社長のブログです
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
久し振りの雨模様だが、南風の影響か思ったよりも肌寒さは余り感じず、心地よい雨である。天気予報では昨日の昼頃から雨の予報だったが、雨が降り出したのは夜中からであり、半日予想が外れている。
長期予報も発表されたが、今年の冬は最初は暖冬でスタートするが、その後は厳しい寒さが来るという予報になっている。1日後のことも当たらないのに、3ヶ月先がどれだけあてになるのだろうか。ラニーニャの発生の時は、猛暑、寒冬になるというのが定説ではあるが。 カリフォルニアの山火事は、昨日の時点で東京都の面積の7割に相当する範囲まで被害が広がっているようである。カリフォルニア州の面積は日本とほぼ同じくらいであるから、その深刻さが良く分かる。 猛烈なハリケーンや大規模な山火事の発生は、地球の気候異変とは無縁ではなかろう。環境問題に後ろ向きなアメリカ(ブッシュ政権というべきか)も、このままの姿勢を続けることはできないだろう。 京都議定書の後をどのように進めるかという事で、COP/MOPという会合が毎年開かれており、今年も昨日までインドネシアで開催された。環境問題はセキュリティ問題と並んで、国際協調が必要な事柄にもかかわらず、国益が邪魔をして総論賛成各論反対の議論から前進しないようである。 発展途上国に規制の網をかけようとするならば、先進国側はそれまで発展のためという名目で、それまで犯した罪を償うための制度を創るべきではないだろうか。 国益は国境があってはじめて成立するものである。大気や海水という国境警備ができない場面に起こる環境問題は、国益とは無縁のものであるはずなのだが。 国際協調のための新しい“知恵”がでてこないものだろうか。 PR
全国一斉学力テストの結果が公表された。「活用力」の不足が指摘されている。応用力という言葉を聴いたことはあるが、活用力という言葉はあまり耳慣れない言葉だ。
早速図書館の日本国語大辞典で調べてみると、活用力という言葉は掲載されておらず、活用とは「いかして用いること。いかしてはたらかせること。利用すること」とされている。また2番目の項目として、「文法で動詞などがその用法に従って組織的に語形を変化させること」とされている。 ちなみに応用を調べてみると、本来は仏教用語で「仏が衆生を救うために、それぞれに応じた働きをあらわすこと」が語意であり、さらに「原理や知識を他の場合や、実際的な事柄にあてはめて活用すること」としている。 どちらも同じような意味をさしているが、古来から使われていたのは「応用」の方であり、「応用力」という言葉の方がしっくりくるように思われる。 今回のテストでは、基礎知識を問う問題と、活用力を測定する問題とに分かれて出題され、前者は平均で80%を超える正答率があり、後者は60%の正答率(中学の国語だけは70%)に分けられる。 正答率80%とは常識を問う問題と見ることができる。都道府県別の公開されているデータを見ると、基礎知識が高い得点を挙げているところは、活用力の項目でも高い点となっており、基礎知識の修得が重要であることが改めて認識させられる。 問題は、この常識の水準をいかに高めるのかであろう。簡単な間は基礎知識としてすぐに自分のものになってくるのだが、レベルが上がるにつれて基礎知識になりきれないことが多くなる。級位を設けてステップアップの目安を作るというのも一つの方策だと思うのだがどうだろうか。 都道府県別にデータが開示されると、すぐに地域格差の問題がクローズアップされる。確かに、沖縄、北海道、高知、大阪の教育関係者はショックを受けたに違いない。大阪の地盤沈下は教育面にも出てきているのは、大阪生まれの自分にとっても暗い気持ちになる。 地域格差は都会と地方との格差で論じられることが多いのだが、今回のテストでは地方が負け組みかというと必ずしもそうではない。ざっとデータを眺めた感じでは、日本海側の地域が健闘しており、ベスト10を出すと日本海に面した県に集中するような気がする。 日本海側で平均を下回っているのは、福岡県ぐらいである。一方では、この集計は公立だけの集計であり私学が含まれていない。都市部が低い点数なのは、私学抜きのせいであるかもしれないが、そうだとすると都市部の公立の低迷が余計に気になってくる。 地域経済ワースト1の秋田県が、学力NO.1(集計していないがたぶんそうなる)というのは、ほっとした気になる。教育というのは「地域力」のメジャーの一つであると私は思っている。テスト結果についてはもう少し分析し、この欄に掲載する。
昨夜は十三夜で、帰宅途中に千鳥足になりながらも、月を楽しむことができた。満月ではないのだが、空気が澄み渡っていることが、いっそう月を鮮やかなものにしている。
