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昨日はこの冬で最も寒い日だった。風が冷たく、歩いている時に耳が痛くなったのは、久しぶりに味わった感覚だ。その結果、ビールを5日間続けて飲まない事になってしまった。天気予報を見ていると、ビールを飲まない日がもう少し続きそうだ。

こう寒いと、鍋物がメニューの中心になるが、バリエーションが豊富なところが鍋物の良いところだ。今年に入ってからのメニューを想い起して見ると、正月3が日は、フグ、カニとカモのすき焼きで過ごし、それ以降もアンコウ、湯豆腐、豚シャブ(蕎麦のツユが合う)、鯛チリ、カモのハリハリ鍋、ブイヤベースと毎日鍋ばかりである。

昨日は少し趣向を替えてカス汁に挑戦してみた。これまで何度か試してみたが、“おふくろの味”には程遠いもので好物なのに、食べられないというジレンマに陥っていた。昨日は試しに、少し白味噌を付け加えてみたところ、これが正解で、おふくろが作ってくれた味に近づいたような気がする。味噌汁に酒粕を少し入れるとよいという話を聞いたことがあるが、酒粕と味噌の相性がいいのだろう。

今日はジャパン・シンドロームについて書くつもりだったのだが、酒粕と味噌の相性を確認したうれしさで、話がそれてしまった。ジャパン・シンドロームは明日までじっくり考える事にする。
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7日からのアジア杯で、開催国のカタールがウズベキスタンに完敗して始まった。22年W杯誘致に成功して最初の国際大会で、開催国有利な組み合わせが明らかだったのに、いきなりつまずいた格好だ。

昨夜は日本も登場し、ロスタイムに何とか追い付いてドローに持ち込んだ。西アジアの試合での毎度の光景でボールは保持できるのだが、堅く守られたゴールを中々割れず、そうこうしているうちに一瞬の隙を突かれ、オウン・ゴールでリードを許してしまった。ヒヤヒヤの試合で最低限の格好はつけた感じだ。

攻撃陣の動きが悪かったのが苦戦の要因だが、緒戦ということの固さのせいだろう。コンビネーションがとれるようになってくると解消されると思うのだが、一次リーグB組のライバルと見られていたサウジがシリアに負けてしまった。

これで予選リーグは混戦になってしまい、徐々に調子を上げるという戦い方は許されず、次の試合からはギアを2段階ほどあげなければならなくなった。どのように変化するのか楽しみだ。

ところで、アメリカではまた銃の悲劇が起こってしまった。悲劇が繰り返されながら銃の保有の権利を認めている国が、他の国の核保有を認めないというのはおかしな話だ。
このところの寒さのせいで、3日間ビールを飲んでいない。焼酎のロックも口にする気がせず、日本酒とホットウイスキーオンリーになっている。コストパフォーマンスとしては焼酎が一番良いのだが、今日は少し暖かいようなので、焼酎の出番になるだろうか。

ところで、この2日間肺がん治療薬「イレッサ」がニュースとして取り上げられている。一昨日は副作用で死亡した患者の遺族が起こした訴訟で、裁判所は国・製薬会社の責任を認めたうえで和解勧告をしたもの、昨日はそのイレッサの初期の段階で効果測定をし、効かない患者の副作用の危険を避けるための手法が開発されたというものである。

抗がん剤はDNA解析によって大きく進歩したが、がん細胞にだけ効くのではなく、正常な細胞を痛める副作用は避けられない。ある程度副作用を覚悟して治療に臨むのだが、特に今回のイレッサは肺炎を生じさせ、死亡する患者が続出したことで訴訟に至ったようである。

抗がん剤はすべての人に効果があるわけではなく、体質によって効かない人も生じるものである。効かない人に投薬を続け副作用だけが生じるという不幸な結果になってしまったのであろう。

その意味で、効果測定をしながら治療を行うという二つ目のニュースは、大きな意味があると思う。問題は、国と製薬会社の責任を裁判所が認めたことにあると思う。

新聞の記事を読んでいると、「副作用の少ない新しいタイプとして、日本が世界に先駆けて承認したが…」と記されている。意外な感じがしたのは世界に先駆けて承認という言葉である。

これまでしばしば、「ドラッグ・ラグ」という言葉を耳にしてきた。欧米に比べて日本では承認に時間がかかり、使いたい薬が使えなかったり、新薬開発に大きなハンディがあるとされてきた。

そのような事情がある中で、世界に先駆けた承認が行われたというのはどういうことなのだろうか。解説をしてほしいものだ。

今日の芸術生活カレンダーの標語は、「ふと思ったことを大切に」とある。

今朝の日経のスポーツ欄に小さくガンバ大阪の安田が、オランダのフィテッセへ移籍したと報じられた。安田は北京五輪に出場しているが、日本代表には手が届かないレベルで、一層の飛躍を期してのものなのだろう。

