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いよいよ解散総選挙が近づいてきたようだ。与党の小沢問題を巡る内紛は、16人の議員の会派離脱願いという奇妙な行動により、決定的な段階に入ったと思う。

これで国会運営はニッチもサッチも行かなくなり、内閣総辞職か解散を行うかしか道はない。自民党の政権末期によく見られた政権のたらいまわしはできず、解散総選挙ということになると思う。統一地方選挙とのダブル選挙になるかもしれない。

今回の内紛劇で不愉快な事は二つある。一つは、16人全員が比例代表で当選した候補であることだ。選挙で個人名では投票されず、「民主党」と書かれたことで議員になった人たちである。しかも比例名簿では下の方に記載され、思わぬ小選挙区の大勝で議席が転がり込んだ人たちである。

彼等は現在も小選挙区を持たず、次回も比例代表からしか出馬の見込みがない人だから、危機感を持つのはよくわかる。しかし、個人名で投票されなかった人が、政局を動かす資格があるのか疑問だ。

もう一つは記者会見でも述べているマニフェストを巡る問題だ。小沢処分に反対する人たちは、口をそろえてマニフェスト見直しに反対している。16人は民主党と投票用紙に記入されことによって当選した人々であるから、マニフェストに忠実にという気持ちになるのはわからなくもない。

しかし、投票した人は、マニフェストの全てに賛同したわけではなく、マニフェストのいくつかに魅かれて投票した人が多いと思う。マニフェストに示されたすべての項目の履行は求めていないはずである。

マニフェストの見直しを一切認めないというのは、一昔前の社会党によく見られた教条主義的な考え方に通じるものがあり、私には嫌悪感がある考え方だ。

前首相の最近の問題発言(この人は口を開くたびに問題発言をしているが)は「方便」である。ここから推し量ると、マニフェストも方便なのかもしれないと思う。

方便の産物を頑なに守るというのは、滑稽な気がするのだが。
それにしても、小沢一郎という人の、政治家としての存在意義は何だったのだろうか。

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“雲のお布団”のせいで暖かい朝となっている。放射冷却で寒かった昨日の朝とは正反対だ。この暖かい空気のお陰で、接近中の“台湾坊主”は雪とはならず雨になりそうだが、火山灰が降り積もっている新燃岳周辺では土石流が心配だ。

都城市では独自に判断基準を設け、先日から避難準備情報を何度か発令している。聴き慣れない言葉だが、準備情報の段階で、高齢者や体の不自由な人は避難をしなければならないことになっている。高齢化が進んだ地域での苦肉の策だが、やがては日本中でこの「避難準備情報」の意味が理解されることになるのではないだろうか。

ところで、問題の新燃岳という名前だが、これまで耳にしたことがない人の方が圧倒的に多いのではないだろうか。私はかすかに記憶があり、調べてみたら「シンモエダケ」という競走馬が居たのである。

40年ほど前に、競走馬のインフルエンザ騒動で桜花賞が5月に行われた時に、一番人気で7着に敗れたのがシンモエダケなのである。馬名の意味がわからず、変わった名前だと思っていたが、今回の噴火活動でようやくその由来がわかったのである。

新燃岳を知らなかったのは、今回の噴火が300年ぶりということで、私の火山の知識の中にインプットされていなかったためだ。富士山も同じ江戸時代に噴火したことがあると何かで読んだ記憶がある。

人の歴史では300年というと随分遠い昔だが、地球の歴史からすると300年は瞬間だ。何が起こっても驚いてはいけないということか。

今朝の日経の社説の一つは、「党員資格停止では軽すぎる」というタイトルが付いている。昨日の毎日新聞の社説のタイトルも同じであった。

読売と朝日の社説を覗いて見ると、処分内容について言及するものはないが、12日付の社説では読売が「菅・小沢会談 首相は早期に処分を決断せよ」同じく朝日が「小沢氏処分ー菅首相の覚悟一つだ」とほぼ同じようなニュアンスが並んでいる。

どのタイトルを取っても、命令口調で尻を叩くものばかりだ。社説は新聞社としての意見を述べる欄であり、「提言」的なものになるのは仕方ないが、「○○せよ」というタイトルは少し鼻につく感じがして私は好みではない。

しかも小沢を厳しい処分すべきだという論調は同じである。新聞社同士が談合をしているのではないかと勘繰りたくなるほどだ。談合はしていなくても、「阿吽の呼吸」というのがあるのではないだろうか。

新聞社の阿吽の呼吸に関連して、今朝のあらたにすの野村資本市場研究所シニア・フェロー 関志雄氏のコラムで面白い指摘があった。
http://allatanys.jp/B001/UGC020007020110215COK00758.html

メディアが「新興国」と「中国」という言葉を使い分けているというのである。新興国としている場合も、その多くは中国であるにも関わらず、メディアは微妙に使い分けているのでないかという仮説なのである。

