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中国の上海の川に、5千頭もの豚の死骸が流れついたという記事が一昨日掲載されていた。病気で大量に死んだ豚の処理に困った業者が川に大量放棄したようで、識別票が付いたままになっていることから犯人も特定できるらしい。大量に死亡したということは伝染性のおそれがあり、これを簡単に不法投棄するという中国人の感覚がよくわからない。

PM2.5の問題など、中国人の無神経さ・鈍感さなどで迷惑を被る隣人として大きく抗議するべきではないだろうか。河に豚と書いてフグと読むのだが、中国語でもそう読むのだろうか。

その中国で国家主席に習近平国家主席が誕生した。全国人民代表大会で、参加者の投票によって選ばれたもので、こちらは「根比べ」とはならず一発で決まったわけだが、昨夜のニュースウオッチ9では、3000近い投票で、反対は1票だけだということだった。99.97%の支持を受けた事になるのだが、反対票を投じた人は、その後どうなるのか心配だ。

過半数をわずかに超えた得票では、反対派の勢力も拮抗し政権は不安定になるのだが、反対する人が0.03%しかいない世界というのも人間集団のあり様としては不自然な感じがする。昨日も述べたように、民主主義の合意形成としては反対派の2倍の勢力となる、2/3というのが程良いものだと思うのだが。

豚をフグに変えたり、99.97%の支持など中国人の感覚が全く分からない。
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昨日は南風が強く、行徳駅に行くには市川バイパスを渡らなければならないが、風の強い日はこの道路を渡るのに難渋する。道路沿いに風が吹き抜ける一種のビル風なのだろう、室内にいても風の音が大きく、夕方まで外出を控えたほどだった。テレビの映像でも、成田付近では砂塵が舞い飛行機の着陸も覚束ないようだったが、この間の日曜日にも風による「煙霧」が発生しており、昨日の成田も煙霧だったのだろうか。

成田は黄色い煙だったが、バチカンには「白い煙」が流れた。新しい法王が誕生したわけだが、この法王選定についてはいくつも考えさせられることがあった。

一つ目は、些細なことだが法皇ではなく法王であるということだ(昨日は誤って法皇と表記してしまった)。法皇とは仏門に入った天皇の事であり、ローマ法王は王と書かなければならない。偉い人には皇という字を与えなければならないというのは中華の文化であり、ヨーロッパでは大王ということか。

二つ目は、アルゼンチンの司教が法王の座についたのだが、連日流れていたBSの海外ニュースでは下馬評には上がっていなかった人物である。大統領選挙ならば、世論調査や情勢取材などである程度の予想はできるのだろうが、枢機卿の世論調査もできず、メディアの取材力にも限界があるということなのだろう。

何事にでも賭け率を発表してビジネスにしているブックメーカーも、コンクラーベではオッズを出していない。取材力に定評があるブックメーカーでも危なくて手を出せないのでは、素人のメディアでは予想が当たらないのは当然のことかもしれない。調査でも手を出せない分野があるということか。

最も考えさせられたのは、選挙によって決められるが過半数ではなく2/3の支持があって、初めて決定されるということだ。選挙は立候補者が居てその中から選ぶのではなく、枢機卿同士の互選によって決められる仕組みで、学級委員の選挙と同じようなものだが(今は立候補制度があるのかもしれないが)、学級委員は一番多くの得票で決まるのに、法王は多数だけではなく2/3という高いハードルが設定される。

そのために、繰り返し投票が行われるため「根比べ」と呼ぶのだと思っていた。冗談はさておき、合意形成という観点からすると、過半数をやっと超えた程度では反対者とは拮抗しているが、2/3になると反対者の2倍の支持になり合意が得られたということになるのだろう。

憲法改正論議が安倍政権で活発になっているが、その最初の論議は改正決議をこれまでの2/3から過半数に引き下げようとしていることである。憲法という国の根幹をなすものについては国民の合意が必要であり、反対論が拮抗する過半数ではなく2/3という“大人の知恵”を守るべきではないだろうか(現行の制度でも国民投票では1/2になっているのだが)。

法王の名前は自分で決めるというのを今回初めて知った。どのような名前にするかが、法王からの最初のメッセージになり、過去の法王の名前を引き継いで「何とか何世」というものが多かったが、今回は「フランチェスコ1世」ということになった。3代前の法王はバチカンの改革に乗り出して「ヨハネ・パウロ1世」を名乗り、急逝した(暗殺説もあり、その後継者はヨハネ・パウロ2世を名乗った)。

