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今朝は猛烈な雷の音で眼が覚めた。各地で被害が出ている豪雨の片割れが、我が家の近くにも訪れたのであろう。幸い雨は1時間もたたずにやみ、浸水や冠水の被害はなかった。

埋立地に住んでいるのだが、砂浜を埋め立てたもので、東京のような湿地帯を埋め立てたものではないので、大水による被害は起こりにくいのだろう。テレビの映像を見ると、ゲリラ豪雨の威力の恐ろしさを感じる。

政治の世界では、民主党から参議院議員3人が離党し、無所属議員2人と合体して新党を結成した。ゲリラ的行動であるが、政局に影響を与えるようなものではないと思う。

「改革クラブ」と名乗るそうである。2人は比例区で当選し、もう一人は昨年の参議院選挙で小沢代表が応援演説の第一歩を起こした岡山選出議員である。

選挙区で選ばれた者は離党しても、議席は有効だと思うのだが、個人・政党併記で圧倒的に政党名の比重が高い比例区選出議員が離党しても議席を保持できるのは納得できない。

現行の規定では、比例議員は他党への移籍は認められないが、新党への参加は認められるという。本来は議席を返上し、それから新党に参加するというのが道だと思う。政党交付金の対象となるには、5人の議員がいる事が条件となっているため、議席を手放せないのだろう。しかし、、次の選挙で有権者の支持を集めることはできないだろう。

新しい政党名は「改革クラブ」というそうだが、「改革」という言葉ほどいかがわしいものはないと思う。構造改革路線が何をもたらしたのかを見れば明らかであり、その後継者が提唱した「イノベーション25」も空虚な内容である。

明治の文明開化以来、「進歩」という言葉が流行りであった。進歩=よいことという考えが基調にあったのだが、成熟化社会の到来とともに、その弊害も目立ち始め、改革という言葉が脚光を浴びるようになったと思う。

進歩は成熟化により減速するのだが、「改革」ということで衰えを来るのを先延ばしにするというものだ。これは一本の成長曲線を描くからそうなるのであって、全く違う線を描く必要があるかもしれないと思っている。まだ考えを上手く整理できていないので、もう少しこの問題は考えてみる。

言える事は、進歩→改革という“進化”に何か違和感を覚えることである。
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今朝の読売新聞によると、富士山の初冠雪が今年は8月9日に観測されたらしい。1894年に観測をはじめて以来、最も早い初雪で、平年と比べて53日、昨年と比べて58日も早いそうである。

お盆明け以降8月とは思えない、涼しい日が続いているが、その理由が納得できるデータである。このところの天候不順は北の高気圧が強いためで、梅雨時のような気圧配置になっているためである。

この数年は世界各地で猛暑が続いていたが、今年はニュースで猛暑が取り上げられることはない。ラニーニャ現象が発生したことにより、地球規模で冷夏になっているためと考えられる。

それにしても不思議なのは、富士山の初冠雪が史上最速、それも平年より2ヶ月も早いことが、観測された8月9日でなく、2週間以上経過した27日になってはじめてニュースとして取り上げられたことである。

その理由として3つ考えられる。実際に報道されたかもしれないが、北京五輪に気を取られて見過ごした可能性もある。あるいは、メディアが五輪のニュースに多くを割いて、枠が取れなくなっていた可能性もある。

うがった見方をすれば、「温暖化」はニュースになるが、これに反するものはニュースとしての価値がないという判断があるのかもしれない。今回のケースはどれにあてはまるのだろうか。

天気予報では雨とのことだったが、大外れで朝から晴天で、10時の気温が28度ある。この分だと久し振りに30度をオーバーしそうであり、涼しさに慣れた体には堪えそうだ。
今日も朝8時の気温が22度であり、お盆明けから最高気温が30度を超えた日は1日もない。西日本では日照りで真夏日や猛暑日が続き、一昨日高松で見た地元のニュースでは、ダムの貯水率が6.9%で、28日には貯水率が0になると報じられていた。

東日本の冷害、西日本の旱魃という昔からの飢饉の典型的パターンの気象条件である。幸い今朝は四国に雨が降っているようであるのだが、ピンポイントの豪雨のようであり、水源近くであることを祈りたいと思う。

徳島から高松に向かう道路に、「猪熊邸 水戸黄門縁の地」という看板があった。TVのロケでもあったのだろうと思っていたのだが、高松城の城址にある玉藻公園を訪れて、水戸黄門が高松に関係があることがわかった。

江戸幕府ができたときは、生駒氏が高松城の主だったのだが、4代目の時に改易となり、その後に松平氏が入り、明治維新まで続いた。この松平氏が、水戸光圀の兄に当たる人物であり、その子供が本家の跡を継いでいるのである。

高松は水戸黄門と縁が全くないわけではなかったのである。玉藻公園の資料館を覗いてみると、水戸市と高松市が「兄弟都市」の調印をした書類と写真が展示されていた。見届け人として、彦根市長の井伊氏の署名もある。

