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金曜日が少し寒かった以外は、このところ初夏の陽気が続いている。気温が高めに推移することにより、外出する機会が多くなり、景気回復に多少の効果はあると思う。気温が1度上がるとビール消費量が…という関係は、ビールだけでなく消費行動全般にわたると思うのだがどうだろうか。とはいえ、貧乏生活が続く私は散歩以外で外出することはなく、じっと耐えているだけなのだが。

今日は皐月賞がある。天気がよいので中山競馬場へ出かけたいのだが、上述の理由によりテレビ観戦しかできないのが残念である。

その皐月賞で前日発売の単勝オッズが1.8倍の圧倒的1番人気になっているのは、ロジユニバースという馬である。これまで4戦全勝で重賞レースを3つも勝っているのだから人気になるのも当然である。

ロジという言葉は、ロジスティクスの省略した言葉として用いられることが多く、調べてみるとこの馬のオーナーは山梨県の物流会社の社長であるようだ。

話題の馬のオーナーということで最近スポーツ紙によく取り上げられるが、なんと初めて持った馬が皐月賞の本命馬であるらしい。このご時世に馬主になる人が居ることも驚きだが、個人金融資産が1400兆円あるそうだから、それが姿を見せたということかもしれない。

私も30年ほど前に一口馬主になったことがあるが、2着に1度なったことがあるだけで、一つも勝てずに引退してしまった。毎年4000頭がデビューして、そのうち勝利を治めるのは1500頭程度であり、半数以上は未勝利のまま姿を消すことになる。このオーナーは5頭を初年度に所有し、そのうちの1頭はデビューがかなわなかったが、3頭が勝ち上がり7勝しているという。

強運のオーナーといえば、ディープインパクトのオーナーが思い浮かぶ。この人の場合は、馬主になった年に購入した馬の中からG1を2勝する馬が出たのをはじめ、ダービーを2回勝ち、ジャパンカップダートを3勝するなど、有力馬を次々送り出し、競争生活を引退した後で種牡馬としても活躍する馬を輩出しており、競馬で儲けることができる稀有な存在である。

ここまでになると強運だけでは片付けられず、仔馬を見てその可能性を見出すという飛び切りの相馬眼の持ち主ということに敬意を払わなくてはならない。

ロジユニバースのオーナーがディープのオーナーに続く存在になりそうかは今日のレースでわかると思う。個人金融資産1400兆円の活用が言われているが、強運のオーナーの出現はその呼び水になるかもしれず、勝利を願いたいものだがどうだろうか。

私の予想では、ベストメンバーかナカヤマフェスタが穴を出すと思うのだが…

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土曜日の日経に付録で付いてくる、「日経プラス1」は肩が凝らない記事が多く、休日の暇つぶしにもってこいの内容で読む事が多い。今朝の「何でもランキング」では間違えやすい敬語が取り上げられていた。

街頭で間違えやすいビジネス上の敬語を25問並べ調査した結果のランキングである。100人の20~50歳台のビジネスパーソンでもっとも誤りが多かったのは、商談で資料を示して「ご拝読いただきありがとうございます」で67人が誤った回答となった。

以下、社外からの電話に「○○は本日お休みをいただいております」61人、来客に「○○様でございますね」58人、商談で「コーヒーと紅茶どちらにいたしますか」54人、目上の人に贈り物を託して「お子様に差し上げてください」51人がベスト5となっている。半数以上の人が誤った回答をしている言葉である。
 
いずれも誤った使い方なのだが、ご拝読…以外の4つについては、ぱっと見た途端の違和感はなかった。じっくり考えるとおかしいことに気が付くのだろうが、咄嗟にはおかしさを感じない用法である。なぜなら、電話をかけたときや、企業を訪問した時に普段耳にする言葉であるからだ。

敬語は相手との関係で、尊敬語、謙譲語、丁寧語を使い分けるのだが、咄嗟に用いなければならないためついついごっちゃになってしまっているのである。自分一人だけ誤用しているのならともかく、皆で誤用しそれが日常的に耳に入ってしまうため誤りが定着してしまっているのだと思う。敬語検定を受けなければいけない。

記事によると、最高点は25問中24問正解の、電機会社受付の女性だそうである。敬語のプロは受付ということか。「文学部で専門に学んだのに全問正解できず悔しい」というコメントにプロ意識を感じた。

プラスワンの1面では、副収入についてのアンケート調査結果が掲載されている。調査会社のモニターに対してインターネットを使った調査である。

調査結果では副収入があると答えた人が916人あり、そのうち563人が「ネットのアンケート調査や懸賞」と回答している。こちらはいい加減なアンケートの代表的なケースであり、真面目に読む気が起こらない記事である。

今朝の日経に気になる記事が一つあった。「公明党の太田代表が15日午後に麻生首相を首相官邸に極秘裏に訪ね、解散・総選挙を巡って協議していたことが、16日分かった」という2面トップの記事である。この記事を見ていくつもの疑問が沸いた。

