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今週末は阪神競馬場で宝塚記念が開催される。年末の有馬記念に匹敵するレースとして、毎年夏競馬の始まりの時期に実施されており、上半期の総決算的なレースである。しかし、これまでは今ひとつ盛り上がりにかけるレースで、ニュースに取り上げられることはほとんどなかった用に思う。

 

競馬発祥の地であるイギリスでは、毎年7月の始めに「キングジョージⅤ&クイーンエリザベス賞」というレースがあり、ダービー馬と古馬の激突するチャンピオン決定戦である。ヨーロッパではフランスの凱旋門賞と並んで最も権威のあるレースになっている。

宝塚記念もこれを範にとっているのだが、暑い時期で体調維持が難しい時期でもあり、例年ダービー馬が参戦することはほとんどなかったことが盛り上がりに欠ける大きな理由であった。

ところが今年は、牝馬として64年ぶりのダービーウィナーとなったウオッカが参戦することになり、俄然注目を集めるレースとなった。さらに今回は、昨年のダービー馬で今年の天皇賞を勝ったメイショウサムソンや、
ドバイの優勝賞金
3億円という国際レースを勝ったアドマイヤムーン、
シンガポールの国際レースで
1,2着した馬、昨年の牝馬ナンバーワン、
過去
3年のダービー2着馬、G14勝しているダイワメジャーなど多士済々で、チャンピオン決定戦らしい豪華メンバーとなった。

 

有馬記念でもこのようなメンバー構成になることはほとんどなく、過去最高のメンバーによる宝塚記念である。上半期の大レースの売上が全て前年割れになっているJRAにとって、なによりのことだろう。例年200億円程度にしかならない売上が300億円を超えるのではないかと思うが、このレースの売上が伸び悩んだらJRAも長期低落を覚悟せざるを得ず、本格的にリストラに取り組まなければならないだろう。売上が注目される。

 

今年は世界的に見て牝馬の活躍するシーズンであり、アメリカでも三冠レースの最後のベルモント・ステークスで牝馬が102年ぶりの優勝をしているし、ヨーロッパでも女傑誕生の兆しが見える。

多分ウオッカが
1番人気になると思うが、私の予想は武 豊が騎乗する昨年のメルボルンカップと有馬記念の2着馬の、「ポップロック」が本命である。今年の初めに香港での騎乗停止処分を消化してからスランプに陥り、ダービー直前に乗り換えられるという前代未聞の不遇に会ったが、最近徐々に調子が上向いてきたようであり、名手の奮起が期待される。

 

当日は久し振りに秩父宮でラグビー観戦をするつもりなので、雨が降らない限りレースが見られないのは残念だが歴史に残るようなレースを期待したい。

 

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梅雨入り宣言があった日に雨が降っただけで、翌日からは連日好天が続いている。天気予報だと、北陸や東北地方がようやく梅雨入りするとのことである。梅雨前線はいつの間にか北陸から東北地方にかけて伸びており、これが少し南下しそうで週末には雨が予想されている。

ベランダの前の紫陽花もほっと一息つきそうだが、すぐに梅雨前線は北上するかもしれない。太平洋高気圧の勢力の強さがはっきりするのではないかと思う。

今週末に秩父宮ラグビー場で、日本VSジュニア・オールブラックスの試合がある。パシフィックネーションズカップの最終戦である。日本、トンガ、フィジー、サモアの4カ国にニュージーランドとオーストラリアのBチームが参加して昨年から開催されている大会で、日本はトンガに勝っただけでこれまで1勝3敗である。

ジュニア・オールブラックスは、日本が10-71と大敗したオーストラリアを、50-0で負かしているチームでとても勝ち目はない。しかも今年は9月にワールドカップが開催されるので、代表入りを目指す若手にとって手抜きはないはずで、ジャパン(なぜかラグビーの代表はこう呼ぶのがぴったりする)の戦いぶりが見ものである。

