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昨日からの北風で、今朝5時の気温が氷点下2度と、この冬一番の寒さになった。2月末のこの時期で寒さが一段レベルをあげるというのはたまったものではない。「はーるよこい」とみよちゃんの心境になってきた。

浦安運動公園の体育館にbjリーグの試合を観に出かけてきた。東西線の浦安から路線バスに乗って15分ほどであるが、本数が少なく帰りのバス停で30分近く待つ間の北風にはしびれてしまった。公共のスポーツ施設というのはたいてい郊外にあり、自家用車で出かける立地であるということを痛感した。

試合は千葉と秋田との対戦で、前半で10点以上リードされたが終盤に逆転し4点差をつけたが、ラスト1分で再逆転され一昨日に続いて3点差で千葉の連敗になってしまった。先週初めの時点では、イーストカンファレンスの千葉が5位、秋田が6位だったのだが連敗で逆転してしまった。ただ、プレーオフ進出は6位までとのことなので、かろうじて首がつながったことになる。

会場は、2Fのスタンド(大人2千円、子ども700円)に加えて1Fのフロアに移動式の観客席が設けられ(大人3千円、子ども1200円)さらにコートのすぐそばに折り畳み椅子が一列並んでいた(「ファーストクラス」と称し、8千円)。合わせて1500人ほど収容できそうで、昨日の入場者は1223人とのことで、ほぼ満員という感じだった。

観客で最も多かったのは、中学生(多分バスケットボール部なのだろう)で2Fはほとんど彼らが占めていた(2Fで観戦するつもりだったが「売り切れ」だったので、仕方なく3千円を奮発することになってしまった。地元の学校へのセールスがあったのかもしれない)。次いで親子連れなのだが、なぜか母親と子どもという組み合わせも多かったように思う。

それに、年配の人たちで、私よりも背の高い人が多かったのをみると、昔バスケットボール部に入っていた人たちなのだろう。カップルや、サッカーのサポーターのようなグループで来ているような人は少なかったように思う。フリースローの時にはいっせいにブーイングが起こるので秋田のサポーターが識別できるのだが、千葉まで応援に来る人が50人ほどいた(隣のディズニーランド見物と兼ねて来ているのかもしれない)。

場内アナウンスや、チアリーダー、太鼓の音でそれなりに雰囲気は演出され、千葉の猛反撃もあってそれなりに2時間を楽しむことができたのだが、公共施設ということもあってまだまだ改善の余地がありそうだ。

一つはトイレだ。集客施設によくあることなのだが、トイレの数が少なく、ハーフタイムには長蛇の列になってしまい、歌舞伎座やサントリーホール、国立競技場などと同じ光景が展開されていた。小さな子供を連れての観戦はちょっと大変だと思う。

もう一つは、ビール片手にという観戦スタイルが取りにくいことだ。会場内はビールを持ちこめるのだが、肝心のビールを売っている場所が観客席から遠く離れた場所にしかなく、もう一杯飲もうという気分にはなれなかった。周りを見渡してもビールを飲んでいる人は私以外にはなかったように思う(トイレが少ないためかもしれないのだが)。

子どもの数が多いので、入場料収入はあまり多く見込めないうえに、飲食収入も期待できない。固定した施設でなく、千葉県内8か所の体育館を転々として運営しているため、「指定管理者」にもなることができず客単価の向上は容易ではないだろう。千葉ジェッツは9チームある赤字チームの一つだと思う。

4月には千葉市のポートアリーナで、チャンピオンの琉球との試合が予定されている。ポートアリーナでは世界柔道選手権が開かれたこともあり、もう少しスポーツ観戦を楽しむノウハウがあるだろうから出かけてみるつもりだ。

写真を掲載しようとしたのだが、入力スタイルが変わってしまったので上手くいかなかった。



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ツィッター経由のアクセスは鎮静化したが、それでも途切れることなく1時間に数件のアクセスがあり、昨日のアクセス件数は50件と、ふだんの3倍のアクセスになっている。今日まで余波が続くのではないだろうか。

ところで、身近なところでbjリーグの試合が見られないかと調べていたら、千葉にもチームがあることが分かった。千葉ジェッツというチームで早速HPを覗いて見た。ホームタウンがどこか気になって年間スケジュール表を眺めると、千葉県内の8か所の体育館で試合が行われているようで、そのうち「船橋アリーナ」が8試合と最も多く、次いで千葉市と八千代市が4試合、その他市川、浦安、佐倉、柏、館山と県内の5会場が各々2試合の開催となっている。

サッカーや野球となると観客を集めて行われるスタジアムは限られるのだが、体育館となると数多くあるということか。8会場に分散して開催するということは、“来てもらう”のではなく、“出前”である。これも“地域密着”というコンセプトの発露なのだろう。

市川での開催は、昨年の11月で終わってしまったのだが、隣の浦安での試合は何と昨日と今日行われるとのことである。試合会場はディズニーリゾートのすぐ隣で、行徳からのアクセスは乗り継がなければならないので少し悪いのだが、今日出かけることにする。