しかし、ウイキペディアで調べてみると、1世を名乗った法王は9世紀のマリヌス1世まで遡らなければならない。相次いで初代を名乗る法王が誕生したということは、それだけ法王庁に問題が山積し、改革の意思がそれだけ強いということなのだろう。それにしても、とっくに隠居をしているはずの76歳での就任であり、64歳になったばかりの私もまだまだ頑張れということなのだろうか。
昨日は東京ラウンドの1位決定戦が行われた。対戦相手を順位によって決めることになっているためだが、余計な“消化試合”だと思う。北米ラウンドの1位と2位に大して違いはなく、どちらが出てきても厄介な相手であることは間違いはない。

1位だと準決勝に進んだ場合中1日の余裕があり、2位だと連戦で決勝に臨むことになるのだが、何試合も連戦するのならともかく、2試合限定ということならこれも大きな影響を与えるようなものではない。

むしろ、消化試合を1試合はさんだ弊害の方が多いのではないだろうか。調子を落としている選手にチャンスを与えてきっかけの浮上をつかむというのもあるのだろうが、調子の悪い選手というのはトーナメント戦に特有の“しびれる”展開での勝負強さに欠けているということもあり、真剣勝負でない所でいくら好結果を出しても誤ったメッセージを与えてしまうだけかもしれないと思う。

日曜日の試合で6本のホームランが出たことの弊害も昨日の試合にはあったように思う。日曜日に試合を決めるホームランを打った松田や、“若き主砲”と称される中田などはレフトスタンドしか見ていないようなスイングをしていたように思った。

阿部の2本目のホームランはフラフラと上がった打球で、ライトが塀に辿りついて待ちかまえているのに、ギリギリでライトスタンドの最前列に飛びこんだものだった。他の球場では明らかにライトフライであり、テレビの解説で登場していた桑田は「ドームラン」と断定していた。普段経験することのないしびれる試合となるWBCにおいて、余計な試合をやってしまったのではないだろうか。日本チームの首脳陣の責任ではないのだが。

今朝の海外ニュースは、どの国でもトップニュースは「黒い煙」の話題ばかりである。プロテスタントの国であるアメリカでも、ABCニュースのキャスターがバチカンへ出張しているようで、ローマ法皇の存在というのは我々日本人の感覚からは計り知れない大きな存在であるようだ。

震災から2周年ということで、先週あたりからメディアでは追悼記事・番組がぐっと増え、嫌でも当時の事を想い出させられた。私の好きな番組であるNHKスペシャルでも、震災関連の番組がこの2週間ほどの間に、4本以上の番組が放映されたように思う。

昨夜は進まない復興をテーマに、名取市の閖上地区もそのひとつに取り上げられていた。ここは昨年の夏に仙台を仕事で訪れた時に、被災地の現状を観るために訪ねた場所である。震災当日に津波が襲来した時に私にとって最もショッキングな映像は、4時少し前にヘリコプターから中継された仙台市若林区の畑やビニールハウスが津波に飲み込まれるシーンであった。

閖上地区は、この若林区と名取川をはさんだ地域であり、同じようなダメージを受けていた。タクシーの運転手の話だと、震災前には閖上地区には9千人の人が住んでいたということだったが、家屋はほとんど流され、かろうじて残った建物にも誰も住んでいない廃墟というか、家の土台しか残っていない荒野になってしまった。

その時に印象的だったのは、ぽつんと残った6~7mほどの“山”だった。6~7mでも平坦な所にポツンとありいやでも目につく。遠くから見た時は瓦礫の山かと思ったが、頂上に木が一本伸びており瓦礫の山ではないということはすぐに分かった。

「日和山」と名付けられており、明治三陸大津波で津波がこの高さまで来たということのモニュメントで、大正時代に作られたものである。せっかく先人が津波の恐ろしさを残してくれたのに、閖上地区では愚かにも麓のレベルでの開発が進み、今回の津波で全滅してしまったのである。

その閖上地区では、防潮堤を設け少しかさ上げしてもう一度街づくりをするという事業計画はできたが、住民の意見が分かれ事業化ができないというのが番組の内容だった。日和山の意味が少しもわかっていないような議論が見られ、残念な気分になってしまった。

もう一つNHKスペシャルの日曜に放映された、「メルトダウン」と題した番組については考えさせられた。原発事故発生当時「FUKUSHIMA50」という言葉が聞かれた。外国のメディアが、原発事故に現場で懸命に対応する人々を称えて生まれた言葉で、実際には何千人もの人が勇敢な戦いをしていた。

