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今朝は3時過ぎに眼が覚めてしまい、ラジオを聴いていたら5時過ぎのニュースの時間に突然緊急地震警報が流れ出した。静岡県や神奈川、山梨が対象とのことであった。数秒後、揺れが始まり震度2か3程度の揺れがあった。

一昨日にも、マグニチュード6.9の地震があったばかりだが、そのときには地震警報が流されることはなかった。今回とは地震の性質が違うのだろう。

揺れが始まるまでほんの数秒しか違わないのだが、心の準備が出来ることがよくわかり、緊急地震警報の有効性が実感できた。東海沖地震が懸念されている地域であり、地震研究の成果ということができる。

社会人になったばかりの頃、住んでいたアパートの1階に大家がおり、そこでキジを飼っていた。ある時、突然そのキジが鳴きだし、数秒後に地震の揺れが来たことを思い出した。動物の予知能力と同じレベルである。

静岡県は震度6弱であるが、今のところ大きな被害は出ていないようだ。台風も接近しておりダブルパンチを受けるのだろうか。
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昨日はゲリラ豪雨が頻発した。ピンポイントで集中豪雨となり、冠水被害が続出し、タクシーに閉じ込められたり、スーパーの地下店舗に水が入り、流されたテーブルに当たってけが人が出たらしい。

小学生が用水路で流されて行方不明になったというニュースもある。幅47cm深さ40センチの用水路である。普段その用水路を見慣れている人にとっては、いくら小さな小学生といっても流されるとは信じられないだろう。

ごく狭い範囲での集中豪雨はこの数年、夏になるとどこかで発生している。地球温暖化の問題ではなく、コンクリートで固めたことによるヒートアイランド現象によるものだろう。日本近海で、温帯性低気圧が台風に変わった。台風が日本に近づいて温帯性低気圧に変わったというのはよく耳にするが、その反対の現象は記憶にない。気象に関する常識は変える必要がある。

私の場合、天気予報を新聞で見ることはほとんどなく、圧倒的にラジオが多い。新聞の天気予報は出張に出かける際に、ラジオで聞き逃した時に見る程度である。ラジオは解説が細かいので、状況判断がしやすいためである。

ラジオの天気予報で問題が一つある。一つの県をいくつかに区切って説明され、西部や南部などはわかるのだが、呼称を使われるとなじみのない人間にとってはさっぱりわからないことである。

茨城県の“ろっこう地域”という表現がされる。最初のろくという文字はおそらく鹿島の鹿だと思う。しかしこうはどこだかよくわからない。漠然と鹿島灘付近を思い描くだけだ。関東甲信越がNHKの場合の、地方のテリトリーになっているが、長野県の“だいほく地域”と言われてもさっぱりわからない。

エリアマーケティングの仕事に携わったので、地域呼称にはある程度精通しているつもりだったが、経済圏として捉えたものであり、気象的にはくくり方が違うのだろう。天気予報の地域呼称の一覧表を手に入れ、経済圏と比較してみると面白いかもしれない。

民主党の小沢元代表は、地方分権で300の基礎自治体ということを言っているが、これは経済圏の区分なのか、天気予報の地域を指しているのだろうか?

台風の影響があるのか、今朝は早朝からかなり暑い。ようやく夏らしい日になりそうだ。昨夜のラジオ深夜便で、映画監督の大林宣彦は、子供の頃の日記を見ると28~29度くらいの日が多く、30度を超えるのは夏休みでは数日だと述べていたが、子供の頃の記憶を辿ると、30度を超える日がそう多くはなかったように思う。

気温に対する常識というか、感覚が知らず知らずのうちに狂っていることを思い知らされた。

裁判員制度も、法曹界の常識に市民感覚が加わることにより変化をもたらすのではないだろうか。

昨日の判決に対して、量刑が少し重いのではないかという識者のコメントが聞かれた。求刑の8掛けというのがこれまでの常識で、16年の求刑では12~13年が妥当なところで、15年という判決は少し重すぎるというのが「業界常識」なのだろう。

しかしこれまでも、判決報道に接した時に少し刑が軽すぎるのではと思うことが少なくなく(特に福岡の飲酒運転で子供3人がなくなった事件の判決がそうだ)、裁判員制度は「業界の常識」に一石を投じることになると思う。

裁判員や補充裁判員として参加した人たちが堂々と記者会見に出席して意見を述べていた。裁判員はいわばボランティアであり、ボランティアは「心意気」であると思う。昨日の会見ではその心意気を強く感じることができた。

