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ニューヨーク市場の株安は留まることを知らず、ついにダウは8000ドル台にまで落ち込んでいる。連日の暴落であり、手がつけられない状況である。金融不安により資金繰りが悪化し、GMにまで危機が及んだことがその要因である。

金融機関の不信により、金融機関同士のパイプが細り、資金循環が全く滞っているようである。マネーは血液であり、流れ続けることが経済を成り立たせているのである。梗塞が起こっており、「心筋梗塞恐慌」という名前が付けられよう。

症状がはっきりしているのだから、対症療法でまず症状を抑え、それから根本治療を進めるべきなのだが、症状を抑えることができないでいる。別の考え方をすれば、膿を出し切った方がその後の直りが早いということもあり、膿がまだドンドン出ており、7000ドルの水準にまで落ちるのを待つしかないのだろう(ニューヨークにつられて日本は7000円台にまで落ち込むものと思う)。

任期が後わずかな政権にとって、思い切った対策をとれずにいることも、株安に拍車をかけていると思う。「政治空白」が招いた金融恐慌だ。

1929年の恐慌の際には、各国が内向きの政策を採り、それが第二次世界大戦にまでなってしまった。現在のところは、主要国の協調で対応しようとしており、戦争にまで発展することはないと思われるのだが…

あまり大きく報道はされていないのだが、原油価格は80ドル台にまで落ち込んでいる。投機マネーは弾けてしまったのだろうか。

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今朝のパソコンは快適に動いている。これ以上のトラブルがないように祈るばかりだ。

ノーベル賞でまた一人日本人の受賞者が誕生した。日本の受賞者はこれで16人になり、今年のような「量産」をみると文部科学省が目標に掲げる2050年までに50人の達成も可能なように思われる。

湯川博士が1949年に受賞したのがはじまりで、60年代までは3人、70年代2人、80年代2人、90年代に1人と、10年間に1人か2人のペースであった。

ところが2000年代に入ってこれで8人目の受賞者である。21世紀に入って一挙に大量生産が始まったことになる。しかしこれらの業績の多くは30~40年前に出されたものであり、日本がまだ若くて元気のあった高度経済成長期に生み出されたものである。

現在の科学政策がよいから、大量の受賞者が誕生したことではないことに、留意する必要があると思う。今の政策が寄与するのは2030年から40年に実を結ぶものであり、長い眼で見てゆかなければならない。

ノーベル賞には6部門あるのだが、経済学賞の受賞者はまだ登場していない。日本の受賞は化学と物理学が大半を占めており、自然を対象としたものである。

これに比べて、経済学は人間の行動を対象としたものであり、「人間の観察」からスタートし、人間の行動を理論化したものと見る事ができる。

残念ながらこの分野では、このブログでも度々取り上げている「行動経済学」のような新しいものも、ほとんどが外国で提唱されだし、日本に輸入されたものがほとんどであり、日本発というものは全くないといってよいと思う。

外国の理論研究が主流となっており、独創性は感じられない。私が深くかかわってきたマーケティングの世界も似たようなものである。

その背景には、「人間の観察」の部分が大きく欠落しているからだと思うのだがどうだろうか。自然界の出来事については“おや”と思うことができるのだが、社会のできごとについて“おや”と思うことが少ないのではないだろうか。

今日もまたパソコンのトラブルで、朝から昼過ぎまでネットに接続できなかった。全く嫌になる。ご機嫌よくパソコンが動いてくれることに気を遣い、ストレスがたまる一方である。

結局判明したのは、接続に使用している電話ケーブルに問題があったようである。つながったと思ったら途中で中断したり、何時間も接続できない状態が続いたりしていて、ようやく試行錯誤の末ケーブルを取り替えて安定したようである(今のところであり、安心はできない)。

6年超のパソコンにガタが来たせいではない。パソコン自体は先日の大掃除によりしっかりと働ける体制になっているはずである。使い慣れた機械でもあり、もう少し利用したいと思っている。

トラブルが頻発すると、ストレスがたまり、その結果仕事にも影響する。気力が少し薄れ、原稿を書くピッチも少し遅くなっているような気がする。トラブルで嫌になってしまうだけでなく、ネットをすぐに見る事ができないこともストレスの一因であるように思う。

重症のネット中毒に罹っているようである。

昨日のニューヨークの大幅安を受けて、今日の東京市場は9200円まで大きく落ち込んでいる。退職金を株や投資信託で運用している人は気が気ではないだろう。私のネットやパソコンの不具合によるストレスとは、比べようのないほどのものになっていると思う。