事故当時は、いずれ「FUKUSHIMA50」をテーマにしたNHKスペシャルが放映されることに期待し、そのような意味の事をこのブログでも書いた記憶がある。今年になって、「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の500日」(門田隆将著 PHP研究所)という本を読み、「カウントダウン・メルトダウン」(船橋洋一著 文芸春秋)を現在読んでいる。

いずれも事故対応について書かれた本であるが、特に前者はドキュメンタリータッチで描かれており、一気に読み終えてしまった(後者は読みにくく中々進まないのだが)。感動を覚えてほめたたえたいと思ったのだが、一昨日のNHKスペシャルはその感動に水を差された感じの内容だったと思う。

現場での懸命な対応だったが、後から振り返るとメルトダウンが防げたかもしれないという内容だったからだ。原発事故について、政府・国会・民間と3つの事故調査委員会が検証しているのだが、番組ではいずれも検証が不十分であることを指摘していた。例によって酔っぱらいながらなので、うろ覚えの面はあるが消防車を活用した注水が他のルートへ漏れていたというのはどの検証にも指摘されていなかったという内容だったと思う。

有識者が集まった事故調の内容を不十分と指摘したのは、メディアとしての見識を示したものではないだろうか。有識者の権威に負けず、何事にも批判的に物事を観る態度がメディアには必要であり、勇気ある提言だったと思う。

「死の淵を見た男」を感動とともに一気に読み終えてしまった私は、情緒的すぎるように思うのだが…
昨夜は、BSで「八重の桜」を観てからじっくりWBCに臨むつもりだったのだが、うっかりして6時からの放送を見逃してしまい、WBCは7時から8時までの限定観戦になってしまった(9時からはNHKスペシャルが見逃せないからだ)。

日本が先攻ということも功を奏し、1時間限定でも勝利を確信することができた。オランダの投手が甘かったこと、東京ドームという恵まれた環境もあり、3本のホームランでドカンドカンと6点になってしまった。福岡ドームなら松田だけがスタンドインで、鳥谷と内川の当たりはフェンス直撃だったと思う(外野手のファインプレーが見られたかもしれない)。東京ドームマジックということか。

その後の3発については観ていないので、東京ドームマジックが起こったかどうかは分からないが、投手の甘さも見逃せない。先発投手や二番手に登場した投手を見る限り、打ち頃のスピードでしかも甘いコースに入ってくるわけだから、王建民に苦しめられたバッター達が見逃すはずはなく、花火の6連発になったということだ。

これでサンフランシスコでの最終ラウンドに進出が決まったのだが、日本選手のホームランは見納めになりそうだ。専守防衛に徹し、スモールベースボールでコツコツ攻めるいつものヒヤヒヤドキドキのWBCが楽しめそうだ。

その決勝ラウンドで対戦する相手だが、アメリカがカナダに逆転勝ちして何とか2次リーグに進出を決めたが、ドミニカ、プエルトリコというメジャー選手の“補給基地”のような2カ国が相手であり、簡単ではないように思われる。本家のアメリカが2次ラウンド敗退というのも十分考えられる(むしろその可能性の方がつよいのかもしれない)。

昨日、メキシコとカナダの試合で乱闘が起こり、7人が退場させられたという見出しの記事があった。既に敗退が決まっていたメキシコと敗退濃厚なカナダとの試合で、乱闘という“真剣勝負”が行われたのか訝しく思っていたのだが、今朝の日経の記事でその理由が判明した。

9-3と大きくリードしたカナダが、9回に先頭打者がバントヒットしたことがきっかけである。台湾での1次リーグでもそうであったように、4チームのリーグ戦では3チームが2勝1敗で並ぶということが考えられる。その場合は、得点率や失点率などで決めるというルールになっている(何を優先して決めていくのか詳細は知らないのだが)ので、少しでも得点を稼いで望みをつなげたいということで大差ゲームでのセーフティバントということになったのだろう。

しかしこれは、メジャーでの“暗黙の了解”に対する掟破りとメキシコ選手に映ったようで、掟破りに対する慣例に従って次のバッターに対する死球、さらに慣例通りの乱闘ということになったようだ。セーフティバントが安全ではなかったのは皮肉なことなのだが、もう一つ皮肉だったのは大差をつけた相手に恥を与えないという“武士の情け”のような暗黙の了解の存在だ。

日本の野球では、大差をつけた試合でも容赦なく送りバントをして追加点を狙うという、武士の情けのかけらも見られないシーンをよく見かける。WBCでも掟は存在するようなのだが、侍ジャパンは決勝ラウンドでこのようになった時に送りバントをするのだろうか(大差のリードの場面は考えられないのだが)。




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