社長のブログです
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昨日ようやく周辺のサクラは開花し、夜にはちょっとした夜桜見物ができるほどに、一気に咲きだした。週末には、絶好の花見ができそうである。ここで少し気になるのは、風邪の症状が治まったはずなのに、クシャミと鼻水が止まらないのである。ひょっとするとこれは…
今朝の日経の社会面に、気になるニュースが小さく扱われていた。「NHK、番組基準修正 国連憲章尊重を削除」という見出しの記事である。 NHKの国際放送の番組作成に当たって、「国際社会では各国の立場がぶつかり合う。日本の様々な意見を羅列するだけでなく、ひとつにまとめるべきだ。不偏不党など国内放送の原則とは異なる対応が必要」というのが、古森経営委員長の見解だそうだ。 受信料を国民から徴収しているのだから、国益を尊重するべきだということらしい。私は「国益」という言葉にいかがわしさを感じており、大嫌いな言葉である。小泉元首相は、事あるごとに国益という言葉を持ち出していたが、そのときに利益を得る国とは誰のことを指すのかいつも疑問に思っていた。 国益を論じる時に利益を得るのは、国民全般に及ぶのではなく、特定の人だけの利益ではないかと思う。国というのは、「法」というこれもいかがわしいものの上に成り立っているものである。 法とは物事を決めるためのよりどころとして、境界線を定めたようなものと見ることができる。境界線は平らなところに引かれるのではなく、粗密がある中で線引きがされ、常にグレーゾーンが発生し、そこでは合法・非合法が曖昧なものになるのである。 「公」という考えが国のもう一段上の概念としてあると思う。CSRが経営課題として俎上に上がってきたのも、「公益」という概念が必要になってきたからではないかと思う。 NHKの経営委員長の古森氏は、大手企業の経営者でもある。グローバル展開で利益を図っているだけに、「国益」ということに敏感なのだろうが、経団連が国益を唱えるとろくなことはない。 「国益」を前面に出したメディアを、信用する人はいるのだろうか。チベット問題での中国メディアの報道ぶりを見ると明らかだと思うのだが。 追伸 「あらたにす」を見ると、朝日新聞が社説でこの問題を取り上げていた。日経も読売もぜひこの問題を取り上げてほしいのだが… PR |
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