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台風は上陸すると、海からのエネルギー補給が出来なくなるためか、急激に衰えるものだが、昨日の台風は上陸することなく海上を進んだため午後まで強風が吹き荒れた。駅まで行くにはバイパスを渡る必要があるが、バイパスを吹き抜ける風が強く(ビル風のバイパス版だ)難渋するので、予定をキャンセルして終日巣籠りになってしまった。

今回の台風では、伊豆大島で大きな被害が出た。不幸だったのは、深夜に豪雨が襲った事で、避難もままならなかった事だ。行政が避難勧告を出さなかった事が問題視されているが、深夜に大雨の中で避難することは、数年前の兵庫県での災害のように避難中に川に流されるような事故にも会いかねないので、大島町を非難することはできないだろう。

台風の災害と言うと、○○川の氾濫によるものが当たり前で、「狩野川台風」などと呼ばれるようなものもあったように記憶している。しかし、今回は沢の氾濫である。沢というのは、ふだんは水がチョロチョロ流れるだけで、川とは認定されないものであるため、危ないという認識はなかったのだろう。そこを「これまでに経験したことのない大雨」が襲ったため、大きな被害になってしまったようだ。

災害が起こった時に、ダメージを少なくするにはリテラシーが重要だと思う。特に自然災害については、正しい知識をもとに、どのような行動を起こすべきかの判断が必要であるため、身を守るためのリテラシーを一人一人が身につける事に尽きると思う。

そこで気になるのは、最近の台風には名前がないことである。アメリカではハリケーンには名前が付けられている。日本でも、戦後一時期はアメリカにならって女性の名前がついていたが、ある時期から日本語名がつくようになり、「第二室戸台風」や「伊勢湾台風」などの名前がすぐに思い起こされる。

どんな台風で、どんな被害があったのかも名前と同時に想い出すものであり、それが台風についての知識の原点になっている。

それが最近では、「○○年の○○号台風」という表現しかしないため、どんなものであったのかはすぐには想い出すことができない。その結果が、一人一人のリテラシー形成を阻害しているように思う。アメリカのように全ての台風に名前をつけるのは煩わしいが、大きな被害のあった台風には名前を付けて、人々の記憶に残りやすいようにするべきではないだろうか。

それにしても、ハリケーンにはすべて女性に名前がついているのだが、男の名前よりも恐ろしさのイメージがはっきりするためだろうか。
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酔っぱらって転んでから1週間が経過した。眼鏡を壊したので作り直したが、昨日ようやく出来上がり、これで表を歩くのにまっすぐ前を見られるようになった。近距離用の眼鏡で外出していたのだが、ぼんやりしか見えないので、自然と伏し目がちになり足下ばかり見て歩くという根暗と見られかねないありさまだったので、少しは気分がすっきりだ。

強打した右胸の痛みは相変わらずで、咳をするたびにまだ痛みは走る。骨にひびが入っているのかもしれないが、医者に行っても安静を進められるだけだから、自然治癒を待つことにするしかないのだろう。

ということで、しばらく仕事以外の外出は控えていた(ぶり返した暑さにめげていたこともあるが)。ようやく暑さが一段落したので、朝から散歩に出かけたが速足で歩くと胸に響くので、足取り軽やかにとはいかず、トボトボ散歩になってしまい、お天道様に申し訳ない感じで早々に帰宅してしまった。

体育の日だというのに、読書の日になってしまった。何とかしなければならないとは分かっているのだが…

10月から11月にかけては、電気代が1年で最も少なくすむ時期なのだが、昨日は強風もあってエアコンのお世話にならざるを得なくなった。今日も暑さが続くようで、夏服の出番がまだまだ続きそうである。

メジャーではプレーオフの第一ラウンドがほぼ終わりを迎えようとしているが、日本では今週末からようやく始まることになる。9月でシーズンが終わり、10月にはプレーオフモードに切り替わるメジャーに比べて、間延びしたように感じさせられる。

しかし、間延びした期間をフル活用したチームがあり、楽天が優勝した時には4位でプレーオフ圏外だった西武が、ラストスパートの8連勝でとうとう2位にまで上り詰めてしまった。終盤の勢いを持ち込めばアレヨアレヨと言う間にチャンピオンになるかもしれない。

と思うのも、楽天が優勝した3連戦では2試合連続サヨナラ勝ちし、絶対エースの田中からもあわやサヨナラの場面を演出するなど、楽天とは歩の良い戦いを今シーズンは続けており、さらに楽天の嶋捕手を揺さぶったからだ。

後一歩及ばなかったのだが、その試合で盗塁を4個か5個決めていた。ランナーに出るとすぐ盗塁を狙い、一つも嶋は阻止できなかったから精神的なダメージは大きいと思う。盗塁は捕手だけの責任ではないのだが、後遺症は残っているだろう。捕手に色々考えさせるだけでも大きなプレッシャーを与えることになると思う。

