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昨日、今日とユーロの準決勝が行われた。一昨日はスペインとポルトガルの試合が行われ、3時半ごろに起きたがTBSでの放映はなく、朝のニュースで結果だけを知ることになってしまった。今朝のイタリアとドイツの試合は放送を確認して準備を進めたが、12時過ぎに3時間も早くフライングで眼が覚めてしまった。

仕方なくウインブルトンの錦織の試合を観ていたが、結局3時間は我慢できず沈没してしまい、ドイツとイタリアの試合はうろ覚えであり、試合はイタリアが勝ったと今朝もニュースで後で知ることになってしまった。

海外の試合で10時キックオフというのは、最も起きていられない時間帯であり、むしろ早朝の方が観戦は楽だっただけに、今朝の失態はいただけない。オリンピックも決勝はほとんど明け方になるだろうから、体調管理(というか飲酒量の管理だが)を徹底する必要があるだろう。

今回のユーロはもう一つのユーロ(ややこしいが)との関連で見ると面白い組み合わせが相次いでいる。ギリシャが予選を勝ち抜き(これが選挙にも少なからず影響を与え、ユーロに残りたいという意思がかろうじて示されたのだと思う)、厳格なドイツにはコテンパンにやられてしまった。

サッカー好きのメルケルは、この試合をライブ観戦するために、ローマでの4カ国首脳会談を2時間早めさせたらしい。EUにおけるドイツの存在感を示すエピソードだと思う。今朝もライブ観戦するかと思ったが、昨日からEUの首脳会議が開催されており、さすがのドイツも日程を変更することはできなかったようだ。

そのためか、有利と見られていたドイツがイタリアに敗れてしまった。鉄の女の叱咤激励がなかったからかもしれない。決勝はスペインとイタリアの対戦になった。ユーロ危機の火種を抱える国同士の対決である。ベスト4に残ったもう一つの国はポルトガルであり、ドイツを除く3カ国は全て財政危機に見舞われている国だった。

サッカーはチームスポーツであるため、“規律”が重視されるが、厳格な規律ではなく、少し緩めの規律があうようだ。

EUの首脳会議でも、ドイツ流の財政緊縮策だけでなく、6兆円のインフラ整備という経済対策が議論になっている。メルケルは抵抗しているようだが、緩やかな規律に軍配が上がりそうだ。
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私の20代の前半は日本列島改造論を契機に、工場立地の移転が盛んに行われた時期である。海外への移転ではなく、インフラが整備された地方にドンドン工場進出が行われた。鹿島臨海工業地帯などはその典型である。

その当時の私の仕事は、移転した後の工場跡地の再開発計画に関するものが多かった。仕事の最初は立地特性の分析から始まり、周辺地域の人口や事業所の統計データを集めるのがペィペィの私の役回りであった。

ネットという便利な道具がない時代だったから、周辺の市町村の役場を回り統計データを集め、それを表にまとめて上司に提出した。所が上司からいきなり言われたのは、「お前は資料泥棒か」という言葉だった。単純に集めた資料を並べただけで、加工(=分析)されていないことについての指摘だった。

今でいうところのコピーテーストして貼り付けただけのものだったと思う。それ以来、資料泥棒にならないように心掛けるようにしており、コピーテーストしただけの資料というのは私の気持ちの中では“御法度”になっている。

その資料泥棒という言葉を昨日想い出した。アノニマスによるサイバー攻撃である。きっかけは、著作権法が改正されて違法ダウンロードに刑事罰が科せられたことで、「インターネットの完全な自由」を主張する連中の示威行動としてサイバー攻撃が起こったようである。

インターネットは公共財であり、それを使って金儲けをするというのはおかしいという考え方ならわかるのだが、インターネットの完全な自由という彼らの主張には賛同しかねる。音楽や映像の違法ダウンロードは、対価を支払わないという意味において泥棒行為と何ら変わりはないと思う。

気の毒だったのは、霞ヶ浦河川事務所だ。霞が関と誤認されてサイバー攻撃を受けたようだが、ユーモアを考えてのものだったら大したものだが。

犯人のグループはアノニマスという聴き慣れない名前だが、パソコンでは一発変換できた。すでに匿名ではなく、有名になっているようだ。
このところブログの更新テンポがやや落ちている。ブログを立ち上げて書き始めるのだが、途中で嫌になってやめてしまうことが多いためだ。ほとんどは政治にまつわることを書いている時で、毎度同じようなことを書くのに嫌気がさしてしまう事が多い。

私と同じように、政治にうんざりしている人が多いと思う。ところで、今回の社会保障のもろもろの政策で、民主党と自民党のスタンスの違いがはっきりした。自助が基本である自民党と、公助に重きを置く民主党の違いである。

