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“みんな”の党が分裂し、“おれ”の党と江田新党になるようだ。与党へのすり寄りが目立ち始めた時だけに、分裂はやむを得ないのだろう。維新も自民党の右派よりもなお右に位置するグループが存在するので、そのうち分裂するのかもしれない。

新党結成はこのところ12月と決まっている。政党交付金の算定は1月からなので、駆け込み新党は12月に出来ることになり、師走の風物詩に定着したようだ。ということで、維新の分裂は来年12月まで待つことになるのかもしれない。

特定秘密保護法案を、つぎはぎだらけのチェック機関を乱造して成立させたやり方を見ていると、安倍政権の馬脚が現れてきたように思う。次の国会では、集団的自衛権の拡大解釈で環境を整え、その次には本丸の憲法改正に乗り出すのではないだろうか。

それもこれも、民主党のだらしなさにあると思う。このところの酒場談議では、安倍政権に対する危惧も話題になるのだが、民主党の3年間の政権運営についての批判の方がより多いように思う。

先日私と同年輩の女性と飲む機会があったが、民主党のどこが嫌いか尋ねてもはっきりとは答えず、「とにかく民主党はだめだ」の一点張りであった。生理的に民主党の体質は合わないのだろう。

世の中には、民主党の賞味期限切れを感じている人が多いのではないだろうか。そうだとすると、野党勢力が結集して新党結成ということしかないのかもしれない。

私は、政治の世界は、保守とリベラルのせめぎ合いだと思っている。多様性を前提にした世の中は、振り子のようなもので、右に行きすぎると左への力が働き、左に行きすぎると右への力が働くものであると思うのだが、現状では右に触れっぱなしで左への力は全く作用していないようにしか見えない。

江田新党と、民主党や維新のリベラル派が結集して新党ができれば左への力は働くのだろうが、すぐに賞味期限切れを起こしそうな気がしてならない。賞味期限ではなく、消費期限まで我慢する忍耐が政治を育てるように思うのだが…

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3日続いた早朝のプレゼンが終わり、今年の仕事は終了した。ふだんから6時ごろには目が覚めているので、寝坊の心配はなかったのだが、“もしや”ということもないわけはないので、少し緊張感があったようで、昨夜は10時に床に就いたのに、今朝は8時までぐっすりと寝てしまった。

というわけで、W杯の組み合わせ抽選はライブで見ることはできなかった。気になる組み合わせだが、コロンビア、ギリシャ、コートジボワールというまずまずの組み合わせになった。

先週発売されたNumberは出場国特集で、出場32カ国の“格付け”が行われている。優勝候補のランクAには、ブラジル、アルゼンチン、スペイン、ドイツの4カ国があげられている。次のランクBは5カ国でオランダやイタリアなどと並んでコロンビアも入っている。

次のランクCは、「ベスト8入りも視野に」という国々で、11カ国があげられ、ここに日本とコートジボワールがあり、「「グループリーグ突破が目標」というランクDの8カ国の中に、韓国やオーストラリアと並んでギリシャもランクインしている。

日本贔屓が少し強い格付けのようで、ランクDが妥当なところだと思う。試合は、コートジボワール、ギリシャ、コロンビアの順で対戦することになり、初戦のコートジボワールの結果がグループリーグ突破に大きな影響を与えそうだ。

南ア大会では初戦のカメルーン戦に勝利したことが、予選リーグ突破に直結し、ドイツ大会ではオーストラリアに逆転負けをしたことが響いたのだが、今回も同じようになりそうだ。日本にとって有利なのは3試合とも高温多湿の北部で試合があること、アフリカ勢にはこのところ分が良い試合が多いということで、予選突破の可能性はありそうな気がする。

トーナメントの組み合わせを見ると、ブラジルはグループリーグを勝ち上がると、いきなりオランダかスペインと対戦することになりそうだ。優勝候補筆頭には厳しい関門が待ち受けているということか。

問題なのは、例年通りなら6月から7月は仕事が佳境に入る時期で、出張も何回かはある事が多いことだ。もちろん仕事が優先なので、どれだけ試合を観戦できるのかは気がかりだ。1月から2月は毎年暇なので、この時期にW杯があればゆっくり楽しめるのにと思うのだが、次のロシア大会は厳冬期でとても開催は無理だから、2022年のカタールの大会まで待つしかなさそうだ。



今朝は8時からプレゼンがあったため、帰宅してからの更新となってしまった。6時前に起床し、テレビを見たり新聞を見たりしながら身体が芯から目覚めるのを待ち、6時半過ぎから食事・洗面・身支度というルーティン作業を行ったが、ダラダラしながらのあめ、結局現地に到着したのが8時10分で遅刻してしまった。