極秘裏にという言葉が気になったので、15日の「首相官邸」という動静記録をチェックしてみたのだが、どこにもその記載が見あたらない。

首相の動静記事は、何時頃から広報されるようになったのかは知らないが、四六時中記者に張り付かれることを嫌って発表されるようになったのだと思う。

細かな動静も漏れなく発表しているようで、今朝の紙面をみても「21時3分 緒方貞子国際協力機構理事長と立ち話」という数分の動静も伝えているのである。

にもかかわらず、太田代表との会談が発表から漏れているのである。公明党代表との会談を秘匿しなければならない理由があるのだろうか、疑問の一つである。

次の疑問は、記事によると、「首相官邸」で会談したことになっている。官邸には多くの記者が張り付いているはずであり、そんな場所で「極秘会談」というのがあり得るのかという疑問である。秘密の入り口があるのだろうか。

さらに疑問なのは、翌日には「極秘会談」が行われたことが明らかになっていることである。関係者の誰かがリークしたことになる。当然何らかの意図があってのリークであり、この記事を読むときに注意を払う必要がある。この記事を読むとどうやら公明党の関係者からのリークの臭いが感じられるのだが…

「極秘会談」の発生について、記者クラブは抗議しないのだろうか。首相としての「公人」の行動については、情報公開の義務があると思う。なぜ秘匿されたのかを追及するのが、公権力の監視役でもあるメディアの責任でもあると思う。

そう思いながら、16日の「首相官邸」で動静を見ると、パキスタン大統領との首相夕食会の後、緒方さんとの立ち話をし、21時9分ANAインターコンチネンタルホテル東京着、となっている。いつもの記事ならBARの名前や同行者が記載されているのだが、昨日のケースでは何も示されていない。

22時49分に公邸着となっており、また極秘会談でも行われたのだろうか。この問題を考えると、きりがなさそうだ。
今日はこのブログで取り上げたいニュースが多い日だ。報道側の問題が3つもある。一つは鑑定記録が秘密漏示罪に問われた事件(これは著者の問題だと思う)、週刊新潮の誤報問題(連載の1回目は読んだがインチキ臭く、2回目以降は読まなかった)、もう一つ週刊新潮の為末選手への損害賠償問題(多くの人は電車の中吊り広告しか見ない)で、報道といっても出版社の問題でもある。

さらに漢検の理事長辞任問題(天下りのいない公益法人は「監督官庁」から徹底したイジメにあう)、松坂の故障者リスト入り(WBCの後遺症で岩隈も同じ症状になっていると思う)などである。

2本くらいアップしたいところだが、今朝はサーバーのメンテナンスのため8時までブログを書くことができなかったので、“厳選”して一つの話題を取り上げる。

育休法改正案についてである。今朝の日経によると、厚労省は子育て支援の一環として、3歳未満の子供を持つ親の残業を免除したり、育児休業を取った社員を解雇した企業の罰則を強化するという内容になっている。

少子化対策は政治の重要課題だが、育児休業制度による効果には少し疑問がある。少子化の背景には高学歴化やサービス職の拡大(製造業のスタッフ部門もサービス職である)があり、女性の活躍する場面が飛躍的に増えたことがあると思う。

事務処理など作業が中心の場合では代わりがきくが、専門性が強い職種となると簡単ではないと思う。むしろ仕事も子育ても両方が成立するような施策も考えるべきではないだろうか。

例えば、保育所の終了時間と親が帰宅するまでの間に一時預かりをしてくれるサービスがあるが、ボランティア的活動で組織だった活動としてはやや弱く、この活動をサポートする施策が考えられる。

地域の元気な高齢者の活躍の場を作ることにもなり、「地域で子育て」するというコンセプトにも合致すると思う。

人口減少社会において女性は貴重な労働戦力である。残業免除も結構だが、これの恩恵を受けられない人もおり、あの手この手の対策を一杯考えるべきではないだろうか。

ところで、少子化担当大臣がいたように思うのだが、何をしているのだろうか?

痴漢事件で、一審、二審の有罪判決が最高裁で逆転判決が出た。最高裁は法解釈を主として行い、実際の事件に判断をすることは極めて珍しく、異例の判決といえそうだ。

痴漢事件は、空いている電車ならば目撃情報もあるのだろうが、満員電車では目撃も難しく、被害者の申告による状況証拠しかなく、極めて難しい事件だ。しかも、被害者の認識という曖昧なものも存在する。

恐ろしいのは、一端犯人に仕立て上げられると、それを覆すのは最高裁も指摘しているように極めて困難なことだ。やっていないことを証明するような証拠は出しようもないので、男としては自衛するしかない。

満員電車には乗らないことがまず最初だが、京葉線は比較的空いていたが、現在主に利用する東西線の混雑は半端ではなく、仕方なく両手で吊革を握るようにしている。遠くからでも手を伸ばすようにしているが、かなり苦しい態勢になる。

最高裁は合議制で決められ、2人の裁判官は有罪の判断をしたが、多数決で無罪となった。それほど微妙な問題であると思う。「疑わしきは被告の利益」という推定無罪は、痴漢事件の特殊性から考えてみるとあてはまらないのだろう。

男にとっても恐ろしい事件だ。



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