巨人を倒すには勢いが必要であり、西武が勝ち進めば面白い日本シリーズが見られそうだ。これからカージナルスとパイレーツの試合が始まる。途中まで見ることができそうだ。

ノーベル賞の季節になり、週初めから受賞者の発表が行われている。ノーベル賞を多数輩出するのは国力を示すものであり、今世紀に入ってから毎年のように日本人の受賞者が誕生しているのは喜ばしいことだ。ただし、研究の成果が現れるまでタイムラグがあり、いにしえの国力かもしれないのだが。

国の底力を示す指標の一つとして、昨日はOECDの「国際成人力調査」の結果が発表された。これまで子どもを対象にした学習到達度調査は行われていたが、子どもにだけ負荷をかけるのではなく、大人にもテストをするようになったのだろうか。

調査結果によると、日本の大人は世界一になったようである。これで正々堂々と子どもに対してプレッシャーを与えることができるようになったと喜んでいる大人も多いことだろう。

しかし、私はこのニュースに接した時、少し複雑な心境になってしまった。一昨日の夜の出来事があったためで、胸を張って大人と言えるかどうか昨日は一日自問の日になってしまった。

一昨日は15時から18時の予定でミーティングがあったが、予定より早く17時には終わってしまった。まだ外は明るかったが、例によって阿吽の呼吸で「ちょっと一杯」ということになった。17時から飲み始めたわけで、19時前には一段落となってしまった。

「これだと家に帰ってまた飲んでしまう」ということで、「もう1軒」ということになってしまった。8時に解散ならば、家には9時前に辿りつき、軽く一杯で床に付けるのだが、8時前だと時間を持て余すという理屈である。

多分二軒目を出たのは10時を過ぎていたと思う。バイパスを超えるまでは気を張っていたのだが、バイパスの信号を渡って安心したのか、足のもつれを感じて危ないという意識はあったのだが、最後の角を曲がって後数10mのところで転んでしまった。

咄嗟に“受け身”をして、頭への衝撃を避けることはできたが、ひじから手首まで擦り傷を負い、右胸にもいまだに痛みが走っている。ポケットに入れていたライターの口金が壊れていたから、相当強い衝撃で転倒したのだと思う。

眼鏡も吹っ飛び変形してしまった。昨日は動くたびに胸に痛みが走り、一日中自責の念に駆られてしまった。一軒目ではビールと焼酎3杯だった。二軒目では冷酒2杯までは覚えているのだが、財布の残金からするともう少し飲んだのかもしれない。

私の父も大酒飲みだったのだが、だんだんお酒が弱くなり、晩酌が過ぎると寝床まで歩けないことが度々あり、抱えて寝床まで運ぶのが私の日課のようになってしまった。昔の感覚で飲んでいると、体力の方が追いつかないためで、老いということを考えさせられたのだが、私も同じ道をたどっていることを強く認識させられた出来事だった。

眼鏡は壊れるし、身体のあちこちがまだ痛い。大人のはずなのに。

観光で訪れる人の数が世界で最も多いのはフランスである。年間8千万人が訪れており、今年やっと1千万人に到達した日本の8倍で、圧倒的な存在感だ。そのことが実感されたのは、昨夜のロンシャン競馬場である。

世界チャンピオン決定戦ともいえる凱旋門賞が行われたが、5万6千人の観客の内日本人が6千人も占めたようである。ランチェスター理論では、7%が存在占拠率とされるが、昨日のロンシャン競馬場では日本人の姿が1割を超えており、さぞかし“存在感”を示したものと思われる。

日本の2年前のダービー馬と、今年のダービー馬が出走し、9月に行われた世代別の前哨戦で勝利し、ブックメーカーの前売りでは1番人気と4番人気の高い支持を受けたことが、日本からの大応援団になった理由である。

2年前のダービー馬は去年も出走し、首位を走りながらゴール手前で内ラチにふれるほどよれて、ゴール寸前で差されてしまった。今年は悪癖も矯正され、前哨戦も強いの一言のレースぶりで、忘れ物を取りに行くだけという感じで、期待十分だったし、今年のダービー馬も前哨戦でイギリスダービー馬に先着したので、ひょっとするとという期待も持たされた。

残念ながら、2年前のダービー馬はまたしても2着で、今年のダービー馬も健闘はしたが4着に敗れてしまった。優勝したのは、もう一つの前哨戦で勝利した3歳牝馬で、5馬身差の完敗であった。去年はアタマ差の惜敗であったが、これほど離されたのでは相手が悪かったとしか言いようがない。

去年の凱旋門賞も牝馬に負けているし、憂さ晴らしに出走したジャパンカップでも3歳牝馬に競り負けてしまった。オルフェーブルは、レディーファーストを実践するジェントルマンかもしれない。

この10年ほどの間に日本の馬は毎年のように挑戦しているが、これで4回目の2着であり、後一歩が中々届かないジリジリするような感覚だ。「悲願の凱旋門賞制覇」という言葉が、より重みを持つことになってしまった。来年の凱旋門賞を楽しみにしよう。



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