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浦和がようやくアジアチャンピオンになった。埼玉県民の日でもあったので、大いに盛り上がったことと思う。一方、サッカーマニアの次男坊はあまり試合にのめりこむことなく、冷めた眼で試合を観戦していた。

どうも浦和というチームがあまり好きではないようで、負ければ小気味がいいというような態度が見受けられた。試合を観ていてその理由が分かったような気がする。

キックオフ当初こそ、前戦からプレスをかけてボールをとりに出るシーンが多かったが、後半になるとプレスも緩み、圧倒的にセバハンにボールを支配されてしまっていた。少ないチャンスをものにし、徹底的に耐えて戦う(相手に得点を許さない)といういつもの試合振りであるが、面白くないサッカーである。

次男に言わせると、同じ守備的なサッカーでも、イタリア代表のような守備でのスーパープレーがないと言う。地元のフアンにとっては頼もしく映るかもしれないが、サッカーフアンにとっては魅力に欠けるチームである。

今年浦和はJリーグではじめて売上100億円を突破しそうだが、その他のチームは伸び悩み、むしろ減少傾向にあるチームの方が多い。「負けないサッカー」をするチームが王者にあることが、全体の盛り上がりに欠ける要因だと思う。

大相撲の九州場所はひどい不入りだ。普段の場所だと、館内の様子を映すことがあるのだが、今場所は中継のカメラはほとんど動かすことができないようである。会場にいないので分からないが、3割くらいしか集客できていないのではないだろうか。

九州は元々桟敷席の売上が、企業が少ないこともあって苦戦していたのだが、今場所は特にひどい。地方の企業環境は、依然として厳しいものがあるのだろう。それともう一つ華に乏しいということもその理由だろう。

朝青龍はヒールとしてのキャラクターもあり、誰が倒すかで興味がある。白鵬にはまだそのような魅力はなく、フアンの関心を寄せないのがその理由であろう。

相撲やサッカーに限らず、野球やバレーなども最近では熱狂的なフアンを除いては、「冷めた眼」でしか見られなくなっているような人が増えているように思う。

これがモーターショーの入場者がピークの200万人から、今年の120万人への落ち込んだり、スキーやテニスをする人が半減したことなどの、原因かもしれない。なぜ「冷めた眼」が増えているのかをもう少し考えて見たい。いずれこのブログで続きを述べる。
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西鉄ライオンズの黄金時代を支えた、鉄腕稲尾氏が急逝した。南海ホークスフアンの私にとって憎い相手だった。南海はオールスター前に西鉄をゲーム以上離しながら、シーズン終盤にひっくり返されたのが2度もある。悔しい思いをさせられた。

 

新聞記事に添えられた稲尾の記録を眺めると、改めてその偉大さを感じさせられる。今のプロ野球制度が続く限り、絶対に更新できそうもない記録が二つある。その一つは、シーズン42勝である。現在は先発投手の登板回数は30試合を切っている。全部勝利を治めても30勝には届かず、このところの最多勝は1617勝に留まっている。

 

中日に権藤という新人の年に35勝をあげて新人王を取ったピッチャーがいた。元横浜ベイスターズの権藤監督である。甲子園で、阪神VS中日のダブルヘッターを見に行った時に、権藤は1回戦で先発して勝利投手に、2回戦でもリリーフして再び勝利投手になったのを見たことがある。稲尾の42勝もこのようなパターンが多かったに違いない。

 

もう一つの不滅の記録は、25歳での200勝達成である。今の野球のシステムでは、年間15勝平均で勝てれば大投手である。このペースでは14年かかることになり、高校卒業後すぐに活躍しても30歳を超えてしまうことになる。

 

この二つの偉大な記録は、結果的に選手寿命を短くしてしまい、最終的には276勝でマウンドを降りることになってしまう。昭和30年代に活躍した投手は選手寿命が短い人が多く、権藤は30勝以上を2年続けてそれで終わり、杉浦も200勝には届かなかった。昭和40年代まで長く活躍したのは、阪神の小山、村山と南海の皆川ぐらいのものだろう。

 

今朝の日経の記事を読んでいると、ライバルの杉浦との対戦成績は2929敗だそうである。生涯成績276勝のうち、1割は杉浦に投げ勝ったもの、トータル敗戦136敗のうち、2割は杉浦とのものである。こんなライバル関係は2度と現れないのではないだろうか。

サッカーくじの売上はこのところ好調が続いている。5月にトラブルの報道が思わぬ告知効果となって、60億円を超える売上を記録して以来、キャリーオーバーがないときは4~5億円、キャリーオーバーがあるときは10数億円という傾向であったが、ここにきて様子が変わりだした。

9月に新たなキャリーオーバーが発生してからは、当初は10数億円だった売上が、キャリーオーバーの解消がないことで20億円台で4回推移し、キャリーオーバーが20億円を突破したことで、先週はついに売上が30億円を超えた。

先週は6億円の当選が5口も出たが、幸いキャリーオーバーがまだ6億円残っている。今週の売上は20億円近くになるのではないだろうか。宝くじのLOTO6の場合は、普段の売上が45億、キャリーオーバーが発生すると52億の売上で落ち着いている。