こうなると、一端リセットするしか市場が回復するすべはないのかもしれない。今回の“世界恐慌”(といってよいと思うし、その覚悟で対処しなければならないと思う)は、アメリカのダメージも大きいのだが、ヨーロッパの金融業界の傷みも相当大きいように思う。

特に、イギリスのダメージが大きく、今北朝鮮やイランがいたずらを仕掛けても、米英は軍事力を誇示できないほどの状況になっているのではないだろうか。その証拠に昨夜北朝鮮は、2発ミサイルを発射して様子見をしたようで、したたかな国だと思わせられる。

オイルショックの時は、日本の平均年齢は30歳になるかならないかと若く、リセットも可能であったが、現在は43.8歳と無理の利かない年齢に達しており、リセットは簡単ではない。還暦を来年に迎える私と同じようなものだ。

日本の金融業界の痛手は軽微なものなのだが、高齢ゆえに無理が利かず、結局欧米と同じ程度のダメージを受けなければならないのだろう。対岸の火事と軽んずることができず、相当程度の覚悟をせねばなるまい。

暗いニュースが続く中での、ノーベル賞受賞は気分が明るくなる。30年前や40年前の研究が、今になって表彰対象になる。湯川博士の時もそうだったのだが、若い時にしか先鋭的な創造はできないのだろう。

一方で、何10年も経過してようやく評価が固まるという所にも、重みを感じさせられる。30年前に私は何を考え、唱えていたのだろうか。全く想い出せない。またストレスのタネが一つ増えた。
昨日は冷たい雨で寒かったが、今朝は晴天で暖かくなりそうだ。日替わり天気のため、毎日着る物の選択に迷うところだ。今のところ、体調には変化はない。

昨日のニューヨーク市場では一時800ドルの大幅安となり、終値ではとうとう1万ドルの大台を割り込んでしまった。東京市場もおそらく1万円割れになるだろう。世界恐慌と命名してもよいと思う。パラダイムシフトが必要だが、方向については後日このブログに掲載することにしたい。

昨日最高裁で、年金を支払う義務のなかった大学時代に怪我をし、それがもとで障害者になった人に、障害基礎年金の受給資格を与えられないことについての判決が出た。

最高裁の判断は、国が当時学生に支払い義務を免除したのは親の負担を考慮したためで、国に落ち度はないというもので、訴えは退けられた。おかしな判決だと思う。

現行のルールでは、障害基礎年金は国民年金を支払っている人に与えられるものであり、支払いを“免除”されていた人は、「年金を支払っていない人」という扱いになっている。この点についてが論点であると思うのだが、この判決の報道では触れられていない。

“免除”されていたというのは、支払う意思があったのだが猶予期間を与えられていたのであると解釈したい。免除されているのに、保険のために年金を支払う人はいまい。

刑事事件だけでなく、国や自治体が対象となる訴訟にも裁判員制度が設けられないものだろうか。
プロ野球はいよいよ大詰めを迎え、プレーオフに出場するチームは出揃った。セ・リーグは1位と2位がまだ決まっていない。1位チームには1勝のアドバンテージがあるだけに、8日の試合はその1勝分に相当する試合になった。

パ・リーグだけがプレーオフをやっていた時代に、ホークスが2年連続首位になりながら、プレーオフで惜敗し、“首位の価値”として1勝のアドバンテージが与えられることになったという経緯がある(その制度になって日ハムがアドバンテージのある首位になり、ホークスはまたしてもシリーズに出られなかったのは皮肉だ)。

セ・リーグもプレーオフを導入するに当たり、アドバンテージが再びなくなった。セ・リーグの意向が働いたためである(セ・リーグというよりも球界の盟主と名乗る球団の意向である)。

ところが、昨年は巨人が久し振りにシーズン首位になったのだが、プレーオフで惨敗しシリーズ出場権を逃した。途端に、今シーズンからアドバンテージが復活したのである。ご都合主義のきわみである。アドバンテージの有無に泣かされたホークスのように、制度に泣かされるような気がするのだが…

Jリーグも終盤を迎え、順位争いは熾烈である。首位争いは5~6チームに優勝の可能性がある団子状態であり、来期からアジアチャンピオンリーグへの出場枠が増えるだけに、最後まで目が離せない。

一方、2部に転落する降格圏のチームも、札幌を除いてひしめき合っている状態である。そんな中でJEFは浦和を倒して降格圏から脱出に成功した。残り6試合油断はならないが、何とか残留ができそうである。

パソコンの機嫌が直って一安心なのだが…



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