社長のブログです
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 今シーズン初めて風邪をひいてしまった。若いころは10年に1度あるかないかのペースだったのだが、年齢を重ねるとともに頻度が高くなり、今ではシーズンごとに風邪をひいているような気がする。今は季節の行事なのだが、そのうち月例行事になるのだろうか。 PR
日本シリーズが終わった。第7戦までもつれこみ、負けないエースに今年初めて黒星をつけ、逆王手をかけた巨人が優勝するのかと思ったが、熱戦を期待した最終戦は淡白な試合に終始し、あっけなく土俵を割ってしまった。
巨人の敗因は打てなかった事に尽きるような気がする。阿部は7試合とも眠りについたままだったし、坂本も同級生田中を相手に一昨日の試合で3安打したが、その他の試合ではさっぱりであった。主力がこれでは、わき役も出番がなく、最終戦まで試合が続いたのが不思議な気がするほどの貧打ぶりだったように思う。 若い投手をリードした嶋の貢献が最も大きいと思うが、球場の広さの違いも大きいのではないだろうか。今シーズンホームラン記録を更新したバレンティンの本拠地神宮球場は、これまでの公称値よりも2.5m短いことが判明したし、ドームランが頻発する東京ドームや、横浜スタジアムも狭いグランドであり、セリーグの球場はホームランが出やすい球場である。 一方、パリーグの球場はホームランの出にくい球場が多く、仙台のクリネックススタジアムも、5mは広いのではないだろうか。昨夜の試合でも、ドーム球場ならホームランになったあたりが何本かあったような気がする。球場が広いから、投手も思い切った内角攻めができることで、より打ち損じが沢山出たのだろう。 負けた巨人の中で、私の目に着いたのは村田である。初戦に則本から反対方向のライトに打ち込んだホームランは、広い球場ということを考えると立派の一言に尽きるし、何よりも守備の上手さが目をひいた。 野球観戦はポストシーズンだけで、ふだんのペナントレースはほとんど見ないので、村田の守備をこれまでつぶさに見ることはなかったのだが、日本シリーズの7試合を見て村田に対する見方が変わってしまった。 ホームラン打者と言うと、守備の鈍重さが連想されるのだが、このシリーズでは村田の軽快なファインプレーが何度も見られたように思う。敢闘賞は長野が受賞したが、私の中では断然村田の受賞だと思っている。 野球のシーズンが終わったので、次の楽しみは駅伝とアメリカンフットボールになる。ピークまでしばらく間が開くので、暇をもてあましそうだ。
12個もフォアボールを出して勝利したチームなど見たことはない。投球数が増えると、試合時間もダラダラと長くなり、とうとう居眠りをしてしまい、気が付けばヒーローインタビューの最中だった。
楽天は22の勝ち越しで優勝したわけだが、24勝0敗の田中で作った貯金を2つ吐き出している。則本も15勝8敗で7つの勝ち越しだから、残りの投手では9つの負け越しになってしまう。一つのチームの中に、断然強い勝ち組と、最下位争いをするレベルの負け組が同居しているわけで、昨夜の結果は致し方のない所かもしれない。今日の先発も負け組の方だけに… Jリーグが2015年からスタートさせるとしていた2ステージ制が白紙に戻った。人気に陰りが見え始めたので、プレーオフ制度を導入してリーグの活性化を図ろうとしての、新たな取り組みだった。 ふだんペナント争いをあまり観ない私も、プロ野球のプレーオフは欠かさず観ており、そのような観客・視聴者をねらってのものなのだろう。プレーオフの本家はアメリカであり、4大スポーツでは全てプレーオフを導入しており、シーズン終盤にかけて盛り上がりがピークになっている。 一方、ヨーロッパが本場のサッカーにはプレーオフ制度はない。プレーオフに替わるものとして、チャンピオンリーグという各国の上位が競う大会があり、各国には日本の天皇杯やナビスコカップのようなカップ戦が、“おまけ”として設けられている。チャンピオンズリーグなどは、優勝すると30億円の賞金が入るので、おまけとは言い難いレベルでもある。 このような制度の違いが生まれた背景には、リーグ戦に対しての考え方の違いがあると思う。アメリカというと、アメリカンドリームという言葉に象徴されるように、弱肉強食のイメージがあるが、スポーツの世界では全く逆である。 ヨーロッパのサッカーでは入れ替え制があり、弱いチームは下位リーグに転落するのだが、アメリカではチームを固定し、いくら弱くてもリーグにとどまることはできる。それでは盛り上がらないので、サラリーキャップやドラフトでの下位チームから指名するというウエーバー制度を導入して戦力の均衡化を図るとともに、惜しくも優勝に届かなかったチームに再チャレンジの機会を与えるプレーオフ制度を導入されているのだろう。 