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今朝は何とか3時20分に起きることができ、バーレーンとの最終予選の緒戦を観ることができた。昨夜は10時に就寝するつもりだったのだが、寝つきが悪く睡眠時間は2時間である。今は試合の余韻が残っていることや、眠気覚ましの2杯のコーヒーのお陰で眠くはないのだが、たっぷり昼寝をする必要があるだろう。

試合は前半15分に俊輔の見事なフリーキックからはじまり、遠藤のPKも決まって前半に2点のリードを奪い、余裕を持って楽しむことができた。

後半にはバーレーンの選手の退場、中村憲剛のミドルシュートが決まって残り5分で3-0で勝利を確信した。観ているものだけでなく、ベンチや選手も同じように考えたのだろう、後半40分過ぎに、立て続けに2点を失った。

2点目は、ヘディングでバックパスをしたのだが、キーパーとの連携が悪く、そのままゴールになってしまったのである。その後は何とか逃げ切ったのだが、「勝負は下駄を履くまでわからない」という言葉を再認識させられる出来事だった。

とにもかくにも、まずはアウェーで1勝を挙げることができた。引分でも御の字だっただけに、快勝のはずがヒヤリとさせられた内容はともかく、結果には満足だ。

次は10月にホームでウズベキスタンが相手だ。初出場を目指していたフランスW杯の予選の頃に比べると盛り上がりに欠けるようだが、代表同士の真剣勝負は面白い。

今日の試合の殊勲者は、先発に抜擢されたFWの田中達也だ。猛暑の中を前線で動き回り、相手の守備陣を疲れさせたのがボディーブローとなって効いたのではないだろうか。得点の少なさを何かと批判される代表のFWだが、点を取るだけがFWの役割ではない事を示したと思う。
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今日の夜中3時半から、いよいよW杯南ア大会の最終予選がスタートする。時間が時間だけに起きるかどうか躊躇しているのだが、緒戦の戦いぶりが重要だけに、早く寝ることにしようと思っている。

日本代表の最近の戦いぶりからすると、今回の予選はかなり苦戦しそうである。日本、豪州、カタール、バーレーン、ウズベキスタンの5チームで争い、2位までに入れば出場が決定。3位になるとプレーオフ出場権を争うことになり、4位以下は敗退が決定する。

5チームが各々ホーム&アウェーで試合を行うため、各チーム8試合ずつ、合計20試合になる。勝利で3点、引分で1点の勝ち点が与えられ、半分くらいは引分の決着になりそうだから、勝ち点の合計は50前後になると思う。

2位以上になるには、勝ち点15(全体の3割)を獲得できれば、ほぼ確定で、場合によっては14か13でも潜り込める可能性はあるが、その場合は最後までひやひやの連続になる。

勝ち点15は5勝すればよいのだが、現実的には引分があるので4勝1敗3引分が目安になる。敗戦は1つしか許されない。今日の試合は、引分れば良しとしたい。

今日からNHKの土曜時代劇で、「陽炎の辻2」がはじまる。今年の夏に一気に読んでしまった、「居眠り磐音」のテレビ化されたものである。小説が映画やテレビになると、がっかりすることの方が多いのだが、今回はどうだろうか。
8年前に沖縄に仕事に出かけたことがある。沖縄サミットが行われた直後であり、2000年のことである。4~5回往復しマイルもかなり貯まった。

首里城近くのホテルが定宿となったので、2回目の訪問の時に午前中時間が空いたので首里城を訪れた。首里城で驚いたことはいくつもあった。

2000円札にも描かれた守礼の門が小さいこと、中国と薩摩の施設を受け入れる場所が宮殿の左右にあり、中国側は豪華絢爛(サミットの際には首相の晩餐会が開かれた)、薩摩の側は質素なものであり、琉球王朝の中国と薩摩についての扱いの差が歴然としていることなどである。

中でも最大の驚きは、沖縄の歴史である。沖縄の歴史年表を掲示したものがあったのだが、そこでは14世紀の三山時代以降の事しか書かれておらず、それ以前は石器時代としか書かれていなかったのである。

鎌倉幕府は1185年に守護・地頭の制度が設けられてスタートし、1333年に滅亡している。その間に蒙古との戦いを2度経験している。そのような時代まで、沖縄では石器時代だったのである。