姉妹都市と表現するのには抵抗があり、兄弟都市としたのは納得できるが、彦根市長が間に入っているのがよくわからなかった。

資料館を見ているうちにわかったのは、幕末の12代目の城主が、井伊直弼の娘を嫁に迎えており、盟友関係にあったためである。幕末に水戸の徳川斉彬は井伊直弼と鋭く対立し、井伊直弼を桜田門外で暗殺したのは、水戸藩の浪士が主力メンバーであった。

彦根と高松は城下町でもあり、昔から提携を結んでいた。水戸との提携関係はその後にできたようであり、複雑な感情があったのだろう。水戸黄門縁の地とするのは、あながち間違いではなかったのである。小さな発見が嬉しい。

また、うっかりミスをしてしまった。一昨日から徳島、高松に出かけたのだが、飛行機の予約ミスをしてしまった。10時半の飛行機に乗る予定で、8時半のリムジンを利用することにした。空港まで1時間チョットであり、悠々と間に合う時間である。

先週は、10時25分の便で関空に行く予定で、同じリムジンに乗るつもりだったのだが、運転手に「途中に事故があり、10時までには着かないかもしれない」と言われたため、電車にしたのだが、乗り継ぎが順調だったにもかかわらず、空港のカウンターに着いたのが10時10分過ぎになってしまった。

キャンセル待ちを入れてしまったということで、やむなく10時30分の伊丹行きに変更となった。和歌山県との境に行くためわざわざ関空にしたのに、がっくりである。もう一つがっくりしたのは、京葉線は高速道路と並行して走っているので、道路の混み具合がよくわかるのだが、渋滞の気配はどこにもなかったのである。

一昨日は、バスの中で予約番号のプリントアウトを持参しているかどうかを確認しようとして、愕然とした。出発時間は7時20分となっており、バスに乗った時間は既に徳島空港に到着している時間なのである。

あわててバスの中からJALに電話を入れたのだが、出発後の予約変更はできないとの返事であった。買い直しとなると、3万円以上の負担になり、ダメージが大きい。しばらくやり取りした後に、オペレーターが私の携帯番号を聞き、かけ直すと言う。

しばらくして、携帯に連絡が入り、本来乗る予定だった10時30分の便にそのまま乗れるようにするということになった。思いがけない満足の到来であり、オペレーターが女神のように思えた。

何とか予定通り無事に徳島に着いたのだが、女満別と紋別の空港の勘違い、関空便の乗り遅れに続いて3度連続して、トラブルが起こったことになる。全部自分のミスである。これも歳のせいなのだろうか。

思いがけない満足はもう一つあった。出張経費の節約を要請されており、一泊5200円の格安ホテルを利用することにした。寝られればよいと割り切って、このホテルにしたのだが、部屋の広さや清潔感は問題なく、嬉しいことにマッサージチェアまで部屋に用意されている。

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朝食は600円で、部屋まで運んでくれるという。写真のような、野菜のスープにサラダ、コーヒー、パン3個、デザートがついており、思いがけない満足となった。

このホテルには、ミニ図書館があり、コミックが7,000冊置いてある。この間の紋別の一泊二食5.250円のホテルでも、コミックが沢山置いてあった。格安ホテルは、長期滞在者が多く、無聊を慰めるためのサービスなのだろう。おかげで、久ぶりに「ゴルゴ13」を楽しめた。
五輪も今日が最終日。マラソン以外にも、バスケット、バレー、ボクシング、水球、新体操、ハンドボールの決勝や順位決定戦が行われるが、日本はマラソンに登場するだけだ。

日本は球技に弱いこともあって、アテネ同様に尻すぼみの感が否めない。球技が好成績をあげるかどうかで、盛り上がり方が違う。ソフトボールの優勝や「なでしこ」の健闘に感動し、野球や男子サッカーの結果に落胆する。

スポーツ番組の歴代視聴率ランクのトップは、東京五輪のバレーボールであり、日韓W杯のサッカーと上位は球技が独占している。

球技の応援に熱中するのは、学生時代にクラブ活動でかじった事がある人が多いこともあるが、なんといっても五輪の舞台では「国と国との戦い」が前面に出てくるためだろう。「国を愛する心」を育むには、教育ではなく、球技が強くなる方が手っ取り早いと思うほどだ。

陸上や水泳、レスリングなどは個人の資質(身体的能力だけでなく精神力や頭脳なども含めて)に負うところが大きい。球技にはこれに加えて、チーム力がプラスされる。身体的能力を、チームワークでカバーするのである。

チームワークによって、1+1を2以上のものにするところに、球技の魅力がある。国力は資源があるだけでは駄目で、その資源をどのように活用するかで定まるものである。球技に置き換えると、資源=選手の身体的能力、資源の活用=チームワークのようなものだと思う。

チームワークは“智恵”ということができよう。サッカーのW杯が五輪を凌ぐほどの盛り上がりを見せるのは、智恵の戦いでもあるからではないだろうか。

これから徳島・香川に出かける。この数日25度以下の陽気の中ですごしているのだが、予報によると四国は最高気温が30度を超えそうである。少し億劫だ。


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