前回のワールドカップや、今回のパシフィックネーションズでもそうだが、いつも前半は健闘し、後半にスタミナ切れで勝ちを逃すというパターンが多い。今回は強敵でもあり、前半のどの時間帯まで耐えられるかが課題だ。この試合の内容で、今年のワールドカップでどこまで期待してよいかが分かると思う。

ということで、24日は天気次第だが、久し振りに秩父宮に出かける予定だ。ビールを飲みながらラグビー観戦というのも悪くはないだろう。観戦記は24日か25日のブログで。

国会の会期が12日間の延長になるらしい。重要法案である「公務員制度改革」の成立を図るためで、来月に予定されている参議院選挙の投票日が22日から29日へと1週間ずれ込むそうだ。

年金問題が火を噴いて、内閣の支持率が急降下しており、重要法案を多数通したという実績を誇示したいというのが建前で、本格的な夏休みにかかることで公明党の組織票が活きやすい時期にしたことと、少しでも先延ばしをして国民の怒りを冷ましたいという“人の噂も75日”作戦が本音だろう。

昨日は「骨太の方針」が発表された。正式には政府の経済財政諮問会議でとりまとめられる「経済財政運営と構造改革に関する基本方針」というものだ。小泉内閣が発足したと同時にスタートし、キャッチフレーズ好きの小泉首相が「骨太の方針」と命名したようだ。予算編成の指針とするために毎年6月に発表されている。

今年から、タイトルが長いということで、「経済財政改革の基本方針」に改められ、副題として「美しい国へのシナリオ」というものになった。構造改革の文字が削除されたようである。安倍カラーを出すための一つの策なのだろう。

これまでの6年間の「骨太の方針」は、目標がはっきり明示されていた。例えば、2001年は2003年度までを成長なしの集中調整期間と位置づけ、国債発行30兆円以下、不良債権の抜本的処理などを掲げたし、2002年にはプライマリーバランスの2000年代初頭における黒字化、2003年には三位一体改革など基本方針がはっきりしていた。

今回の「骨太の方針」は従来のものよりも分量は倍近くになっているようである。数値目標などが削除されている箇所もあり、総花的印象が強く「小骨の方針」になっているようだ。

安倍政権になってからの運営を見ると、重要というものが多すぎるような気がする。あれも重要、これも重要といって的が絞りきれておらず、年金問題の対応にしても抜本的な対応をとらず、小手先だけで考えているような気がする。前内閣が「構造改革」をスローガンに郵政民営化などぶれない姿勢を貫いたのとは対照的な気がする。

大気圏内で無重力状態を作るのは非常に困難なため、国際宇宙ステーションの建設が進められているのだが、唯一無重力状態を作り出す方法として用いられているのが、飛行機を急降下させる方法である。ほんの数10秒ではあるが、この間にテキパキと無重力実験をやるのである。

今の安倍内閣のドタバタした対応を見ると、支持率の急降下は内閣も無重力状態にしてしまうのかと思わせる。

昨夜は、日本音楽財団主催のヴァイオリンコンサートで、晴海トリトンホールに出かけた。日本音楽財団は、競艇の収益金を運用する日本財団から助成を受けて、クラシック音楽の振興を手がけている。

昨年、日本音楽財団の事業評価をする仕事を行ったのが縁で、コンサートに招待されることになった。音楽に関する財団は国内に多数あり、両手両足を使って数えても足りないくらいある。多くの財団は、コンサート支援やコンクール、奨学制度などが中心であるが、日本音楽財団は少し趣が違う活動をしている。

ストラディバリやデル・ジェスなどの世界的名器を収集し、それを国内外の若手演奏家に長期間貸与しているのである。現在ストラディバリを18挺、デル・ジェスを2挺所有している。日本人の演奏家といっても、有望な人はほとんどが海外を拠点に活動しており、来日したおりにコンサートを開催している。

