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前原国土交通省の「羽田ハブ宣言」が波紋を呼んでいる。成田空港の地元では全員が足並みをそろえて反対の大合唱だ。特に、森田知事などは感情むき出しで少しみっともない(こんな人物を知事にしてしまった千葉県民として恥ずかしいばかりだ)。

成田空港では7~8年前に、CSの講演をしたことがあり、職員を集めてのワークショップも何度か行った。議論を聞いていると、「国際線は成田が中心なのだから、顧客は利用せざるを得ない」という雰囲気が感じられた。

議論の流れを変える必要があると判断して、「このまま手をこまねいて利用者の不満を放置すると、羽田の国際空港化を表明して、政治家が動く可能性が出てくる」と強い口調で警告したところ議論の雰囲気が変わり、色々改善策が論じられるようになった。

先日中国へ出かけるために、久し振りに成田を訪れたが、当時議論されていたアイデアのいくつかが実現されていた。空港公団の意識改革は実現したように思う。

しかし、空港の地道な努力にもかかわらず、地理的ハンディや、それを補うだけのスケールがないため(滑走路の数だけでなく元々面積もかなり狭く発展には限界がある)、韓国の仁川や香港、シンガポールのチャンギなどに大きく水を開けられているのである。空港の活性化が、国力のモノサシにもなりつつある現状では、前原大臣の方が正論だと思う。

八ツ場ダムもそうだが、「地元に相談もなしに」という声が今回も起こっている。根回しなしにやるのは許さんということなのだが、相談したとしても納得は得られないのではないか。

国土交通省の施策は地域の利害と密接に関連するだけに、これからも前原大臣は火の粉を浴び続けるのだろう。思わず、「マエハラガンバレ」と叫びたくなった。
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