忍者ブログ
[452] [451] [450] [449] [448] [447] [446] [445] [444] [443] [442]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

晴れ間は1日のみで、今朝はまたもや曇天。午後には雨が降りそうで、午後からの外出に傘は手放せない。折り畳み傘は嫌いなのだが、雨が降っていない時に普通の傘を持ち歩くと、置き忘れの素になる。家を出る12時ごろから降り始めてくれると良いのだが。

政府の経済財政諮問会議が、経済成長戦略をまとめた。これは、骨太の方針にそのまま取り入れられるとともに、来年度予算策定に当たっての基本方針にもなるものである。

今朝の日経によると、各省庁は「積極的な政策」を打ち出しているようであるが、一方では制度改革が求められるものについては、踏み込み不足な点が多いとしている。

政策を検討する場合の基本は、「はじめる」「やめる」「つづける」「かえる」の4つが基本であり、一つ一つのプロジェクトをこの4つの分類にあてはめる。これは政府の政策だけでなく、企業活動にもあてはまるものでもある。

「積極的な政策」とは、新たな取り組みを「はじめる」ことを指しているものだと思う。自らの権益を高めるのだから、「積極的」になるのは当然の帰結だ。

一方、制度改革は権益を手放すことに結びつくものであり、消極的になるのもまた当然の帰結になる。地方分権の委員会の諮問に対して、各省庁が強い拒否の態度を示しているのも、同じ文脈である。

具体的な数値目標を拒んでいるのもあるようだ。記事によると、「外国から高度な技能を持つ人を受け入れることも、15年までに30万人という目標は見送られた」となっている。

80年代から90年代にかけての、貿易摩擦についての日米交渉を見ているようであり、役人の体質は変わらないということである。

一方で、環境問題では昨年のサミットで、2050年までにCO250%の削減を目指すという提案をしている。これには異論を出さないのだが、50年先のことなどだれも責任を問われないからだろう。

2050年までに、ノーベル賞受賞者を50に出すという目標も威勢がよいのだが、CO2を50%削減するという目標と同類だ。ところが、15年までにという目標設定は、責任を問われる人たちが存在するということで、消極的にならざるを得ないのである。

私は、長期目標はいつも眉に唾するようにしている。

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[11/14 NONAME]
[06/09 元沖縄通♪]
[04/28 元沖縄通♪]
[03/22 ドン・カルチョ]
[03/21 佐野]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析