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眼科医の診断は良いことが一つと、悪いことが一つであった。良い方は、恐れていた網膜剥離でなかったことである。白内障の手術をした時に、医師から「強度の近視の場合、白内障の手術後に網膜剥離を発症することが多いので注意する必要がある」と言われていた。

眼底検査の結果、「網膜剥離はありませんね。後部硝子体剥離による“ひぶんしょう”です。」とのことであった。聞き慣れない言葉なので、どんな字を書くのか尋ねたところ、「蚊がブンブン飛びまわるように見えることです。」という言葉であった。

咄嗟には理解できず、帰宅して調べてみると、“飛蚊症”と書くようである。後部硝子体剥離は、加齢や強度近視によって発生するものであり、重篤なものではないという。しかし、医師の託宣は「治りません」のつれない一言であった。

このところ、毎年10月ごろに蚊に悩まされることが多い。我が家に居ついている蚊は、真夏には暑さのせいか大人しくしているのだが、気候がよくなると動き出すのである。それも晩秋には治まるので、一ヶ月ほどの辛抱で済んでいたのだが、治りませんの一言で、眼の中を飛び回る蚊には一年中悩まされることになりそうだ。これが悪いことの一つである。

蚊という文字は、音読みすると“ぶん”と読むことを初めて知った。確かに、つくりを見ると「文」という文字であり、これが読みにつながっているのだろうが、この文字をあてたのは、「ブンブン飛び回る」ことから来たりして…

死ぬまで蚊に悩まされるとは、鬱陶しいことだ。
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6年前の2月にこのブログをはじめ、現在1890回を超えたところだ。目標は3000回だが、その前には区切りの2000回を越えなければならない。その2000回を来年の元日に迎えたいと思っているのだが、今日現在で1893回なので、そのためには月に22回のペースが必要である。

1週間にすると5~6回の更新ペースである。来月には、フィリピンに8日間出かけることになっており、この間は更新できないので限りなく週6日のペースを維持しなければならなくなる。

テンションの高い時は難なくこなせるペースなのだが、テンションが低くなるとそうはいかなくなる。躁とうつが交互に訪れ、最近はテンションの低いうつの状態が多いように思われ、週5日の更新がやっとである。

原因は、視力にある。小学校2年生の時から眼鏡をかけており、視力に弱点があったのだが、追い打ちをかけたのが白内障である。両目とも白内障なのだが、2年前にひどかった左目の手術を受け、人工レンズのお陰でかなりの回復を見たのだが、その左目の調子がこのところおかしくなってきている。

6月ごろから、左目に小さな影のようなものがちらつきだし、先週の木曜日に電車で本を読んでいた所、文章の一部がかすんで見えなくなってしまったのだ。向かい側の窓の外を眺めると、はっきり影が見えた。それまでは薄い影だったのが、濃いものに替わっていた。

日中で陽射しが明るかったことも影響しているのだろう、帰宅した時は元の薄い影に戻っていた。しかし、もう放置するわけにはいかず、手術を受けた病院に電話をかけたところ、担当医は月曜と火曜日が診察日で、予約は12日まで塞がっているとのことだった。

しかし、予約なしでも8時過ぎに来院すれば、予約の合間に受診できるということだったので、これから出かけることにする。

目・歯・○○というのが昔から言われる“老化指標”なのだが、月1回の歯医者通いも余儀なくされており、改めて言い伝えの確かさには驚かされる。深刻な事態でなければよいのだが…

東アジア選手権で、韓国側のサポーターが政治的メッセージを書いた横断幕を掲げたことについて、韓国サッカー協会は、先に日本側が韓国人にとって忌み嫌う“旭日旗”を掲げたことがきっかけだという反論を発表した。

旭日旗が先に上がったというのだが、あんな大きな横断幕や安重根の肖像を、その場で作れるはずはなく、前もって準備していた“確信犯”ではないかと思っていた。

旭日旗というのは、私なんかは朝日新聞の旗をすぐに思い浮かべるのだが、韓国の人にとっては日本軍の旗として日韓併合以来の屈辱の歴史を想い出すものらしい。そもそも旭日旗とは何だろうと思いウイキペディアを見ると、旗そのものの解説以外に、旭日旗がもたらした問題も掲載されていた。

サッカーでは以前も日韓戦で旭日旗がひと悶着を起こしたことがあったらしい(昨年の女子U-20の試合)。これを受けての今回の騒動だったようだが、昨日見たウイキペディアでは今回騒動のきっかけを作った人物が特定されており、韓国側サポーターだけでなく、日本側(サポーターという言葉は付けたくない)にも確信犯がいたらしい。

この問題を見ていて感じるのは、大久保や鶴橋のコリアンタウンで行われているヘイトスピーチと同じ流れをくむ行動のように感じる。ヘイトスピーチはメディアではほとんど報じられることはないが、同じ日本人として恥ずかしくなるようなシュプレヒコールを叫ぶデモであり、メディアが取り上げたくないのもわかる。