筆者は、見出し検索という手法で仮説の検証を行っている。10年1月から11年1月までの主要紙の見出しを、「好調」「堅調」「改善」「けん引」というポジティブな言葉と、「懸念」「減速」「悪化」などのネガティブな言葉を選び、「新興国」と「中国」でどのように使い分けられているかを検索している。

その結果中国を冠した場合は、ネガティブ:ポジティブは298件:193件、一方新興国とした場合は14件:73件になったとしている。

「新興国」=“好ましい”、「中国」=“いかがわしい”というイメージが刷り込まれるのが当然のように思えてくる検索結果である。これも「阿吽の呼吸」なのだろうか。

それにしても、新興国というタイトルをすべて中国に置き換えても。312件:266件とネガティブな言葉の方が上回っている。メディアは中国嫌いなのだろう。

今朝は久しぶりの積雪だ。夜中の降りぶりからはかなりの量が積もると思われたが、途中から雨に変わったのかそれほどでもない。午前中には溶けてなくなるだろうから、出かけるのは午後にしようと思う。

このブログを始めて4年を経過しようとしている。この間にアップした数は1200本を超えており、週に6本のペースである。三日坊主にとっては、奇跡的な出来事だ。

起床してから、新聞やネットでニュースをチェックし、その日の書くべきことを考えながら朝食や身支度をし、一時間ほどかけて原稿を書くというのが日課になっている。生活のリズムにもなっている。

平日は、出張や朝早くから出かけなければならない時を除いては、できるだけ休まないようにしている。ところが昨日は、特別な事情がないのに休載になってしまった。

昨日は、小倉競馬で出た1900万円の大穴馬券の事を書くつもりで、パソコンに向かっていた。ところが書いている途中で、恐ろしいことに気づき、進まなくなってしまったのである。

その恐ろしいこととは、私が1900万円の馬券を的中したら、はたして儲かったのだろうかということだ。学生時代に始めたから、40年以上になる。最近でこそ大きなレースの時に少し買うだけだが、一昔前は毎週のように競馬場や場外馬券売り場に出かけ、小遣いの大半を馬券に費やしていた時期があった。

個人が一生のうちに1千万円を超える消費を行うのは、そう多くはない。住宅、自動車、教育費、生命保険くらいのものだ。家電製品も多いように思われるが、一般的な世帯での家電製品を全部合わせても200万円には届かない。

一生のうちに買い替えるのはせいぜい3~4回だから、多めに見積もっても800万円だろう。家電でも1000万円には届かないのに、私は競馬でそれを上回っているかもしれないのだ(正確に計算していないのでわからないのだが、可能性は大きいと思う)。

1900万円馬券のニュースを聞いて、私と同じようにどれだけ儲かったのか、?を抱いた人が多かったのではないだろうか。
昨日は予報ほど雪は降らなかったが、小雨が降り続き寒い一日だった。今朝は快晴だが、次の低気圧が近づいており、今晩から雪がまた降りそうだ。その後も変化が激しく、ようやく春先の天気の状態に入ってきたようだ。

このブログでは天気のことについて書くことが多い。ブログを日記代わりにしているためであるが、もう一つは私の気象好きにあると思う。

気象に興味を持つようになったのは高校生の時である。山登りをやっていたので、天気予報には細心の注意を払わねばならず、縦走中は午後4時からのNHK第二放送の天気概況を聞き、テントの中で天気図を作成するのが日課になっていた。天気図を見ながら自分で判断するのである。

次に、天気図に関心が高くなったのは、海釣りを始めてからである。めったに船酔いをすることはないのだが、それでも何度かは船酔いで釣りどころではなくなったことが何度もある。

その多くは前日まで出張が続いて疲れが残っている体調の悪さなのだが、もう一つは決まって南風が吹いていた時である事に気がついた。北風は陸から吹いてくるので波はそれほど高くはならないが、南風は海上から吹き上げてくるのでうねりが高くなるのである。

それに南風は、底の冷たい海水を巻き上げるので水温が低くなり、魚の活性が落ちて釣果も芳しくないことが多い。

そこで、釣行の予定を立てる時、天気図をチェックするのが習慣になった。房総半島で南風が吹くのは、日本海側を前線が通過する時か、高気圧が常磐沖から三陸沖にかけてある時の二つが主なものである。これをチェックしてから船宿に予約を入れるという習慣になったのである。天候条件が良くても、それほど釣果が伸びなかったのは腕の問題なのだろう。

気象学というのは、「これから先どうなるか」を、今の気象データをもとに予測する学問であると思う。そのためには、因果関係を見出すことが重要になるのである。

よくよく考えてみると、マーケティングに通じるものなのである。マーケティングも調査データやその他の情報を、因果関係的に分析し「これから先どうなるか」を導き、手段を講じるものであると思う。

というわけで気象学というのは、生理的に私にとって相性の良い学問であると思うのだ。天気予報を見る時も、晴れるか降るか、暑いか寒いかの結果だけを求めるのではなく、なぜそうなるのかということにも常に注意を払っているつもりである。

それにしても、最近は寒さや暑さが身体にこたえるようになったのが…


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