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みじめなGWが終わり、今日の入金で一息つけるかと思ったのだが、どうやら10日の支払いは11日になるようで、後3日辛抱しなければならない。我慢の限界に近づいており、辛い日々が続く。

藤沢秀行名誉棋聖が今朝なくなった。私は囲碁は何度か碁会所に通ったことが有るが、ものにはならずルールを知っているレベルでしかないが、藤沢秀行はその破天荒な生き方に共感し大フアンであった。ひでゆきという名前なのだが、“しゅうこう”と呼ばれるほうが多く、私は誰かと話に出た時は「しゅうこうさん」と呼んでいた。

大酒のみでギャンブル好きというのが、共感を覚えた理由だろう。棋聖戦というのは囲碁の世界で最高賞金のタイトル戦で(タイトル料は2000万円を超えていたと思う)、そのタイトルを5連覇したために“名誉棋聖”の称号を贈られた。

昭和50年代後半の事だ。それ以外のタイトル戦は予選で早々に敗退し、棋聖戦の7番勝負にだけかけていたような節が有る。タイトルを獲得すると2000万円になるのだから、それも当然なのだろう。

斗酒も辞せずの酒豪が、棋聖戦の間(最短でも1ヶ月半、7番勝負までもつれると2ヶ月以上)は禁酒をして勝負にかける姿は鬼気迫るものがあり、その姿は感動的に思えた。棋聖戦の模様は深夜にダイジェストが放映されていたが、タイトルを防衛した夜はへべれけになってテレビ出演をし、それまでの緊張がどれほどのものであったかを思わされるとともに、人間味も感じられますますフアンになってしまったのである。

大酒がたたったのか癌を患い、痩せこけたのだが、それでも若手を集めて研究会を主宰する様は、プロとしての生き様を見せ付けられたと思う。

秀行さんの魅力のもう一つは、その「書」である。伸びやかな書体はその人柄をあらわしているようで何とも魅力的であったのだが、1枚50万円以上しており残念ながら手にすることはできなかった。

酒を飲むことだけ真似をしているのではという外野の声が聞こえてきそうだが、私としては尊敬する人物であった。今夜は秀行さんを偲んで一杯やりたいところなのだが、ストックがなくなってしまった。秀行さんの棋聖戦対局の時を思い出して、3日間の禁酒とするか。
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ようやくGWが終わり、世の中の活動が再開される。休みの間、ほとんどラジオを聴いていたが、高速道路の渋滞は相当のもののようであって、疲労困憊のお父さんが今朝は出勤していったように思う。

GWを境に、潮目が大きく変わることがある。旧い話だが、昭和48年の連休を境に、一変してしまったのがボーリング・ブームである。

ボーリングは昭和40年代に、誰でも手がけることができるファミリー・スポーツとして大流行をし、1時間待ちは当たり前で、休日ともなると2時間~3時間は待たなければならないほどになったのである。

我が家でも、親戚一同が参加して(多分20人くらいは居たと思うが)年に何回か、大会を開催していたほどである。このブームに支えられて各地にボーリング場がドンドン建設されたのだが、待ち時間表示がなくなったのが48年のGW以降である。

一つは、GWは今も昔もかきいれどきであり、これにめがけて施設の建設が進められ、供給過剰になったためである。待ち時間がなくなり、いつでもできるということで、飢餓状態から脱出したことも、急激に熱が冷めた要因だと思う。

高速道路を1000円にすることで、どのような効果があるかは今回はっきりしたと思う。このことにより、どのような潮目の変化が生じたかを見極めてみたいと思う。フェリー会社の経営が一挙に悪くなっただけというのはいただけない潮目の変化だが。

内需拡大に貢献しないまま5連休の最終日を迎えた。昨日から天気も悪く、引きこもり生活である。この間、溜まっている本を読むことにしたのだが、買い求めてすぐに読まなかったというのはそれなりの理由があり、引っ張り出してはすぐに投げ出してしまうということの連続で、“積読”(変換するとこの文字が出てきた)ということの意味がよくわかった。

そんな中で、最後まで読み通せたのが「市場主義の終焉」(岩波新書 佐和隆光著)である。奥付けを見ると2000年10月に第1刷が発行され、私が読んだのは2001年1月の第6刷である。3ヶ月に5回も増刷されたというのは当時話題になったのだろうが、全く記憶にはない。

