忍者ブログ
[23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2020年は、東京に決まった。経済成長の鈍化とともに、国際社会でのプレゼンスは低下し、失われた20年から脱出する糸口も見えず、閉塞感に覆われていた日本にとって、新たな活力が生み出されるきっかけになるような気がする。喜ばしいことである。

NHKでは10時から朝までぶっ通しでその模様を中継するということだったのだが、今日は午後からミーティングが入っていたので全部観ることはできないので、どのように対処するかというのが思案どころだった。当落の結果そのものよりも、どのようなプレゼンをするのかの方に興味があったので、10時からのプレゼンを観てから「果報は寝て待て」の格言に従うつもりだった。

しかし、昨夜はふだんより早く9時前に居眠りをしてしまい、気がついたのは夜中の3時前で、肝心のプレゼンは見逃してしまい、結局寝て待つはずだった投票の模様を観る羽目になってしまった。

一回目の投票で、過半数をとることはできなかったものの、マドリードとイスタンブールが同数と発表されたので、その時点で一位通過ということはわかった。一回目で最下位になると、ダメージが大きく、日本中がうつ状態になる危険性もあったので、取りあえずうつ病の心配はこの時点で飛んで行った。

コンクラーベ方式での決選投票では、逆転劇が起こることがよくあり、「ヨーロッパとアジアのかけ橋」という開催理念が受けそうなイスタンブールが勝ち残ったので嫌な感じがしたのだが、60:36という大差で招致が決定した。

デフレの要因の一つは消費者の気分の問題があると思う。先行きの不透明さが消費を縮ませていたと思うのだが、7年先に大きな目標ができたことで、いくらか先行きに対する不安は払しょくされるのではないだろうか。アベノミクスの何倍もの効果がありそうだ。

喜ばしいことだが、安倍長期政権になりそうなのが少し気がかりだ。2020年まで首相の座に居座られたりしたら…

PR
ようやく秋の到来を迎えたようで、エアコンのお世話になることなく就寝することができるようになった。来週の火曜日から再来週の火曜日までフィリピンに出かけることになっている。17日に帰国して翌日の18日には大阪、20日には青森へ出かけるというタイトなスケジュールになっている。

大阪は日帰りにするつもりなのだが、夕方の仕事なので宿泊をしなければならないかもしれない。そうなると21日まで出ずっぱりになりそうで、ブログの更新がかなり滞ることになる。今年の大晦日か、来年の元旦に2000回目の更新をするという目標の達成がかなり厳しくなりそうだ。

ハードスケジュールに老体が耐えられるかどうかは、気候条件と食べ物にかかっていると思う。2年前に中国の南京と広州に出かけた時は、暑さにかなりのダメージを受けてしまった。夜の9時にホテルの前のビルの温度表示を観ると、39度が掲示されているほどの暑さで、ベルトとズボンをだめにしてしまった。

暑さのせいで、革の成分が溶け出し、ズボンに付着してしまったためで、ズボンについたベルトの跡はクリーニングしてもどうにもならず、ベルトもべたつきがいくら乾燥させてもとれなくなってしまった。救いは、「食は広州にあり」という格言通りだったため、元気に過ごすことができた。

フィリピンではマニラと北部にあるバギオで3日ずつ滞在する予定になっている。ネットで天気予報を調べてみると、マニラは滞在中ずっと雨の予報になっており、気温は32度前後になっている。気温はそれほどでもないが、湿度が80%以上ということで、ジメジメムシムシを覚悟しなければならない。

バギオは、マニラからバスで5時間ほど離れた場所で、植民地時代に夏場に行政機関が一時おかれたとのこと。行政機関の避暑地というのは初耳だが、気候は恵まれているということなのだろう。最高気温が26度を超えることはないという嬉しい情報も見つけた。

マニラの3日だけを辛抱できれば、気候によるダメージはあまりなさそうだ。問題は食べ物だが、フィリピン料理には全くなじみがなく、どんな食事になるのか全く想像がつかない。

