社長のブログです
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株式市場のパニック状況はようやく治まってきたようで、ニューヨーク市場の動きは落ち着きを見せており、連休明けの東京市場も落ち着いた動きになると思う。ただし、まだ疑心暗鬼の状態は続いており、水鳥の動きに右往左往する光景が起きる可能性は残っている。
今月は、対症療法の段階から根本治療の段階に移り、拡大サミットでの議題の中心になるだろう。ここでの注目はアメリカの新しい政権の態度であり、一国主義から国際協調へと舵を切れるかどうかである。 このブログへの検索サイトからのアクセスは、平均すると月に15件程度であったのだが、リーマンの破綻のあった9月には21件、パニック状況になった10月には38件もの検索サイトからのアクセスがあった。 検索フレーズで圧倒的に多いのは、個人金融資産という言葉であり、9月17日付の記事へのアクセスである。9月以降累計でで20件を超えており、このブログでのヒットワードの一つである。 これまでに検索サイトからアクセスのあった言葉のベスト3は、「日本の面積は世界で6位」(08年3月2日)と「ディエゴ・ガルシア島」(07年9月20日)「抜群教授」(08年2月15日)の3つであるが、「金融資産」はトップになるかもしれない。 ただし、ディエゴ・ガルシア島についてのヒットはこの数ヶ月全くないのに対して、面積と抜群教授は毎月コンスタントにヒットしている。賞味期限の切れるのが早い言葉と、いつまでも続くものとがあるのがよくわかる。 個人金融資産という言葉が、いつまで賞味期限があるのか注目してみよう。 PR
見方を誤っていた。ゴルフの石川遼の事だ。巨額のスポンサー契約を得て、プロ入りをしたのだが、マスコミにもてはやされすぎて壁にぶち当たり、当分浮かび上がれないだろうと思っていたのだ。
開幕戦こそ優勝争いに加わったが、その後は予選落ちが続き、秋口に入っても3試合連続の予選落ちでやっぱりなと思っていたのだが、徐々に上位入賞を果たすようになり、日本オープンでは2位にまで浮上し、とうとう昨日のABCオープンでの優勝にまで登りつめた。 15歳でツアー初優勝した時も逆転勝ちであり、ここ一番での勝負強さが彼にはある。世の中には、後一歩のところまで来るのだが、惜しくも2位に留まってしまう選手がよくいる。運送屋という(“に”ばかりだから)。 一流選手には勝負強さが欠かせない。例えば、元祖天才騎手の武豊は、これまで通産1万5千回騎乗して、昨日までに3157勝を上げている。2位は2209回、3位になると1761回、4位は1485回、5位は1240回である。5位以下が5000回ちょっとであるから、着順別にみると1位になることが最も多いのである。 二流の騎手では1位よりも2位が、2位よりも3位の方が多くなる。石川の勝負強さも、これに通じるものがあるのではないだろうか。 ところで、この石川選手と、先日このブログで武豊を超えると紹介した競馬の三浦皇成騎手、6勝をあげて優勝に貢献した早稲田の斉藤投手に共通するものがある。それは、インタビューに対する受け応えに好感が持てることである。同世代の亀田兄弟とは対極である。 エクセルがまだ復旧しない。イライラがつのるばかりだ。
9日間ブログを休んでしまった。昨年の2月からはじめたこのブログは、これまで2日間書かなかったことが最高で、異例のことである。
NHKのラジオ番組で、平日の午後3時から電話相談のコーナーがある。誰が、どんな質問をするか、アドバイザーがどんな回答をするのかが面白く、興味を持って聞いている。これをデータベース化すれば、社会学者やマーケッターにとって貴重なデータになると思う。 毎週月曜と火曜は健康をテーマにしており、火曜日は「鬱病」がテーマであった。電話相談を聞き出して5~6年になるのだが、鬱病がテーマになったのは記憶がない。 質問を寄せる人は男性で、4~50代の働き盛りの人が多い。質問内容を聞いていると、どうも自分にあてはまることが多いような気がする。ちょっとしたトラブルがダメージになってしまうのだ。 パソコンの不具合で気分が落ち着かなくなってしまうのがその典型である。今朝も突然エクセルが開かなくなってしまった。画面ではエクセルを再インストールを要求している。整理整頓が悪いため、CDを探し出すのにまた一苦労で気が滅入ってしまう。 もっと深刻な症状は原稿が書けなくなってしまっていることだ。ブログは書けるのに、仕事になると一気にペースダウンである。打開策を見つけなければならないのだが、仕事量が少なすぎることも要因だと思っている。ガムシャラに仕事をして勢いを取り戻すしかないのだろうか…
今一パソコンの調子がよくない。突然インターネット・エクスプローラーのご機嫌が悪くなり、1時間ほどたってようやくこのブログを書き始めることができた。来月にはパソコンの入れ替えをしなければならない。
金融危機に対処するために、20カ国の首脳が参加した拡大サミットが、来月ワシントンで開かれることが決まった。物事を決めるための会議は6~7人が限度であり、20カ国も集まって何か決めることができるのだろうか。 金融危機を再び起こさないために、新たなルール作りについても話し合われるようだが、原因についての認識が共有化されているかどうかが、この問題の正否を分けるような気がする。問題の発端となっているアメリカに、「金融資本主義」の弊害がどれだけ認識されているかが疑問だ。 2000年代に入ってから、「会社は誰のものか」という議論がなされ、経済誌は度々特集記事が取り上げられてきた。その結果、「株主重視」の風潮が強くなり、この間に配当は4倍増えている。経営者は、「物を言う株主」に向き合わざるを得なくなってきたのだ。 四半期決算が重視されるようになって来たのも2000年代に入ってからである。株主重視の現われの一つである。四半期決算の弊害は、今の数字をよくすることに偏重しすぎ、長期的な視点が欠けることにある。 数字を上げる手っ取り早い方法として、企業買収が横行し、何の会社かわからなくなってしまう企業が出てくる。破綻したライブドアなどはその典型である。何でも買えばよいという風潮と同じで、我慢して事をやり遂げるのが難しくなる。 今年のノーベル賞を受賞した4人は、いずれも数10年前の業績がようやく評価されたものである。四半期決算の考え方のもとで、このような研究活動は受け入れられないだろう。 四半期決算重視というアメリカ型の経営手法は見直されなくてはならないと思う。 昨日はCSCで深川探訪をした。磐音が浪人時代に生活していた場所でもあり、興味があった。深川江戸資料館は当時の長屋を再現している博物館で、庶民の暮らしぶりが想像できる施設である。 |
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