南アW杯が終わった直後に、香川や長友など5~6人が海外へ活躍の場を求めたが、Jリーグのシーズンが終わった年末から年始にかけては家永や細貝などさらに多くの選手が移籍した。南アW杯以降の日本人Jリーガーの海外移籍は、10人を超えたと思う。

これまでの日本人選手の海外移籍は、中田ヒデや中村俊輔など日本代表として実績を挙げている“旬”に達しての移籍が主流であったが、最近の移籍者を見ると代表一歩手前のこれから旬を迎える選手の移籍が目立つように思う。

南アでエースとしての存在感を示した本田は、オランダで一皮むけてのものであり、南アには練習相手としてしか帯同できなかった香川が、ドイツで大ブレークして前半シーズンのMVPに選ばれたことなどが大きな刺激になったものだと思う。

その結果、明日から開催されるアジア杯で、レギュラーの11人のうち8人は海外組になることが想定されている。南アのフィールドに立った11人のうち、海外組は本田と松井の2人しかいなかったのとは様変わりである。わずか半年しか経っていないのにである。

こうなるとJリーグの空洞化が心配されるが、小野や小笠原、稲本といったベテランのいぶし銀のプレィや、次の本田・香川となるだろう若手を見つける楽しさの方が大きいのではないかと思う。

気になるのは国際サッカー連盟の理事選挙で日本は敗れ、8年間維持していた理事のポストを失ったことである。2人の枠があるが、タイとスリランカが当選し、日本と中国がポストを失った。

当選した2人はいずれもアジア連盟の会長であるカタールのハマム氏に近いとされる人物で、中東の影響力が強まった結果である。このところ、W杯や五輪の代表争いでは東アジアが優勢に立っているが、政治の世界では西アジアが優位を占め、今後の代表争いに影響を与えるかもしれない。

このような構図は何もサッカーに限った話ではない。選手の海外移籍は、日本製品が海外を席巻した時のように、商品の品質を認められてのものであり、理事のポストを失ったのは外交手腕の拙さに他ならない。多くの分野でこういう光景を眼にするように思う。日本人のDNAには“外交下手”があるに違いない。
冬らしい日々が続いている。成人の日には、さらに一級の寒波がやってくるという。関東地方はそれほどでもないのだが、今年は西日本にも寒波が押し寄せているのが特徴で、大山と青森県の酸ケ湯の積雪量が同じレベルになっている。

北極圏の寒波の吹き出し口が例年に比べて微妙にズレているのだろうが、西日本の日本海側に寒波が来ているということは、その北にある韓国はもっと寒く、ソウルの最低気温が氷点下20度で最高気温も氷点下5度という寒さである。ソウルでそのような状況ということは、その北にある将軍様の国はさぞかし辛い冬を迎えていることだろう。

ところで、日本より寒い韓国からホットなニュースが飛び込んできた。サムスン電子の今年の設備投資と研究開発費が3兆円になるというニュースである。思い切った資金の投入である。

20年前に日本の半導体産業は世界のトップシェアを誇っていた。それが失われた10年の間に韓国に追い抜かれ、次の10年で差を開かれたのだが、格差がさらに開くであろうことを予測させられるニュースである。

韓国の電子産業が日本に追い付き、追い越したのは思い切った投資に踏み切ったためで、「選択と集中」の実践に他ならない。3兆円の資金投入にもそれが現れている。

選択と集中はビジネスの世界に限らない。例えば、WBCで日本と接戦を演じ、北京五輪で金メダルを獲得した野球で見ると、高校で野球部があるのは50校を少し超えた位である。日本では人口200万程度の県の予選参加校と同じレベルの数しかない。

それだけの数しかないのに4000校を超える裾野を持つ日本と対等に戦えるのは、50数校が“クラブ活動”ではなく、“エリート”の集団であるということだろう。エリートを集めて切磋琢磨を促し、その結果として選ばれた“精鋭”の集団が韓国代表になっているのだと思う。

野球に限らず、スケートのショートトラックでも圧倒的な力を持ち、ゴルフでも昨年の日本ツアーの賞金王は男女とも韓国勢である。アメリカでは男子ツアーに比べて女子ツアーの注目度が近年低下し、地上波での中継もなくなっているが、その理由は毎回韓国選手が優勝しアメリカ人の興味が無くなったためとされている。

その部門のエリートを集中的に鍛え上げるという「選択と集中」は韓国のお家芸かもしれない。エンターティメントの世界でも、Jポップがこれまでアジアをリードしてきたが、今年はKポップが本格的に日本に参入しそうである。

これも同じ文脈で見る事が出来る。歌や踊りに才能のある子供を発掘し、徹底的に鍛え上げているのである。特にKポップは日本市場をターゲットにし、楽曲の選択やファッションも“日本人好み”を意識しての参入である。今年の暮の紅白にはKポップのグループがいくつも登場するかもしれない。

中庸意識の強い日本人にとって、「選択と集中」は苦手なのかもしれない。今日の芸術生活カレンダーの標語は、「人に拍手を送ろう」となっているのだが…


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