夏場だと湿気が多く、霞むことが多いが、今の時期は空気が乾燥しており、空の透明度が高い。十三夜も旧暦であり、自然にかかわることは旧暦で考えることの方が分かりやすい。 今日の日経の朝刊で「飛び入学の千葉大2年 “天才プログラマー”に」という見出しが目についた。数学に秀でた学生を高校2年生から大学に入学できる制度が創設され、この制度で千葉大に進学した学生が、情報処理推進機構から「天才プログラマー/スーパークリエーター」に認定されたというものである。 これまでは大型コンピューターでしか作成できなかった精密な三次元画像を、パソコンで作成できるソフトを開発したというのが認定理由である。これにより、ゲームソフトの製作コストが大幅に低減でき、競争力が高まるらしい。 飛び級入学の大学2年生といえば、本来なら高校3年生である。もし飛び級制度がなかったら研究環境に恵まれず、このような成果は上げられなかったであろう。 飛び級制度は、十三夜も季節によっては満月にも匹敵するという考えに、あい通じるものがあると思う。 十三夜の精神を大切にしたいものだ。
昨夜のNHKスペシャルは、世紀を超えた難問といわれた「ポアンカレ予想」を解き明かした天才数学者をテーマにしたドキュメンタリであった。
この功績によって数学の世界のノーベル賞といわれるフィリーズ賞に選ばれたが、受賞を拒否して隠遁生活を送るようになったグリゴリ・ペレルマンが登場するまで、数学者たちが1世紀をかけて難問に挑戦する姿が描かれている。 好奇心を掻き立てるような番組宣伝をこの数日目の当たりにしており、高校生の娘は絶対に見ると宣言していた。私も当然そのつもりであり、万が一数学上の解説が出てきても耐えられるように、晩酌を通常の半分にして番組に臨んだ。 番組を見ての感想としては、番組開始時の視聴率は20%、5分後には15%、30分後には10%、終了時には5%になっていたのではないかと思う。 1世紀かけて世界の数学者たちが挑んだ難問である。数学の素養のないものが理解できないのは当然だ、たとえ話では、ロープを宇宙空間にロケットにつけて飛ばし、それが再びロケットが戻ってきた時に、ロープも無事回収できれば「宇宙も丸い」ということが証明できるというものだった。 一夜明けた今でも、わたしはこのたとえ話の意味が良く理解できないで居る。この番組で理解できたのは、ポアンカレ以降主流となった「位相幾何学」の問題としてチャレンジされてきたのだが、ペレルマンが解き明かしたのは旧いとされる「微分幾何学」と物理学を駆使してのものであり、専門家が入りやすい陥穽が存在するということである。 この番組のシナリオを構成したディレクターは物凄い取材をこなしたのではないだろうか。テーマに取り上げただけでも敬服に値する。 松坂・岡島と松井の誰がチャンピオンリングを獲得するかの予想だけでも大変なのに…
プロ野球の日本シリーズは、昨年の再戦になり、今度こそドラゴンズの勝利になるような気がする。サッカーは横浜FCの陥落が決定し、序盤好調だった甲府が息切れして自動降格圏に入ってしまった。このままずるずるといくのではないだろうか。
Jリーグは経営の透明化を高めるために、経営データを公開している。HPでチェックすると確かに経営データの閲覧はできるのだが、あまりにも小さな字であり、見るのに難渋する。 昨年の経営データをみると、収入の最も多いのはチャンピオンの浦和で70億円、最下位は昨年昇格したばかりの甲府の13億円となっている。浦和と甲府では5倍の収入格差がある。 にもかかわらず、営業利益は浦和の220百万円に対して甲府は240百万円と上回っているのが面白い。J1の18チームの中で営業利益が黒字は8チームと半数であり、トータルでは810百万円の赤字になっている中で、甲府はG大阪についで2番目の利益の多さになっている。 甲府の場合は、選手の人件費が浦和の25億円に対して5億5千万円とほぼ1/5と安く、経費が極めて低いことがその理由である。白星を一つ挙げるのに人件費がいくらかかっているのかを計算すると、平均は106百万円である中で、甲府は46百万円と最も人件費のかからないチームとなっている。 2部に落ちた京都が268百万円と最も人件費を要しており、浦和は114百万円とほぼ平均並み、ガンバは81百万円と効率的なチームになっている。1勝するのに1億円の人件費というのが目安になるのであろう。 甲府の場合、昨年昇格したからといって大幅な補強をしたわけでなく、予算規模がそれほどアップしなかったため思わぬ高収益となったものと思われる。それで今年も乗り切れればよいのだが、十分な補強をしないで乗り切れるほど甘くはなかったようである。このままでは、大宮との自動降格争いには勝てるかもしれないが、入れ替え戦を免れることはできないだろう。 J1のチームの平均収入は30億円なのに対してJ2では11億円と1/3になってしまう。転落による収入の縮小はクラブ経営にとって大きなリスクとなるのだが、転落によるリスクも考慮に入れた運営も問題があるような気がする。 |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[11/14 NONAME]
[06/09 元沖縄通♪]
[04/28 元沖縄通♪]
[03/22 ドン・カルチョ]
[03/21 佐野]
最新記事
(06/09)
(06/06)
(06/03)
(06/02)
(06/01)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析
|