自助と公助の間には、共助というのもあるのだが、社会保障の問題で共助の概念がほとんど論じられることはなく不思議に思っていたのだが、ようやくその理由が分かった。

自助とは、「自民党に助けられる」と読み、公助とは「公明党に助けられる」と読むのだ。身内の反乱が起きても、“自助”と“公助”により圧倒的多数で可決されたということだ。

共助がほとんど話題にならないのもよくわかった。共助とは、「共産党に助けられる」ということだ。

こういうタッチで文章を書き進めると、政治の話でもうんざりすることはない。これからは、政治を取り上げる時には自助、共助、公助を想い出しながら書くことにしよう。


今日は午後からテレビに釘付けになってしまった。国会の採決の模様をじっくり見たのは初めてで、賛成の白い札を前方の職員に、反対の青い札を後方の職員に手渡す手法は、誰がどのような行動をとったのかが一目瞭然で、“政治ショー”としては中々面白いものだった。

しかし、NHKのカメラワークはいただけなかった。投票場面にカメラを据えておけばいいものを、小沢元代表や注目議員の席から立ち上がるところや、投票を済ませて席に戻るところにカメラを併せたため、全ての議員の投票行動を見ることはできなかった。

3党談合の法案であり、成立するかどうかが注目点ではなく、誰がどのような行動をとるかに関心があるのに、ピンボケとしか言いようがないカメラワークだと思う。ついでに言えば、賛成票が過半数を超えた数秒後に、テロップを流すという始末である。中継を見ているのに、臨時ニュースを流すというのはいかにもNHKらしいトンチンカンぶりだった。

注目の造反議員の数は、社会制度改革推進法案が44人、認定子ども園設置法改正案が45人、消費税増税法案が57人である。鳩山元首相などは、前の2つに賛成し、増税法案だけは青い札を手渡していた。

微妙な数字であるが、3法案とも反対した44人は離党覚悟であり、残りの13人は党を離れたくないという意思表示なのだろうから54人の離党という少数与党になるのは免れそうだ。

しかし、かろうじて過半数を維持しているに過ぎず、参議院でのひと悶着は避けられないだろう。このままいくと、8月か遅くとも9月には解散総選挙になりそうで、野党に転落するのは必至ではないだろうか。増税をしたかった自民党にとっては、民主党に泥をかぶってもらい、その後で政権復帰になりそうで大喜びをしていることだろう。国民にとっては、最悪の結果になりそうだ。

大阪でまたワゴン車が暴走したようである。脱法ハーブなのだろうか。
昨日は一日自宅にいたので、仕事をしながらラジオの国会中継に一人でヤジを飛ばしていた。ふだんなら少数野党の質問時間は5~10分と短いのだが、3党合意の談合批判に応じたのか、2~30分と少し多めの質問時間を与えられていた。

その最後に登場したのが、昨年末に民主党を離党したグループだった。そこで耳慣れない言葉が出てきた。「あじさい革命」という言葉である。

原発再稼働に反対するデモが、毎週金曜日に国会周辺で行われているらしい。参加人数がドンドン増え出し、先週の金曜日にはとうとう4万5千人もの人がデモ行進をしたと民主党を離党した議員は述べていた。

アラブの春のきっかけとなったチュニジアの「ジャスミン革命」をもじってあじさい革命と呼ぶらしいが、チュニジアと同じようにインターネットの交流サイトから自然発生的に起こったデモらしい。

この手のデモや集会の参加人数は、主催者発表のものと警察の発表では大きな違いがあるものだが、相当大きな規模であることは間違いないだろう。

これが私の知る限りでは、全く報道されていない。私のニュースソースは、NHKと日経という限られたものではあるが、このことについては一切触れられていない。調べてみると、テレビ朝日の報道ステーションと、東京新聞では取り上げられたようであるが、その他の報道機関は今のところ全く無視しているようである。

昨年、セントラルパークで起こった若者たちの抗議活動がきっかけで全米にも波及したデモは、世界中にニュースが流れた。私もNHKやBSのニュースを何度も見た。驚いたのは、デモの参加者は500人程度と、極めて小さな規模だった(聞き間違いかもしれないが、映像だけでは規模は推し量れない)。

規模は小さくとも、社会の格差に対する警鐘として、アメリカのメディアは受け止め大きく報道したのだろう。日本のメディアはよその国の事は報じるくせに、日本の事となると沈黙してしまうのはどういうことだろうか。

下手にニュースで取り上げると波紋が広がりするのを恐れているのだろうか。消費税の増税では煽りたてているのに、体制を批判する動きには消火に懸命になっているような気がする。メディアが自己規制するというのは、メディアの自殺行為のように思う。

日本の政治が三流なのは、政治をチェックするメディアも三流であるためかもしれない。NHKや日経はいつ「あじさい革命」という言葉を紹介するのだろうか。


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