昨年タイに行った時は、それほど苦にはならなかった。中華料理の影響を受けた料理が多かったためだが、フィリピンにも中華の香りが少しでもあればよいのだが。



昨日はダルビッシュが乱調で、6回でノックアウトされた。奪三振は伸ばしているものの、勝ち星のペースが落ち込み、去年の勝ち星16勝に届くかどうか微妙になってきた。最近の登板で気になるのは、ホームランを打たれるのが目立つことだ。昨日の試合でも3本打たれたが、その前の登板では打たれたヒット2本がいずれもホームランで、3点をとられての敗戦投手である。

テレビを観ての感想としては、研究されているということだ。最近打たれたホームランは左バッターにやられており、昨日の試合ではアスレチックスは左バッターをずらりと並べ、ホームラン攻勢で仕留められてしまった。メジャーの試合では、データを重視し、極端な守備シフトを敷くのが最近目立つようになっているように思う。

日本のプロ野球では、一昔前の王シフトが有名だが、偉大なる王が引退してからは久しくお目にかかることはない。メジャーでは去年くらいから目立ち始め、今年になってからは毎試合のように○○シフトが見られるようになっている。

今放映されている試合でも、ヤンキースのソリアーノの打席では左よりの守備位置になっている。守備位置でもこれだけデータを活用しているのだから、投手に対するデータも充実しているのだろう。黒田や岩隈もダルビッシュと同じように最近勝ちあぐねているが、研究されて対処法が生み出されたのかもしれない。

メジャーの野球というと豪快だが大味なゲームが多いような印象を持ちがちだが、一方ではデータを研究し尽くし、相手を攻略するという緻密な面を持ち合わせているということか。

NHKの解説に今年から田口が加わっていたが、面白い話をしていた。試合の最中でも、打ち取られたバッターが、ベンチの裏にあるモニター室で相手の配給を観ることがよくあるとのことであった。相手の攻め方を参考に次の打席に入るためである。

日本では、ベンチ裏にモニターを置くことが禁止されているとのことである。一時話題になった“サイン盗み”への対策であらぬ疑いをかけられないようにというルールなのだろう。情報というものに対する日米の考え方の違いがあらわれているような出来事だ。スノーデン容疑者が暴露した盗聴問題が起こった事情も何となくわかる気がする。

情報収集の大家といえば、イギリスのブックメーカーもそのひとつである。間違えた賭け率を提示すると大損することになるので、情報収集力は死活問題になりかねない。なんでも賭けごとの対象になるが、オリンピックの開催都市では、東京は1.6倍、マドリードは3倍、イスタンブールは4倍のオッズということになっている。

嬉しい数字なのだが、過去2回はいずれも一番人気になった都市は敗退しているそうである。気になるオッズだ。

眼の調子が悪く、一時読書量がめっきり減ったが、飛蚊症という診断を受けてからはすっかり元のペースに戻り、週に1冊以上は読んでいるように思う。悪い病気を覚悟したのだが、誰にでも起こりうる症状と聞いて、今も左目の中で蚊がブンブン飛び回っているのだが、あまり気にしなくなっている。現金なものだ。

昔は小説を読むことが多かったのだが、最近では新書を読むことの方が圧倒的に多くなっている。昨日まで読んでいたのは、「本当は誤解だらけの“日本近現代史”」(ソフトバンク新書 八幡和郎著)であり、読み始めたのは「生物と無生物の間」(講談社現代新書 福岡伸一著)という具合に、特定のジャンルではなく、手当たり次第に興味のあるものを読むという乱読ぶりである。

そんな中で、少し前に久しぶりに読んだ小説が「法服の王国」(産経新聞出版 黒木亮著)である。新書よりもサイズの大きいB5判で、上下2巻のボリュームであるが、1週間ほどで読み終えた。

