社長のブログです
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スピード社製の水着はかなりの威力で、五輪を控えての調整大会で日本新記録を連発している。「たかが水着」でこれほど差が出るとは衝撃的ではある。
日本のスポーツ用具の中にも、スピード社の水着のように、五輪で選手に圧倒的に支持されている用具がある。バルセロナの時から参戦し、アトランタ、シドニー、アテネと3連覇し、しかも3大会とも金銀銅を独占しているそうだ。 そのメーカーは辻谷工業といい、その製品は砲丸である。砲丸投げに使用される砲丸は、選手個人の持ち物ではなく、主催者が用意したものを使用する。主催者は何種類かの砲丸を用意し、選手がその中から選ぶのだが、有力選手は皆「辻谷砲丸」を選択している。 砲丸の規格は、直径130~150ミリ、重さ7.265~7.285キロと定められている。直径は随分大きな誤差が認められていると感じるのだが、これでもかなり造る側からすると厳しい規格になるという。 「辻谷砲丸」が支持されているのは、旋盤で削った時の独特の挽き目による手触りのよさと、寸分の狂いもない中心と重心の一致による正確性である。中心と重心が一致すると真っ直ぐに飛ぶが、中心と重心に狂いが生じるとカーブ(もしくはシュート)するために、距離にロスが生じてしまう。 砲丸は溶解した鋳鉄を砂型に流し込んで造られるが、成分が一様ではなく、部分的に比重は異なり重心が中心とずれるらしい。これを切削により調整して、中心と重心を一致させるという。これが企業秘密だ。 この話は、岩波ジュニア新書の「道具にヒミツあり」(小関智弘著)という本に出てくる話である。本書は日本の中小企業の匠の技を紹介したもので、ボールペンのボールの話から始まり、携帯電話に使われている要素技術の話など10のテーマで書かれている。 なるほどと思わせる話が一杯あり、これ1冊を熟読すれば酒場談義の3回分くらいのネタがありそうだ。 タクシーの天井についている、提灯が居酒屋の目印とは知らなかった。 PR
今朝は、起きた時から太腿に「ハリ」がある。ひざも少し痛い。その原因は、自転車である。
昨日は、所要で千葉に出かけなければならなかった。千葉市に住んでいて千葉に出かけるというのも妙な言葉であるが、私の住んでいるのは千葉市でも外れの美浜区であり、県庁などの中心街は中央区にある。 亡くなった両親は、生前千葉駅前に買い物に出かけるのを楽しみにしており、よく「千葉に行く」という言葉を使っており、いつの間にか我が家ではこの言葉が定着してしまった。 千葉に出かけるのに、以前は自動車を利用していたのだが、車がなくなった今は、電車かバスを利用するしかない。電車だと、稲毛海岸から一駅の千葉みなとでモノレールに乗り換えるのがルートなのだが、モノレールの運賃が高く、往復720円かかる。 交通機関に乗っている時間が10分ほどで、360円もかかるのは少し理不尽な感じがする。そこで自転車を利用することを試してみることにした。息子たちは、千葉駅前のヨドバシに良く出かけるのだが、交通費節約のためにいつも自転車を利用している。 次男に所要時間を聞いて見ると、25分くらいとのことで、電車利用の場合とほとんど同じである。幸い天気も持ちそうなので、子供の自転車を借りて自転車で出かけることにした。 自転車に乗るのは3年振りである。いざ走り出してみると、足が重く感じられ、中々前に進まない。500mほど走ったところで、引き返したくなったほどである。当然のように、他の自転車にスイスイ追い抜かれる。情けないのは、日傘をさしながらペダルをこいている、ママチャリに追い抜かれたことである。 そんなこんなで、7Kmほどの工程を45分かけてようやく辿り着いたのである。息子に聞いていた時間の2倍近くかかったことになる。自転車を置いて歩き出すと、太腿が震える感じがして運動不足のツケを思い知らされた。 何とか往復したのだが、危機感をヒシヒシ感じ、今朝は起きるなり散歩をサイクリングに切り替え、4Kmほど走ったのである。 自転車は、足腰を鍛えるだけでなく、ハンドルを握ることで上半身のトレーニングにもなる。もちろんエアロビクスの効果もそれに加わる。今朝から、ルーティンのメニューに加えることにした次第だ。 目標があったほうが良いので、秋のお彼岸の墓参りを自転車で出かけることを目標にする。片道25Kmほどあり、交通費が往復1460円かかる。昨日のペースでは片道3時間になり、「遭難」しかねない。トレーニングするしかないのである。今から3ヶ月以上先のことであり、何とかなると思うのだが…
厚生労働省の「人口動態統計」の2007年度の結果が公表された。これによると、合計特殊出生率は僅かに上昇したが、出生数は減少となっている。これは出産年齢人口が減少しているためである。