昨日開幕したバスケットボールなどは、30チームあるのだが、半数の16チームがプレーオフに出場するそうなので、どうかとは思うのだが。 入れ替え制のあるヨーロッパサッカーでは、チャンピオンズリーグの覇者には30億円もの高額賞金を出すだけでなく、出場するだけで数億円の賞金が出るなど、弱肉強食を徹底している。 Jリーグの2ステージ制が白紙に戻ったのは、負けた方が有利というケースがあるという欠陥が明らかになったためである。弱肉強食型のリーグ戦に、戦力均衡型のプレーオフ制度はなじまないと思う。Jリーグ活性化のためには、アジアチャンピオンリーグの価値を高めることの方が重要ではないだろうか。これもJリーグのアジア戦略の一つだと思うのだが…
日米の野球は佳境を迎え、昨日は朝からワールドシリーズ、夜には日本シリーズと1日に2度美味しいを楽しむことができた。日本シリーズでは劣勢を伝えられていた楽天が、2勝1敗と一歩リードした。
仙台の2連戦では好投手相手と寒さも重なって貧打が目立った巨人なのだが、本拠地に帰った昨夜も力が落ちる三番手の投手に対しても打撃不振は続き、短期決戦では深刻な症状に陥ってしまっている。投手の好投もあるのだが嶋の好リードも見逃せない。 最近の野球はデータ重視の傾向があり、投手や打者の“くせ”がしっかり分析されて試合に臨むことが多い。特にふだん対戦しない相手との戦いとなる日本シリーズでは、よりデータが重視されるのではないだろうか。 ところがが昨日の試合では、見逃しの三振が目立ったように思う。データと実戦の違いに選手が戸惑っているように見受けられ、ズルズルと抑え込まれてしまったのが昨日の試合だったのだろう。相手の裏をかく嶋のリードに翻弄されての結果だ。 今晩は四番手の投手の対戦となるので、いくら嶋が好リードをしても巨人の打線が目を覚ますかもしれないのだが、眠ったままだと仙台ではなく、東京ドームで星野の胴上げになってしまうかもしれない。そうなったらMVPは嶋に決まりだと思う。今日の試合は見逃すわけにはいかないので、「ためしてガッテン」を見るのはは1日お休みになりそうだ。 ワールドシリーズの方は接戦が続き、野球の醍醐味が満喫できる展開になっている。レッドソックスが王手をかけたのだが、ニッカウヰスキーのラベルのような髭面軍団に同じヒゲオヤジとして親しみを感じているので、レッドソックスを応援しながら楽しんでいる。
40年前に東京に出てきて仕事に就いたのだが、最初の住まいは世田谷区にあった寮に入ることになった。朝食が付いて5000円だったと思う。最寄駅は成城学園で、そこからバスで15分ほどの所に寮があった。世田谷区と言っても、寮の回りは畑が広がりのどかな風景だった。
平日はどこかで食事を済ませて帰るのだが、休日は近場で食事をする所がないため、成城学園までバスに乗って出かけることが多かった。お気に入りの店は、「マダムチャンの店」という中華料理屋で、特に「芝エビのてんぷら」が大好きだった。ふっくらとしたてんぷらを、岩塩をつけて食べると食が進み、「ご飯おかわり」が毎度のことだった。 高輪に住んでいた時も、広尾の明治屋の中に「マダムチャンの店」があることを知り、何度か出かけたことがある。もちろん芝エビのてんぷらが目当てである。その後千葉県に住まいを移したため、マダムチャンの店とは縁遠くなり、芝エビのてんぷらにもご無沙汰になってしまった。 今年の春に娘と皇居の花見に出かけた帰り、有楽町の中華料理屋で食事をすることになった。その店でのお気に入りは、「エビのかた焼きそば」であった。10年ぶりくらいに店に入ったのだが、随分雰囲気が変わっているのに驚き一瞬躊躇したが、空腹に耐えられず店に入ることにした。 小さいながらも昔は中華料理屋の雰囲気があったのだが、改装して店内も明るくなったのだが安っぽい雰囲気に様変わりし、壁には写真入りのメニューがベタベタ貼られていた。その中に、以前はなかった「芝エビのてんぷら」があり、迷わず注文した。 出てきた芝エビのてんぷらは、マダムチャンの店のものとは全く違い、ふっくら感が全くなく、娘に能書きを垂れて薦めたことを後悔する羽目になってしまった。料理人の腕の違いとあきらめるしかなかったのだ。 しかし、阪急阪神ホテルのメニュー偽装事件で、有楽町の中華料理屋の芝エビのてんぷらがまずかった理由が、料理人の腕前だけではなかった気がしてきた。ニュースで料理人が、「小さいエビの事を芝エビだと思っていた」と話していたのだが、有楽町の店のコックも同じ“勘違い”をしていたのだろう。 マイナイエビはスーパーの魚売り場でむき身をよく見かけるのだが、芝エビはお目にかかった記憶がない。芝エビはどんな大きさで、どのような色をしているのか知りたくなった。 |
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