後から夕立が降り、一気に冷え込んできた。寒気が混ざりこんで、不安定な状況になり、東京では竜巻のようなものによる被害が出ている。

数年前に、仕事である会社を訪問した時に、行きと帰りに電車での人身事故に遭遇したことがある。その時も昨日と同じような陽気だった。南の風が強風でなくソヨソヨと吹く日は鬼門である。

昨日は午前中、レッドソックスとヤンキースの試合に釘付けで、午後からは子供たちのヴァイオリンの発表会があったので、ブログを書く時間が取れなかった。

松坂もペティットも球審の気まぐれなジャッジに潰された感じがする。最初はエッと思うような甘い判定をしていたのに、途中から厳しくなったような気がする。両投手とも崩れたのは四球からだった。試合後の松坂のコメントには審判の事が出なかったが、審判批判はタブーであり賢明だと思う。

昨日は道路の渋滞情報でも、いつもの連休の初日よりも少ない感じで、外出した人がそれほど多くなかったので、松坂VS松井の視聴率は15%くらいにはなったと思うがどうだろうか。

ヴァイオリンの発表会は、1年半ごとに1回のペースで開かれている。我が家では、長男と長女がピアノを、次男と次女がヴァイオリンをやっている。昨日は、高3の次女がヴァイオリンを演奏し、次男はチェロ、長女は水笛で合奏に参加した。

全員に3歳の時から音楽を続けさせたこと、歯の矯正治療を受けさせたことが子供にしてやれたことかと思う。


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