一般人にはなじみのない裁判官の世界を描いたもので、裁判官はカバンを持たずに風呂敷包みを持つ理由など裏話が分かったり、昭和30年代の初めから現在までの司法の世界に起こった出来事の実情がよくわかる内容になっている。青法協問題、長沼ナイキ訴訟や伊方原発訴訟など、名前は聞いたことはあるが、内容にはほとんど関心がなかった事例の裏側がよくわかり、歴代の最高裁長官や政治家が実名で登場することもあり、興味深く読めた。

この小説では、政治権力に司法が翻弄され、圧力を加えられてゆがめられる場面が再三出てくるので、軽い憤りを感じていたのだが、選挙制度に関する違憲判決が最近では度々起きているので、政治に対するささやかな司法の反撃ではないかと思うようになった。

そんな中で、婚外子裁判にどのような判決が出るのか注目していた。115年前に民法で規定された婚外子の相続差別は、“妾の子”に対する警鐘のようなものであったと思う。しかし社会が移り変わり、妾の子の存在が希薄になった現在では、時代にそぐわないものであるので、違憲判決は当然の結果だと思う。

法律の改正は立法府が担うものであり、違憲判決が出るというのは政治家の怠慢以外の何物でもないと思う。違憲判決というのは司法が政治権力へのささやかな抵抗の武器であり、権力の暴走を抑えるバランサーの役割を果たしているものだと思う。

よりどころとなる憲法を、コロコロ変えることのできる改憲規定の緩和などはもっての外だと思うのだが。

明け方にピカピカゴロゴロと雷が鳴り、しばらく停電もした。この数日、日本中で天候不順が続いているのに、南関東だけ晴れマークがついていたが、どうやらこれで仲間入りできるようだ。

今週末には、2020年のオリンピック開催都市が決まるのだが、気のせいか今一つ盛り上がりに欠けるような気がする。有利な情勢ならメディアの報道ぶりにも勢いが感じられるものだが、混とんとしていて先が読めない状況では、控え目な報道にならざるを得ないのだろう。

オリンピックの開催都市を決定する委員の数は、現在111人いるが、立候補国には投票権がないことや、欠席メンバーもいるので100人程度の投票で決定されることになる。111人のうち、ヨーロッパが47人と4割を占めて多く、アジアはその半分の24人である。

しかも、アジアの内中国が3人、韓国が2人、北朝鮮が1人と多くを占めており、このところのぎくしゃくした関係からは、支持を得られるかどうかはわからない。

スペインが、オリンピック選手でもあった皇太子が招致活動に参戦したことにより、急速に支持を伸ばしていると報じられているのだが、私には今一つインパクトに欠けるように思えてならない。(オリンピック委員が3人もいるということは脅威だが)

それよりもイスタンブールの、イスラム圏で初めての開催ということや、「アジアとヨーロッパのかけ橋」ということの方が、オリンピックを開催するというメッセージ性が強いように思う。強敵はイスタンブールだろう。

東京が勝つためには、最初の投票で過半数を獲得することが必要で、仮に1位で決選投票に残っても、4割程度の支持ならば決選投票でヨーロッパの票が流れるであろう、イスタンブールに逆転されてしまうのではないだろうか。

東京の招致が決まれば喜ばしいことだが、悲観的な見方しかできないのは、国全体の勢いが衰えていることに加えて、いつまでたっても収束の見通しが立たない原発の問題もあるからだ。汚染水問題は、スペインの財政危機や、トルコの治安問題以上に国際的には大きなマイナスイメージを与えていると思う。

決戦投票にも残れないことになったら、自信喪失で日本中がうつ状態になるのではないだろうか。消費税の増税も見送らざるを得ないだろう。最悪の事ばかり考えてしまう、オリンピック招致活動だ。



忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[11/14 NONAME]
[06/09 元沖縄通♪]
[04/28 元沖縄通♪]
[03/22 ドン・カルチョ]
[03/21 佐野]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析