昨晩は5年前にチャイコフスキーコンクールで1位なしの2位になった、川久保賜紀さんのヴァイオリン、江口怜のピアノというコンビでの演奏で、サラサーテの「バスク奇想曲」、モーツアルトの「ヴァイオリンソナタ」、ショーソンの「神曲」などを堪能した。初めて聴いた曲ばかりだが、曲調がヴァイオリンの音色が強調されているものが多く、演奏家の気合も感じられ、ストラディバリのよさを存分に引き出しているように感じられ、いい演奏会であった。

日本音楽財団の素晴らしいところは、世界中で埋もれている名器を発掘し、これを演奏会に貸与していることである。ストラディバリは生涯に1000挺を造ったが、現存するのは600挺位と言われている。全てが演奏家の手元にあるとは限らず、コレクターに秘蔵されいるものもある。

楽器は使われてこそ値打ちがあり、使用(貸与)するために収集するというのは意義があると思う。鳥居清長展を見に行った時に、コレクターが千葉市美術館に寄贈したものが特別展示されていたが、保存方法が悪かったのか状態に問題あるものが多く残念だった。日本音楽財団では3ヶ月に一度、世界で3箇所の楽器工房で定期点検を義務付けている。

芸術の世界はお金がかかり、パトロンなくして存在はできないものである。公卿や大名が日本文化に果たした貢献は大きいものである。日本音楽財団の活動も見事なパトロン振りだと思う。

ちなみに昨日の演奏で使用されたヴァイオリンは「ムンツ」と命名されており、このブログの2回目(2月18日)に登場したものと同じ楽器であった。

今朝の日経の1面トップは独立行政法人の累積損失1兆6千億という記事であった。中小企業基盤整備機構と都市再生機構の2法人で1兆2千億の巨額の累損となっている。5番目にサッカーくじを発行している「日本スポーツ振興センター」の229億円が示されている。

2001年に本格的にはじまったToToは、いきなり1億円の当選が2本出るなどで盛り上がり630億円の売上を計上したが、1万円台の安い1等当選が頻発したことから一気に熱が冷め、2002年360億、2003年198億、2004年157億、2005年140億、2006年130億とジリ貧傾向が続いていた。

累積損失が229億円ということから推測すると、200~250億円がペイラインで、300億を超えると色々な団体への助成事業が可能になり、助成事業の性格から考えて、安定した売上が確保できることが望ましいのだろう。

先月のキャリーオーバー時にシステムダウンしたことがメディアに大きく取り上げられたことにより、フィーバー現象を起こし、1週間の売上が64億円と昨年の年間売り上げの半分近くになった。

祭りの後がどうなっているかが気になるところだが、フィーバー以降の3回は、9億、10億8千万、11億1千万で推移している。3月~4月の週間売上は4億円代後半で推移していた(年間150億円ペース)のと比べると、2.5倍のペースに底上げされている。

今週はキャリーオーバーが8億円発生しており、ミニフィーバー現象が起こると思われる。宝くじのLOTO6の売上は、ふだんは45億であるが、キャリーオーバーが発生すると51~52億に売上が増えている。判で押したように毎回この傾向は変わらない。

Bigも同じような傾向を示すと思う。判で押したような金額が今週判明すると思う。これで年間売り上げがいくらくらいになるかが予測でき、来年以降も安定した助成事業ができるようになると思う。

先週までで175億円の売上になっており、昨年の売上をはるかに超えている。ほぼ年間スケジュールが半分経過しており、後14回Bigの開催があるとすると、10回は10億円平均、4回は20億円平均とみると180億円。Big発売のない開催の売上が5億とみると年間360億円の売上が達成できそうだ。

販売経費を除いた粗利は50%程度あるから、累積損失は3年で一掃できるのではないだろうか。15億円の売上で1本当たる確率になっている。理想は15億円の売上で、毎回1本づつの当選しかなく、キャリーオーバーが常に大きな金額でストックされることだろう。この2~3回の推移を注目してみてみたい。


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