自治意識のないところに裁判員制度がそぐわないと以前このブログで述べたのだが(2009年5月15日)、前言を撤回する。裁判員制度により自治意識が芽生えると思う。

そうなると、政治家や官僚だけでなく企業も手強い相手に向かうことになり鍛えられることで、良い世の中ができるのではないだろうか。
普段デスクにむかっている時は、ラジオを聴いている。NHKの第一がメインで、FMがサブである。この時期好きな番組の一つが「ラジオ子供科学電話相談」である。

子供がキチンと挨拶をして質問するのが聴いていて気持ちがよい。挨拶の役割を再認識させられる。

子供の素朴な疑問に専門家が優しく応えるのだが、「水の色はなぜ透明なのですか」といった思いがけない質問が飛び出し、回答者を慌てさせるのも聴いていて楽しい。

質問に回答する前に、必ず「どうしてそのように思ったのか」という質問をし、結構子供が観察や本を読んで疑問を持っていることがわかる。私は、考えることの第一歩は「おや?」ということであると思う。子供のときは素直に何にでもWhyという事が考えられるのに、長じるにしたがって蓄積された常識?が邪魔をして、疑問を持たなくなることがよくわかる。

電話相談の対象は中学生までになっているが、中学生からの質問はほとんどなく、小学校高学年から常識の壁ができてくるのではないだろうか。受験勉強の弊害だと思う。

受験勉強は、Howが中心であり、いちいちWhyを感じていると、学習の妨げになるということだろう。

色々な専門家が回答するのだが、聴いていて最も上手だと思うのは、プラネタリウムの解説員をしている人の回答である。普段から子供の相手をする機会が多いためか、話し方が慣れているせいもあるのだが、優しい言葉を使うからである。

例えば、専門家はふくれることを膨張するという表現をしてしまうことが多い。難しい言葉を使いこなすことが、専門家であるように錯覚しているのではないだろうか。難しいことを、優しく表現するのが専門家だと思うのだが。

ここまで書いていたら、「なまずを飼っていておたまじゃくしを餌にしているのですが、おたまじゃくしが蛙になってしまっていなくなったのでどうしたらよいですか」という面白い質問が出てきた。

高校野球がまもなく始まるので、しばらく中断し、8月後半まで待たなければならない。

昨夜は日本ファンドレイジング協会主催のセミナーを聴講した。「“志”で社会を動かすコミュニケーション」というタイトルのセミナーで、電通の執行役員 白土謙二氏が講師である。

ファンドレイジングとは非営利法人が資金調達を行うことを指し、聴講者はNPO法人の関係者が主流で、当初定員を100人で予定していたが、急遽座席を増やし150人で実施することになったそうで、この分野への関心の高さが窺えた。

内容は、NPOが企業や個人からの寄付を募るための考え方を、広告のプロとしての立場で述べたもので、「考えて見ましょう」「練習してみましょう」「実際に作ってやってみましょう」という三つのドリルを用意し、身近な事例で受講者に考えさせる手法は、参考になった。私のセミナーでも応用してみたい。

“志”ということで、なるほどと思ったのはマーケティングとは4つのP(Products,Price,Place,Promotion)で成り立つとされていたが、これからのマーケティングは6つのPが要るという事である。企業の社会的責任は金融危機以降いっそう重要になるが、そのためには4つのPにさらに2つのPを加えることが必要だというのである。

2つのPとはPhilosophy,Public Relationsである。企業の志とは、Philosophyであり、商品開発、店舗展開、価格設定、広告・販促などは技術的な問題であり、それに魂がなければ消費者の共感が得られないことである。さらに共感を得るためにはPRが必要であり、6つのPがこれからは重要であると理解した。

ユニクロの柳井氏の言葉「マーケティングとは“お客様にとっての買う理由”を見つけること、それにすばやく応える、商品やサービスを作り出すことの繰り返しである。」を引用されていたが、顧客の買う理由を創り出すのに“共感”が大きく影響し、この“共感”に2つのPが関与するという理解をした。

もう一つ“志”ということについてわかったのは、5W1HのWhyであるということだ。企画には必ず5W1Hが盛り込まれるが、“志”はどうしてという動機であるということだ。考えるということの原点は、どうしてということであり、私が最も大事にしている言葉である。納得することの多い、良いセミナーを聴いたと思う。

5W1Hの中で最後のHowということに偏りすぎている風潮があるように思う。

選挙のマニフェストは、国民に対する政党の企画書である。盛り込まれている内容はほとんどがHowに関するものであり、財源論などはその際たるものであろう。メディアの比較論もこのHowにのみ集中しており、政党の“志”を問う姿勢は見られないのが残念だ。

もっとも、ニュース報道の多くが、4W1Hに終始しWhyが抜けているので、体質になっているのかもしれないが…





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