年齢別の増減を見ると、高齢出産の割合が増えているようで、30代後半では1.5万人、40代前半でも0.3万人増えているのに対して、20代前半では0.3万人、20代後半では1万人出生数が減っている。 晩婚化→高齢出産というのが、パターン化しているようである。私も結婚したのが33歳と遅く、末っ子が生まれたのは41歳の時であり、現在の状況の先駆けだったのだろうか。 私の体験から言うと、子供の幼稚園の運動会が辛かったことが記憶に残っている。30歳代の父兄に混じって、40歳代のオヤジが園庭を駆け回るのは、年の差を痛切に感じさせられたものだった。 現在では、幼稚園の運動会も風景が変わり、40歳代が主流だから、悲哀を味わう人も少なくなっているのだろう。 死亡数が出生数を上回り、2005年に続いて2度目の人口減少である。自然減は1万9千人なのだが、死因を見ると自殺が6番目に多い理由となっており、3万1千人になっているという。 差し引きすると、自殺による死亡がなければ、人口は増えていた勘定になる。自殺問題について、真面目に取り組む必要があるのではないか。 プロ野球の交流戦は、前半が終了した。ホーム開催が多かったためか、パリーグが11の勝ち越しである。3位のチームが勝率5割に満たないリーグと、4位のチームが勝率5割を超えるリーグになってしまっている。後半戦でこの差は縮まるのだろうか。
8時の気温が18度、昨日の最高気温をもう上回っているが、スカッとした天気ではなく、今週一杯は梅雨空が続きそうである。
ファリダットという名前の馬がいる。母親はビリーブという名前で、短距離のG1レースを2勝した女傑で、現役を引退した直後に渡米し、キングマンボという優秀な種牡馬をつけて生まれたのがファリダットである。 血統の良さでいつも人気を集めており、そこそこの成績を収めているのだが、今春のG1レースではいいところがなかった。母親も5歳になってから活躍した奥手であり、ファリダットも今年の秋以降ブレークする可能性は秘めている。 この馬の名前の意味がよくわからなかったのだが、アラビア語で宝石という意味であるらしい。競走馬のネーミングは、馬主の特権であるが、メイショウ○○やアドマイヤ○○など、冠名を付けている馬が多く、紛らわしい上に英語標記すると意味不明の名前が多い。 その点でこの馬のオーナーは、ディープインパクトのオーナーと同様にネーミングにセンスがあり、母親のビリーブもそうだが、皐月賞を勝ったノーリーズン、天皇賞を買ったヘブンリーロマンスなど響の良い名前が多く、英語標記でも違和感はない。 ファリダットはアラビア語で命名されているが、日本の馬でアラビア語の馬ははじめてではないだろうか。現在競馬の世界で最高峰にあるのは、ドバイで開催されるワールドカップディのレースである。これを意識したものだとしたら、このオーナーの野望はたいしたものである。 NHKのラジオ深夜便という番組を寝る前にたまに聞くことがある。11時20分から翌朝の5時まで放送されており、釣りに出かける時はいつも聞いていたのだが、年寄り向けの番組というイメージが強かった。 11時台に放送されるプログラムに、ナイトエッセィという番組がある。専門家が特定のテーマについて10分くらい、1週間語るものだが教養モノが多かった。ところが、今週のナイトエッセィはトレンドについて専門家が語るもので、マーケティングがテーマなので興味をそそられた。 昨夜の放送で、これからの流行として語られていたのが、「環境」と「中東」であった。環境がおしゃれにも影響をもたらすのはわかるのだが、中東は今一ピンと来なかった。 しかし、既にモカシンなど中東のデザインの履物が流行りだしているらしい。今までは、ミラノ発、パリ発、ニューヨーク発など欧米がファッション界をリードしていたのだが、これからはドバイ発がもう1枚加わるのだろう。 スポーツの世界でも中東の実力向上が侮れない。一度ドバイに行ってみたいものだ。 洞爺湖サミットで使用する電力は、「グリーン電力証書」を使用して賄うことになった。この証書を購入すると、自然エネルギーを使用したとみなすことができる制度になっている。 太陽光や風力などの自然エネルギーによる発電は、既存の発電システムよりもコストが高く普及が進まないのを補うために、新しく生まれたシステムである。 「みなすことができる」という制度は、どこかの神社でやっている「この日に参拝すると○○回分参拝したことになる」というご利益と同じような感じがして、いかがわしい臭いが漂っている。 電力の自由化に伴い参入した民間の電力供給のかなりの部分は、石炭による火力発電だという。石炭は石油などに比べて発電コストは安いのだが、二酸化炭素の排出量が多く環境面からは逆行を促進していることになる。市場原理に何の手も加えなければコスト面だけの優位性で安きに流れるのは当然のことである。 価格の力により、消費者の価値体系を一変させることができなければ、環境問題に対処できないのではないだろうか。反対論者は、経済成長と競争力を損なうことを声高に叫び、アメリカ政府が金になるバイオエタノール以外は、環境問題に後ろ向きなのはそのためなのだろう。 利便性が大きく損なわれることになることも言われるが、消費者は利便性をそれほど重視しているのだろうか。TASPOの本格的導入に伴い、自動販売機によるタバコの売上は激減することが予想される。自動販売機という利便性の塊を放棄したとしてもよいというのが、消費者の判断である。 安部内閣の目玉施策の一つであったイノベーション25の報告書をみると、2025年の世界には、こういうことが出来るようになったという利便性向上施策ばかりが並んでおり、違和感を覚えたことがある。 和の文化を尊びスローライフを満喫するという、利便性とは対極にあるものが、これからの高齢化社会の主流になると思うのがどうだろうか… |
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