Bigの場合は、普段は4~5億円、キャリーオーバーが発生するとその持ち越し金額で売上が変わり、5億円未満の持越しでは10億円台、持ち越しが10億を超えると20億円台、20億を超えると30億円台という図式が成り立ちそうである。

先週末でのサッカーくじの今年の売上は435億円になった。私が5月のフィーバー時に予想した350億円を大きく上回り、このままキャリーオーバーが続けば500億円を超えるのは確実だ。

北京オリンピックを控えて、強化費が増額できそうである。スポーツ競技団体以外に、思わぬ恩恵に預かっているのが、イエローハットだと思う。

最初のフィーバー時に、イエローハットは1等6本のうち2本が販売されており、それ以前の高額当選もイエローハットからでていることもあり、おそらくサッカーくじの売上の2割はイエローハットで販売されているのではないだろうか。

かりに今年のサッカーくじの売上が500億円になると、イエローハットは100億円の売上で販売手数料も3~5億円になると思われる。

イエローハットの売上は、単独決算では870億円の売上で、営業利益は9億7千万円である。売上で1割、利益では3割から5割アップしそうである。株価はどうなっているのだろうか…

ガソリン価格がついに150円台にまで高騰した。下請企業が多い運送業者にとって、価格転嫁できないためダメージは大きいだろう。

 

高騰の理由はニューヨークの原油先物取引の価格が上昇しているためで、需給バランスの経済原理ではなく、人為的なものだと思う。明らかに投機マネーの動きが影響しており、多少の増産をしたくらいでは影響を与えないし、オイルマネーが投機に流れているとあっては、原油価格を維持することはあっても、下げる方には働かないだろう。

 

痛手を受けるのは、弱い部門であり、国内では下請企業、国外ではアフリカをはじめとする発展途上国にしわ寄せが集まると思う。前にこの欄で紹介した「地図で読む世界情勢」によると、アフリカ諸国は90年代以降経済成長率が低い水準のままであり、益々貧富の差は拡大するのだろう。

 

このままでは、新たなテロの温床を育てているのではないかと危惧する。解決策としては、「自由主義の国」アメリカの政権を換え、ある程度規制をはめるようにするのが一つの手段だと思う。2000年の疑惑の大統領選挙の際に、民主党が勝利していれば、マイクロソフトの分割が行われていただろうし、もう少したがが嵌められていたと思う。

 

90年代に勤めていた会社に、ハーバード出身のエリートがいた。96年の大統領選挙で彼が日本から不在者投票をするときに議論したが「民主党では駄目で、共和党が政権を握り自由な経済活動が進められなければ、アメリカは発展しない」というのが彼の主張であった。

 

調査会社を辞めた後に、彼はエリートらしく職をいくつか移り、現在はある外資ファンドの日本の責任者に治まっている。

 

世界中に影響力を行使するのだから、アメリカ大統領の選挙権は影響の及ぼす範囲全員に与えなければならないのではないかと思ったりする。我々も権利があるのではないだろうか。
今日は書きたいことが二つある。一つはNOVAの再建策について、もう一つは広島東洋カープの経営姿勢についてである。

NOVAは猿橋元社長の経営責任は徹底的に糾弾されなければならないが、保全管理人の弁護士の行動も大きな問題であり、もっとメディアは追求すべきではないだろうか。

保全管理人の説明では、講師陣の雇用確保を最優先させ、その意味では「破格の条件」だったということで、名古屋のジー・エディケーションへの譲渡を決めたということである。とんでもない話だと思う。

被害救済の最優先されなければならないのは、既に授業料を前払いしている受講生であるはずで、これも通常の25%という「優遇措置」で追加料金を支払えば受講できるという「好条件」であるという弁護士の説明は納得できない。

そもそも譲渡先のジー・エディケーションは、これまでも経営に行き詰った外食産業を、安値で買い漁ってきた企業で、NOVAと同じようないかがわしさを感じさせるところであり、今回の方針決定はおかしいと思う。このような時にこそ、メディアは“社会の木鐸”としての力を発揮するべき時ではないだろうか。

もう一つのカープの問題は、エースと4番打者がFA宣言したことである。特に4番打者は涙を流しながらのFA宣言であった。広島育ちで、子供の頃から憧れの球団であり、そこで中心選手とまで登りつめた男の抗議の姿勢であると思う。

広島はこの10数年球団経営は黒字だそうである。人材育成球団として、過去にもFAで江藤や金本などを放出し利益を得、それをチーム強化のための再投資を行わなかったことによる黒字である。

この黒字を重ねてきた期間の成績は、一度もAクラスには登場してこなかった。メジャーでもアスレティックスのような育成型球団はあるが、それでも度々優勝争いには顔を出している。昨日のブログでも触れたように、スポーツ・クラブの経営においてはまず「勝利」ということを優先すべきではないだろうか。

09年には新しいスタジアムができそうだが、この分では閑古鳥が鳴きそうだ。


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