しかし、日本の側から挑発するような行動をしているというのは、きちっと伝えるべきではないだろうか。大雨以外にニュースはない、ニュースのネタ枯れの時期だから尚更だ。

韓国人の登山客3人が中央アルプスで亡くなった。大雨の中の登山で、低体温症を発症したことが原因と見られる。韓国では登山ブームで、国民の4割が毎月登山を楽しんでいるらしい。しかし、韓国ではせいぜい2000メートルクラスの山しかなく、3000m級の魅力に魅かれて、韓国からの登山ツアーが増えている中での事故だ。

高校時代、毎年夏休みには北アルプス縦走に挑戦していた。しかし、完走できたのは一度きりで、それ以外の年は途中で断念するしかなかった。一度は上高地から1日進んだだけ、もう一度は上高地のテントから出発することもできなかった。高校の夏休みが始まってすぐに出かけるので、梅雨明けが遅れると身動きが取れなくなるのだ。

3年目にはゲン担ぎで富山県側からチャレンジし、神様の御加護もあり、1週間後にようやく上高地に辿りつくことができた。顧問の教師が居たが名前だけで、同行したとしても途中からの参加しかせず、動かないと決めたのは必ず同行したOB(といっても現役の大学生だったが)の判断である。

上高地から動けなかった年は、テントの回りに溝を掘っていたのだが、溢れた水がテントの中を河のように流れ、1日だけ何とか進んだ年も稲光が眼の下を通り過ぎるような悪天候に遭遇してしまった。非常時にはテント代わりになるような大きなポンチョをまとっての登山だったが、それでも身体がびしょ濡れになり寒かったことは今でも記憶に残っている。

登山では引き返す勇気も大事なのだが、韓国からわざわざやってきたので強行したのだろう。大雨に打たれて低体温症を発症して身動きが取れなくなり、さらに症状が悪化して亡くなったのだが、低体温症を侮ってはいけないと思う。

先日テレビの解説委員にインタビューしたのだが、川でおぼれて亡くなる人のほとんどは低体温症をを発症しているということを聞かされた。ニュースでは「深みにはまって」としか報じられないのだが、正確には「深みにはまって低体温症を発症し」と表現しなければならないとのことであった。

川は流れがあり、深みになると水温が一気に下がるため、想像以上に水温が低くなるようである。そのため低体温症になりやすく、動きが鈍くなって溺れてしまうということらしい。

昨日帰りの車中で読んでいた夕刊フジにも、集中豪雨の危険性の一つとして雨に打たれすぎると低体温症になることもあるという記事が掲載されていた。自然災害から身を守るためには“リテラシー”が必要であり、低体温症についての知識もその一つなのだろう。

低体温症といえば、今年の箱根駅伝の事を想い出した。今年の箱根では、山登りの5区で2人の棄権者が出たが、いずれも低体温症とのことである。今年の往路は猛烈な向かい風が吹き、山登りでスピードが鈍っている中で強風を受け続けたために、低体温症になってしまったのだ。

風だけでも低体温症になるのに、雨が加わるとダブルパンチだ。韓国の登山客の悲劇も、風が加わったのかもしれない。

気温はそれほど高くはないのだが、猛烈な蒸し暑さで体中にカビが生えそうな日々が続いている。年齢を重ねるとともに気候の変化に対する耐性がなくなってきていると実感している。運動をして思い切り汗を出すことが特効薬ということは分かっているのだが…

今携わっているプロジェクトの一つに、水の事故にまつわるものがある。この時期になると、海や川での事故が連日のように報道されるが、水の事故の発生件数は減少を続け、水死する人の数も警察庁の統計では02年の2018人から、11年には1656人となっている。昭和50年代には5000人近くの水死者が出ていたことを考えると、大幅に事故が減ったことになる。

同じように事故で亡くなる人が減ったものに、交通事故がある。高度経済成長期には毎年1万人を超える犠牲があり、日清戦争での戦死者とほぼ同じレベルであったため、「交通戦争」という言葉が当時よくニュースで耳にしたものだった。

シートベルトの着用義務、ヘルメットの着用、自転車専用道路の整備などあの手この手の、国を挙げての対応で、ピーク時の70年には1万7千人近くの犠牲者数が、40年後の12年には4千4百人と、1/4にまで減少している。国の取り組みとしては、大きな成果を上げた部類だろう。

水の事故の減少にはどのような対策が取られたのか考えてみたが、とっさには思い浮かばなかった。色々調べてみたが、これといった決め手になるようなものがなく、ようやくたどり着いたのがマリーンレジャーの減少であった。

レジャー白書によると、海水浴をする人の数は80年代から90年代前半までは3千万人を超えていたが、90年代後半から減少に転じ、2010年にはとうとう1480万人にまで落ち込んでしまった。少子高齢化で様々な分野で縮み現象が起きていることの表れかと思ったが、そうでもないらしい。

レジャー白書の人気上位20位から、98年を最後に姿を消しているのである。色々な対策が取られた結果ではなく、海や川で遊ばなくなったための事故の減少であるらしい。汗をかくことを嫌うのは私だけではなく、日本中に広まっているということか。

日本の国土の広さは世界で60位なのだが、領海面積は世界で6番目である。海洋国家なのに。






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