社長のブログです
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ガソリン価格が今月になってついに、1リットル180円台に突入した。原油市場の動向を見ると、1リットル200円になるのは避けられないであろう。
ラジオの交通情報を聞いていると、「交通量は少なめです」というアナウンスがこのところ目立っている。交通渋滞はほんの僅かな通行量の増加が、玉突きになって大きな渋滞に結びつくものであり、数%の増減が影響しているものと思われる。 首都高の19年度の決算報告書によると、乗用車は0.1%の減、トラックが1.3%増えているために合計では18年と変わらないとしている。 おそらく、今年度このままガソリンの上昇傾向が続くと、通行量の減少が現れるのではないだろうか。スーパーや百貨店の売上は、毎月公表されており、景気判断の一つの指標となっている(もっともこの数年対前年同月比ダウンが続いているのだが)。高速道路の通行量も景気判断指標の一つであり、毎月公表すべきだと思うのだがどうだろうか。 自動車の普及が生活様式の変化に大きな影響を与えた。特に一家に一台から、一人に一台の時代になって(地方都市の話だが)、個人主義的な色彩がより強くなったように思う。 それが、一家に一台へと逆戻りしたり、公共交通機関への依存が強くなると、行動様式にまた変化をもたらすのではないだろうか。 ガソリン高騰で儲かるのは元売会社だけではないはずで、ビジネスチャンスがゴロゴロありそうな気がする。目の付け所の勝負だ。 PR
今日からTASPOがなければ、首都圏でも自動販売機でタバコが買えなくなった。発行元のたばこ協会によると、6月24日現在での発行数は、喫煙者の24%程度にしかならないとのことである。
TASPOを取得するに際して、申請費は無料であるが、顔写真と身分証明書を添付して申請する必要がある。写真や免許証のコピーなどで若干の経費が発生し、手続が面倒なことが普及率の停滞につながっていると見られる。 駅の売店やコンビニなど、店頭でタバコを買える店が一杯あり、自動販売機で買えなくてもあまり不自由を感じないこともその理由だろう。コンビニにとっては思わぬ神風になるのではないだろうか。 コンビニの客単価は1000円を超えることはないので、1箱300円のタバコの販売は客単価アップに大きく貢献するだろうし、タバコを買うついでに(その逆もあるのだが)何かを買うという、効果も見込める。短期的には、コンビニの業績アップにつながると思う。 ダメージが大きいのはタバコ専門店である。タバコ専門店の多くは、自動販売機での販売に依存しているところが多い。私の親戚の店は、元々ガスやガス器具販売がメインであったのだが、店頭のガス器具を撤去し、タバコを陳列するようになって、タバコの売上が本業のガス関連の売上を追い越してしまった。 お風呂や湯沸し、流し台などを陳列していた所が、タバコに置き換わったので、相当にインパクトがある。しかし、それでも売上の7割以上は自動販売機によるものであり、店頭はタバコのショールーム的役割とタバコの愛好家とのコミュニケーションの場である。 店頭で会話を交わす客には、インスタントカメラで写真を撮り、その場で免許証をコピーするなどして、TASPO申請の面倒や若干の経費をサービスすることで普及を図っている。 しかし、自動販売機だけの利用で店頭に姿を見せない顧客には、「囲い込み」のための作戦が実施できず、自動販売機の売上が低下しているそうである。 タバコ専門店は、珍しいタバコを豊富に品揃えをし、懸命にタバコの普及を図ろうとしている。そんな専門店が苦境に陥り、コンビニが濡れ手に粟となるのは納得できないものがある。 外国のマイナーなブランドの商品はタバコ専門店が主戦場であり、品揃えに制約があるコンビニではナショナルブランド中心の品揃えになる。マイナーブランドにとっては打撃だ。 外国タバコにシェアを食われているJTにとっては追い風になるのだろう。JTの株は買いか? もう一日、陸上の話を。昨日のブログで中距離レースの面白さについて書いたのだが、男子1500Mの決勝で思わぬハプニングが起こった。