バスケットボールの試合は子どもの頃、親父に連れられて難波の体育館にアメリカのチームの試合を観た記憶がかすかにある。正式な試合ではなく、見世物のような試合だったのかもしれないが記憶は定かではない。

10年ほど前に、トヨタの仕事で三鷹の研修施設で合宿したことがある。研修施設には、体育館やグランドがあり、体育館ではちょうどバスケットのチームが練習を行っていたので、ミーティングの合間に練習風景を間近で見る事が出来た。

攻守の切り替えでポストからポストへと移動する際の素早さと、“シュー”という音が今でも目に焼き付いている。今日の試合でもその音が聞こえるのか楽しみだ。
普段このブログへのアクセスは15件程度である。ブックマークでご覧になっている方は7~8件、アクセスサイトからが7~8件である。その時の話題になることを取り上げた時は、アクセスサイトからのものが増え、最近では「レスリング 油断」と言うキーワードで10件程度アクセスがあった日があり、その時は30件を超えるアクセス数となった。

これまでの最多記録は、オサマ・ビンラディンが暗殺された時に、そのコードネーム「ジェロニモEKIA」の無責任さにクレームをつけた文章を掲載したものへのアクセスで、1日80件を超えたことがある。その後も数日30件程度のアクセスがあったと記憶している。

それ以外では、「ダライラマ効果」を取り上げた時や、北京オリンピックで性疑惑を取りざたされた金メダリストに触れた時に50件を超えるアクセスがあったのが多い方で、その他の日々は“平穏”な1日15~20件程度で推移していた。

それが、昨日は何と177件とこれまでのレコードを大きく塗り替えてしまい、今日も8時の時点で20件を記録している。昨日のbiリーグを取り上げたものに対する反応なのだが、これまでのアクセス急増の時とは少し様子が違う。

これまではGoogleやYahoo経由がほとんどだったのだが、今回はツィッターやフェースブックなどSNSからのものが大半を占めているのである。検索サイトからのものも20件以上あるのだが、SNSからのものが140件も占めているのである。

ログのグラフを見ていて面白い事に気がついた。いつものように9時ごろに原稿をアップしたのだが、反応が現れたのは10時を少し回ったことからで10時台に24件のアクセスがあった。誰かが私のブログに目をとめてツィートしたのだろう、それに添付されていたURLでこのブログへのアクセスがあったようだ。

11時台になると少し治まって10件ちょっとだったのだが、12時台になると急増し50件近くのアクセスがあり、その後13時台から14時台は10件を少し超える程度になり、15時以降は途切れることなく6~9件程度で推移し、日付が変わってからは3~4件にペースダウンしている(0時台と3~4時はアクセスがなかった)。

マーケティングの教科書で、流行の伝播について触れられることがある。消費先行層と、フォロワーの関係についてのものだが、昨日からのアクセスの流れを観ているとこれがぴったり当てはまると思う。

10時台に最初に飛びついた人はまさに早期消費先行層であり、全体の15%ちょっとなのだろう(これからどれだけアクセスがあるのかでそのウエイトは下がるかもしれないが)。11時台は後期先行層(こんな言葉があるかどうかはわからないが)で10%、12時台の49件は早期追随層で30%(お昼休みということもあるかもしれないが)、13時台から14時台が中期追随層で15%、それ以降が後期追随層で30%ということになる。

もう一つ気がついたのは、ツィッター間の伝播である。最初に反応があったグループからのものが40%を占めて多いのだが、それ以外のグループからのものが11グループで60%になっている。複数のグループに入って“情報の仲介”をする人が居るようで面白い現象である。

さらにもう一つ面白かったのは、検索サイトからも15件あったのである。全てがそうとは限らないのだが、ツィッターから直接アクセスすることはなく、ツィッターを見て自分で調べ直している人も多いようだ。検索サイトにアクセスすることによって、私のブログだけでなくbjリーグの黒字化について“多面的”に情報収集しようという慎重な態度なのだろう。

情報の伝播や、情報への処理態度など一つわかった気がする。データを見るとついついあれもこれもと考える事が出来て楽しくて仕方がない。これも“商売柄”なのだろうか。
今朝の日経のスポーツ面のトップ記事は、バスケットのbjリーグの収益に関するもので、「bj過半が黒字化」という見出しになっている。昨シーズンの参加19チームのうち、4チームが黒字に転じ半数を超える10チームが黒字に到達したものである。

bjリーグは地域密着型スポーツの典型で、今シーズンから東京が加わったものの、昨シーズンまでは地方都市ばかりで、スポーツ新聞やテレビのスポーツニュースでは扱いが小さく、試合結果をたんたんと伝えるだけにすぎないもので、今もその状況は変わらない。