幸い私の出番は9時半過ぎだったので事なきを得たが、明日からの2日間は8時に出番が設定されているので、今朝のような失態は許されない。明日からは動き出しを6時に設定するつもりだ。

ふだん仕事に出かける時は、早くて10時であり、午後からの打ち合わせということ多いので、久しぶりに通勤列車に乗り合わせることになったが、7時台という時間帯のためなのか、思ったほどの混雑ではなく、車内で新聞を読むのにそれほど苦しいことはなかった。

ただ、車内を見渡すと新聞を読んでいるのは私1人で、読書にふけっている人も2~3人、ほとんどの人はスマホに目をやっている人が多かったように思う。一昔前の通勤の車内では、新聞を読む人とマンガ雑誌を読む人が多かったような気がするが、車内の風景は様変わりである。

スポーツ新聞社や雑誌の出版社の経営の苦しさがうかがわれる車内風景だ。

会社勤めを辞めてから15年、事務所を自宅に移してからも10年近くになり、“通勤ラッシュ”という言葉が無縁のものになって随分経ったということを改めて思い知らされた朝だった。



20年ほど前の事、この時期の外房の釣の目玉はヒラマサで、10キロオーバーを目指して勇躍出漁したが、船中12人で上がったヒラマサはわずか2本。もちろん私は1/6ではなく、5/6の方になってしまったのだが、その1/6は私の右隣と左隣であり、複雑な思いで帰港した。

港に着くと、ちょうど伊勢エビ漁の船も戻ったところだった。千葉県は伊勢エビの出荷量で日本一であるが、バブル崩壊の影響で宴会需要が減り、伊勢エビの価格は暴落しているとのことで、欲しかったら分けてあげるとの船頭の言葉であった。

やや小ぶりの宴会用サイズで1匹300円とのことで、思わず20匹も買ってしまい。両親も健在だったので、8人家族で20匹の伊勢エビを相手に自宅で“大宴会”となったのが楽しい想い出であった。

その伊勢エビの価格が高騰しているらしい。アベノミクスによる宴会需要の復活と思いきや、このところ相次いだ食品偽装の影響であるという。伊勢エビにも産地偽装の問題があり、宴会やおせち料理に用いられるイセエビだというのが業界の常識であると今朝の日経の記事にもあった。

南半球でとれるミナミイセエビというのが使われているそうだ。ニュージーランドは日本と同じ緯度になり、植生などは日本と同じで、映画の「ラストサムライ」のロケも行われている。陸上だけでなく、海の中の生態系も日本と類似しており、ヒラマサやタイも釣り放題である。

伊勢エビも同じで、ミナミイセエビも名前こそ違うが、伊勢エビとほぼ同じものである。しかし、産地偽装問題もあるのか、メニューに伊勢エビと表示しているものに、ミナミイセエビを使うわけにはいかず、本家の伊勢エビの価格が高騰してしまった理由らしい。

産地こそ違え、同じものだからそこまで気にしなくてもよさそうなのに、「伊勢エビ」と「イセエビ」の違いが重要だということか。このお陰で、自宅での「伊勢エビの大宴会」は、当分実現できそうにもなくなった。

6月に公布された改正道路法が昨日から施行された。改正の目玉は、自転車走行におけるもので、路側帯の左側通行の義務化やブレーキの不備に対す罰則などが取り上げられている。

最近はほとんど自転車を乗ることがなくなり、年に1~2回駅前の駐輪場で無料で貸し出している自転車で、少し遠出の散歩するぐらいであるため、6月に改正が公示された時にはあまり関心がなかったのだが、今朝の新聞に掲載されている図を見ると少し違和感を感じるようになった。

そもそも路側帯という言葉がわからなかったのだが、道路の両側に引かれている白線の外側を指す言葉であるらしい。自転車はそこを通りはみ出すなという区分で、今回の改正では右側の路側帯を走ることを禁じたものである。

自分の自転車運転の時を振り返ってみると、常に「右側」を走っているような気がするので、おまわりさんに見つかると注意を受けることになるようだ。自転車で右側通行をしているのは、歩くスピードとあまり違わないノロノロ走行なので歩行者の感覚に近いことと、後ろから車に追い越される時の不安があるためである。

歩いている時もそうだが、正面に対しては注意を払っているが、後ろにはおろそかになってしまう。しょっちゅう後ろを見ながらの運転ではかえって危険なので、車を正面から見ることができる右側通行についついなってしまうのだと思う。

改正の理由は、自動車との正面衝突を避けるためのようだが、後ろからぶつけられる事故が増える可能性もある。歩行者の立場からすると、自転車に追い越されるよりも正面に見る方が安心だから、自転車は左側通行の方を支持することになりそうで、誰の立場で見るかで変わるようだ。



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