今日は朝から雨で、梅雨真っ盛りだ。フィリピンで大きな被害をもたらした台風6号が、ただの低気圧にかわり大陸から梅雨前線を伝わってやってきたものだそうだ。いわくありの低気圧で、ただの低気圧であっても威力が違い、西日本ではかなりの降雨量になっている。
陸上の日本選手権は、目玉選手を金曜にずらりと並べたせいか、昨日は低調な1日であり、今日もマスコミの注目を集めるのは男女の100Mくらいしかない。それもこの雨では、好記録は出そうもなく、見出しになるようなレースにはならないだろう。 陸連のホームページでスタートリストを見ると、男女の1500Mが放映時間に行われる。昨日も男女の800Mが放映されたのだが、観ていて面白いレースだった。ヨーロッパでは陸上の試合が興行としても成立しているが、その中でも中距離は人気No.1である。 ロンドンがオリンピックの誘致に成功した要因のひとつは、セバスチャン・コーが招致委員長として活躍したことが上げられている。コーはボイコットの応酬となったモスクワ、ロスのオリンピックで1500Mで金メダル、800Mで銀メダルを獲得した中距離の英雄である。 中距離のチャンピオンがそれだけ国際的には重みがあるということの証明である。日本では今ひとつ人気がないのは、国際的に通用する選手がこれまで登場することがなかったためであるのだが、観るスポーツとしては面白いレースであるのに変わりはない。 5000Mや10000Mの長距離レースはテレビ中継ではずっと追いかけることができず、レースの動きを見逃すことがあるのだが、中距離は4分以内に終わるため、「見逃し」は発生しないので駆け引きを楽しめる。 好記録がでるかどうかは、途中のペース次第のところがあり、ラスト勝負の駆け引きでなく、ハイペースで後続を振り切るというレースを期待したいのがどうだろうか。
一昨日から、北京五輪の出場選考を兼ねた、陸上の日本選手権が開催されている。陸上の日本選手権は毎年会場が変わり、今年は川崎の等々力競技場での開催になっている。Jリーグの川崎フロンターレのホームスタジアムでもあり、ナイター設備も整っている。
通常陸上の試合は日中に行われることが多いが、この2日間は平日でもありナイター開催で、昨晩はNHKでも放映された。特に、昨日は室伏のハンマー投げ、為末の400Mハードル、末続の200M、イケクミの幅跳び、福士の1万とスター揃いで、陸上競技フアンの関心が高い1日であった。 水泳の日本選手権が、NHKの放映にあわせて1週間のロングランで、ゴールデンアワーに実施されたことに刺激されてのことかもしれない。とにかく昨晩は目玉選手の勢揃いになった。 結果は室伏と為末は優勝したが、他のスター選手はいずれも3位にとどまり、代表確定にはいたらなかった。オリンピックイヤーともなると、有力選手は春先から好記録を連発してその勢いで最終選考に望むものだが、今年は春シーズンの出だしが今一つで、そのまま昨日の結果になったようだ。 テレビ中継を優先したためか、日程のしわ寄せを食った競技があり、女子の1500Mと5000Mなどはその典型である。決勝は両方とも最終日に行われ、しかも1時間チョッとしか時間差がない。 小林選手は1500Mの日本記録を持つと同時に、5000Mでも今年標準記録を突破しており、両種目で五輪出場の可能性があったのだが、どちらか1種目に限定せざるを得ず、割を食った格好である。 昨日のレースでは、女子1万メートルが面白く、ラスト5周の駆け引きに堪能させられた。私がご贔屓のママさんランナー赤羽は惜しくも2位であったが、ほぼ代表の座は確定したと言ってよいであろう。 このレースは1周75秒と、日本の女子選手にとってはハイペースで推移し、地力に優る3選手が終盤デットヒートを繰り広げ、好記録のレースになった。本番でこのタイムで走れれば上位入賞は可能である。しかし、大舞台ではこのようなイーブンペースで推移することは稀で、緩急が何度も繰り返される。そうなると疲労度は段違いで、昨夜のような記録は望めないと思う。 赤羽選手のランニングフォームを見ていると、ギヤの切り替えがあまり得意そうではない。北京の後はぜひマラソンに挑戦してもらいたいのだが。 |
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