メディアの扱いは小さく、メディアによる宣伝効果がほとんどないのにもかかわらず、半数が黒字であるというのはこれまでの常識では考えられなかった事ではないだろうか。その要因は、規模の小ささにあると思う。

bjリーグでは年間26試合を各チームが主催して行われている。昨シーズンは19チームが参加していたから、年間では501試合が行われていたことになる。これに対して、観客数は75万人とのことであるから、1試合当たりの入場者数はちょうど1500人になる。サッカーや野球のスタジアムで1500人というとパラパラのさびしい入場者にすぎないが、体育館にこれだけ集まるとそこそこの熱気が生まれるものだと思う。

プロ野球だと70人、サッカーでも30人の選手を抱えているのに対して、バスケットボールでは10人ちょっとの選手で賄えるというコンパクトさがあり、1500人の入場者でも十分ペィするということになるのだと思う。

3万人を集めなければならないプロ野球なら、商圏人口1000万人は必要だろうが、1500人の観客動員なら商圏人口50万人でも十分成り立つことになる。地方都市にはピッタリのプロスポーツであるのではないだろうか。

bjリーグの優等生は、連続して優勝している琉球ゴールデンキングスだろう。平均入場者数が3千人とリーグ平均の2倍の集客をし、チケット収入とスポンサー収入が各々1億5千万円、さらにグッズや放映権料で5千万円を稼ぎ出し利益をあげている。サッカーだと2~30億円の収入がなければ成り立たないのに比べると、その1/10でも成り立つコンパクトさだ。グッズと放映権料を併せて5千万円ということからすると、テレビの放映権は1試合数10万円なのだろう。プロ野球の1試合1億円から比べると可愛いものだ。

プロ野球やサッカーは商圏人口何百万という大きな規模を対象にした興行であり、マスメディアの協力なしでは成り立たないが、小さな商圏を対象にするのだからbjリーグは地方局やCATVなどのミニコミの協力で十分なのだろう(地方局をミニコミと呼ぶのかどうかはわからないが)。

少子・高齢化、人口減少時代において、これまでのマス戦略的なものから離れた対応が必要だと思うが、bjリーグの黒字化はそのヒントを与えてくれているのではないだろうか。

私は、近くにチームがなかったこともあり、一度もbjリーグの試合を観たことがない。試合そのものよりも、会場の雰囲気、観衆の反応を見に行かなければならないと思うのだが、沖縄はあまりにも遠くて…
WBCのメンバーが発表された。今回はメジャーで活躍する選手は一人も選ばれず、小粒な印象を持たせるメンバーになった。サッカーでは先日のラトビア戦では先発メンバー11人のうち、10人までが海外組までだったのとは対照的である。

国内組だけで構成されているのだが、日本シリーズチャンピオンの巨人が7人と、28人のうちの1/4を占めて最も多くの選出になっている。これに次ぐのがソフトバンクの6人で、この2つの球団で合わせて13人とほぼ半数になり、巨人・ソフトバンク連合のようなチームとなった。

一昔前に、シーズン終了後“憧れ”のメジャーチームが来日し、各地を巡回して試合をするというイベントがよく行われていた。ドジャース、カージナルス、ブレーブスなどチームが単独で来日して試合が行われるのだが、対戦する日本のチームは3つのパターンだった。

一つ目は代表チームで、日本代表にたまにセリーグやパリーグの代表があったように思う。二つ目は単独チームでの対戦だが、そのほとんどは巨人であり、たまに南海ホークスや西鉄ライオンズなどの当時の強豪チームが対戦するというものであったように記憶している。

三つ目は単独チームではなく、2~3のチームが連合して立ち向かうもので、大抵パートナーの一つは巨人が指定席になっていたように思う。この3つのパターンで10月末から11月下旬までに10試合以上が日本各地で行われ、“生メジャー”を観るために大勢の人が集まっていたものだ。

この形式が定着したのは、巨人がチャンピオンとして君臨していたこともあるが、主催者が読売新聞社であることも大きかったと思う(毎日新聞が主催したことが一度あったように思うが、記憶は定かではない)。今回のWBCでは今までのように1次ラウンドだけでなく、2次ラウンドも日本で行われるとのこと。日本が勝ちあがっても、アメリカで試合するのは準決勝と決勝の2試合だけである。

国内で多くの試合が行われることにより、興行主である読売新聞にとって大きな利益が見込めるのである。昨秋選手会が不参加表明をした時に、報知新聞が論陣を張って参加を促す記事に紙面を割いた理由が改めて理解できた。

その巨人・ソフトバンク連合に参加するその他の球団だが、2人以上選ばれている球団はなく、横浜だけが1人もいないチームになった。(中日は最終合宿に4人参加していたのだが、外れた5人のうち3人が中日の先筆井端1人の参加になってしまった。これも親会社が新聞社のせいなのだろうか?)主力選手だけで野球ができるわけはないのだが、今シーズンの行方を占う大きな指標となるメンバー構成になったようだ。

統一球になってホームランバッターがいなくなり、中田がクローズアップされているのだが、一昨年統一球で40本以上のホームランを打った西武の中村が合宿にも呼ばれなかったのはなぜなのだろうか、不思議だ。故障でもしたのだろうか?


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