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小沢代表は辞任でなく、正面突破の道を選択した。辞任の方がダメージが大きいと判断したためだろう。

昨日記者会見を開いたが、40分に及ぶもので数多くの記者からの質問に答え、説明責任を果たそうという姿勢は感じられた。しかいいくつかの疑問が残り、納得いくものではなかった。

一つは、金の出所のチェックはしなかったということだ。どのように集められたお金かの詮索はしないのが“常識”と答えている。確かにいちいちチェックはできないのだろうが、大口の献金については、資金の出自についてチェックするのが“常識”ではないだろうか。詮索しないのが常識とは到底思えない。

もう一つは、企業献金だと認識していたら、企業からの献金が認められている政党支部が受け取ればよいという冒頭のコメントである。政党支部の代表は政治家が務めており、実質的には政治献金のダブルポケットを持っていることになる。

そもそも抜け道を認めるこの制度自体がおかしいのだが、合法であれば許されるというのは政治家のとるべき態度ではないと思う。企業献金の“意図”を考えるべきではないだろうか。

この場合の意図は、個別案件に便宜を求めるのではなく、多額の献金をしていることを周知させることにより、睨みを利かせるというところにあると思う。関係者がこのことを斟酌することにより、間接的な便宜提供になるのである。睨み賃というもう一つの曖昧なモノが存在する。

ただし、小沢代表は「すべてを隠さず公開しているのだから、それをどう評価するかは国民の判断だ」と言明している。合法ではあるが、道義的問題はあるというものの判断は国民に委ねるという考え方は評価してもよいのではないだろうか。

昨日の記者会見で、質問者の一人はジャーナリストの上杉 隆氏であった。このような記者会見でフリーのジャーナリストが質問に立つのは珍しいことではないだろうか。ちなみに上杉氏の質問は、政治資金をどのようにチェックをしているかというものだった。

検察は、西松から献金を受けていた他の政治家をどうするのだろうか。注目だ。


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