2001年というと、小泉政権が誕生した時であり、本書はその直前に書かれたものである。日本が失われた10年で叩きのめされ、アメリカ型の市場主義による改革が期待された時代である。そんな中で、保守とリベラルの歴史的な振り子運動から説き起こし、全盛を極めようとした市場主義に迎合するのではなく、新たな道を探るという論旨で進められている。

100年に1度という経済危機の真っ最中に、暇にあかせて読んでみるとなるほどと思わせることが随所にあり、10年ほど前に書かれたものが新鮮さを保ち続けているのには驚かされる。

2001年にこの本をキチンと咀嚼していれば、その後の展開は大分変わったと思うのだが、2009年の5月にこの本に出合えたことも何かの引き合わせかもしれないと思う。読み飛ばしたところもあるので、もう一度読み返して整理をしようと思う。

このブログで昨年のGWは何をしていたのか調べてみた。天気が悪い話ばかりが枕に並んでおり、昨年のGWは天候に恵まれず最終日にようやく五月晴れが拝めたようである。1年前のことはすっかり忘れているものだ。

昨日はNHKFMで「今日は1日ラ・フォル・ジュネ三昧」という番組をやっており、バッハの音楽を10時間楽しめた。東京フォーラムで開催されているラ・フォル・ジュネは今年で5年目だが、これまでに2度出かけたことがある。普段の堅苦しいものではなく、気楽にクラシックを楽しめるイベントであり、5月の爽やかな気候にマッチした試みである。

2年前は、モーツアルト特集であったが、今年はバッハがテーマである。500円玉1枚でGWを乗り切らなければならない身では指をくわえているしかなかったのだが、FMで特集されて少しは雰囲気を味わうことができた。

来年は好転しているはずであり、現場で気楽な音楽会の雰囲気をたっぷり楽しむ予定だ。

天皇賞はアルナスラインを買ったつもりで見ていたら、上位人気馬が総崩れの中で、クビ差の2着でほっとした。「つもり馬券」だと予想が的中しても悔しいだけで、2着になったのでよかったと思う。

その天皇賞の売上は前年比95.6%で減少し、入場者は0.8%増という結果である。今年になってからの、入場者増の売上減という傾向が続いている。これは消費者行動の変化の兆しだと思う。ちょっと手を出すライトユーザーが減り、ライブを楽しむ“濃い客”の増加である。

サッカーくじの売上を久し振りにチェックしてみた。私が“濃い客”の存在に注目し始めたのは、2年前にサッカーくじのBIGが機械のトラブルもあり、6億円のチャンス到来が大きく報じられる少し前のことである。

当時このブログでも掲載したのだが(2007年5月19日)、類似商品である宝クジのLOTO6の売上が、普段は45億円、キャリーオーバーが発生すると51億円の売上が繰り返すということだった。普段の顧客、キャリーオーバー時の顧客がほぼ固定しており、浮動客がほとんど居なくて不動客に支えられていることから“濃い客”マーケットに注目するようになった。

そこでサッカーくじの今年に入ってからの動向だが、毎週20億円前後の売上で推移している。最も売上が落ち込み、スポーツ振興のための助成どころではなくなった2006年の年間売り上げが130億円だったことを思えば、隔世の感がある。今年も700億円の売上が見込め、スポーツ団体への手厚い助成ができると思われる。

サッカーくじには自分で予想するTOTO系と、機械が選択するBIG系があり、さらにBIG系には6億円のチャンスがあるBIGと、確率が少し抑えられたBIB1000とミニBIGがある。

BIGがメインであるが、開幕週を除くと最も売上が多かった週で16億6千万円、少ない週で11億2千万円で30%の変動がある。ところがBIG1000は開幕週を除くと2億円から1億8千5百万円で推移しており、変動幅は10%に満たないのである。

ミニBIGも2週目から並べると、103,107,111,105,107,104,106,108(単位百万円)見事なまでに売上が一定しているのである。ここまで同じ数字が並ぶと異常としか言いようがない。

習慣化している人が一定数いるわけで、“濃い客”というのは中毒患者と言い換えてよいのかもしれない。



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