那覇市内の本屋で沖縄の歴史について書いてある本をいくつか立ち読みしたのだが、いずれも三山時代からの記述になっており、それ以前の記述はなかったのである。

その謎がようやく解けた。「司馬遼太郎が考えたこと」と題する本が新潮文庫から出ている。随筆や講演したものを寄せ集めたもので、15巻ある。その9巻に「砂鉄がつくった歴史の性格」という文章(多分講演を書き起こしたものだと思う)があり、そこには沖縄には鉄器の文化がなかったというくだりがあるのである。

鉄は武器として活用されたイメージが強いのだが、それ以上に農機具としての役割が大きい。大規模な灌漑工事は鉄器の存在が不可欠であり、沖縄に稲作文化が育たなかったのは、鉄がなかったことも大きな理由である。

石器時代は農業の生産性が低く、余剰が生まれるのも少ないため、集団も小規模である。鉄器の時代になると生産性が飛躍的に向上し、より大量生産を求めて領土拡張にいそしむようになり、戦争も起こるようになる。

沖縄人のおだやかな、のんびりした気性は700年前まで石器時代が続いたことも影響しているのかもしれない。

インターネットは鉄器に匹敵するような、大きな環境変化をもたらすものかもしれない。気性がどう変わったのか改めて整理しておく必要があると思う。
今日の日経のトップ記事は、会計基準について、世界基準の採用に向けて動き出したというものだ。これまで、日本はアメリカ基準に追随していたのだが、肝心のアメリカが世界基準の採用に大きく方向転換したことを受けてのものだ。

基準を決めるのは国家の役割である。ルールを統一することによって、はじめて治世が行われたことになるためで、度量衡の制定などはその典型である。

世界基準の決め方には2つの流れがある。1つは、圧倒的な力を背景に、「事実上の標準」として、決めてしまうやり方である。もう1つは、話し合いにより、調整しながら決めてしまうやり方である。

前者がアメリカのやり方、後者がヨーロッパ型のやり方である。ヨーロッパの場合、国同士が隣接していたため、昔から話し合いを行うという素地があった(そうでなければ戦争になってしまう)。さらに近年では、EU統合という大プロジェクトを抱えていたため余計その傾向が強くなったものと思われる。

一方、アメリカはヨーロッパとは大きく距離が離れており、アメリカ大陸の中では、力関係がぬきんでており、必然的に自分たちのルールで押し通すという習慣ができたと思われる。

ヨーロッパに本部があるISOのルールと、「デファクト・スタンダード」の違いである。

国家間の関係においては、自分たちの基準が採用されることは有利な条件となる。アメリカはこれまで独自ルールを、相手国にも採用を求めるというスタイルを貫き通していた。

アメリカでレンタカーを運転して、錯覚したことがある。スピードメーターの表示がマイル単位のためである。テレビの天気予報を見ていてもどれくらい暑いのかよくわからない。華氏で表示しているためで、摂氏に換算するのはとっさにはできない。

度量衡を国際基準にあわそうとしないで、あくまで自分たちのやり方ですましている。そんな国でも、会計基準を国際基準に合わせざるを得なくなったのである。一極支配の時代の終焉がはじまったのだろうか。
9月にはいって暑さがぶり返したようだ。涼しさを体感した後だけに、いっそう暑く感じる。後1~2週間は辛抱しなければなるまい。

辞任党の総裁選挙は、民主党の総裁選挙の翌日に行われることになった。現在の流れでは、“国民的人気”のある人が最有力視されているのだが、永田町や政治メディアだけの人気であり、国民の側はしらけているのではないだろうか。何を根拠に“国民的人気”と言っているのだろう。

そもそも彼には、話下手という欠陥があると思う。大臣在任中に、国会の質疑での話を何度か聞いたが、私の理解力の問題もあるのだろうが、何を言っているのかよくわからなかった。話がそのまま文章にならないのである。

国民に語りかけるのが首相の役割の一つであり、辞任した福田氏はそこでの“他人事”のような話し振りが、支持率の低下を招いたのだと思う。その点小泉氏はわかりやすくメッセージを出しており、在任中の驚異的な高支持率につながったのではないだろうか。

国会答弁では意味不明でもよいのだが、首相の発言となるとそうはいかない。どうもそこで馬脚を現すような気がする。

安倍首相が誕生した時も“国民的人気”とメディアはもてはやしたのだが、国民の側は違和感を感じており、その時と同じような気がする。いずれにしても、衆議院選挙は歴史的惨敗は必至だろう。

都営地下鉄の職員が、勤務中に女子高校生に対して強姦しようとしたとして逮捕された。微妙な事件だと思う。冤罪の可能性がないとも言えないのだが…



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