忍者ブログ
[212] [213] [214] [215] [216] [217] [218] [219] [220] [221] [222]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

久しぶりに朝寝坊して、起きたのは9時少し前だった。昨日の運動が効いたこと、あさりの酒蒸しに成功し、出羽桜がことのほか美味しかったことが熟睡した要因だろう。

昨日は12時過ぎにラフォルジュルネの会場に着いたのだが、当日券は案の定9時半開演のものしか残っていなかった。9時まで待つことはできない(会場で時間つぶし?をするとへべれけになって音楽鑑賞どころではなくなる)ので、ビールを飲みながら無料コンサートを楽しみ、CDを買って周辺をぶらぶら(2時間くらいの散策)して帰宅した。

CDは6枚組は3000円とお得なもので、今もピアノの音色とコーヒーを楽しみながらこの原稿を書いている。

世間のゴールデン・ウイークは今日までだが、私は7日に電話を1本入れなければならないだけで、9日までの大型休みとなる。後半(?)に向けては読書に重点を置く予定で、仕事に関係した本を2冊と、「銃・病原菌・鉄」という上下2冊、それに上田秀人の本を1冊の5冊を仕入れてある。

仕事関係の本は斜め読み、上田秀人の本は寝床の中ですぐに読めるのだが、「銃・病原菌・鉄」は考えながら読まなければならないので時間がかかりそうだ。斜め読みや小説の類いだと1時間に100ページくらいは読み進められるが、この本では1時間に20~30ページのペースである。

これで面白くなければ、途中で止めてしまうところだが、内容が飽きさせないので最後までくじけずに読み切ることができると思う。上下で600ページを少し超えるボリュームで、現在70ページまでたどり着いたところだ。このペースでいくと、9日あたりにこの本の感想をアップできそうなのだが…
PR

昨日はお昼から夜の10時まで、ラフォルジュルネを、10時からはサッカー50年史の2回目と、一日テレビをつけっぱなしであった。今日は昨日の運動不足を解消するため、ラフォルジュルネの会場に出かけてみようと思う。

当日券の良いのが手に入らなければ、テラスでビールを飲み、CDでも買ってくればそれでいい。運動にはなるのだから。

ところで、一昨日からはじまった日本サッカーの50年史をみていて感じたことがある。ドーハの悲劇当時も華麗なパス回しが日本チームの売りだったことだ。その当時の要はラモスである。現在も日本のキーマンは遠藤や俊輔などパスの起点となる選手である。

サッカー用語に、「攻守の切り替えの速さ」という言葉があり、テレビ中継でも解説者がしばしば用いておりサッカーフアンには聞き慣れた言葉である。岡田ジャパンのコンセプトでもある。

野球のように、攻撃側と守備側が明確に区別されておらず、サッカーの場合はボールを持っている方が攻撃側となる。ボールを敵に奪われたらすぐに守備に回る必要があり、そのスピードを要求されているのである(相手のボールを奪った時には素早い攻撃体制ということにもなる)。

奪われるのが嫌だから、守備陣の周りをパスで回すことが多く、ようやく攻めに回った時も相手の手薄なサイドからのものとなり、肝心のゴール前に人手が足りず、“得点力不足”という症状を引き起こしているのである。

リスクをとって、中央から果敢に攻めるというシーンを見ることは少ない。相手にボールを奪われる可能性が高いからであり、責められるのを避けようとするためである。

点を取られなければ負けることはない。無得点に相手を封じ、運よく得点が取れれば勝利を得るという戦い方である。どうもこれが今の日本代表のサッカーをつまらなくさせている原因のような気がする。

発想の転換が必要である。奪ったボールを少ない手数で、いかに素早く相手ゴールに迫るかという技術を磨く必要があると思う。相手の守備陣を前にして、パスを回す技術の収斂でないと思う。

攻守の切り替えではなく、“守攻”の切り替えの速さである。昨日述べた、減点法か加点法かの違いにも通じるものがあると思う。どうも日本人には減点法が染みついているように思われてならない。

今日は夏日になるとのことで、1日半袖で過ごせる。ラフォルジュルネに出かけるつもりだったが、BSで10時間も中継があるようなので、どうするか迷っている。

昨日何といっても驚かされたのは、石川遼が12アンダーのスコアで大逆転勝利をしたことだろう。1日に12アンダーというのは、ツアーの日本記録に並ぶスコアだが、難コースと定評のある和合コースでのものだから、快挙といえるだろう。

常にバーディを狙うというプレースタイルで、ピンの位置やコースの形態、風向きなどホールの状況に応じて攻めるか守るかのプランを立てて臨むべきとする評論家には評判が悪かったのだが、昨日のプレーはそういう評論家の鼻をあかしたのではないだろうか。

“戦略”を重視する人々は、ゴルフとは「いかにボギーをたたかないか」というスポーツだとみており、とくに和合のような難コースではそれが重視されるというものだ。

昨日の石川のプレーはそのような“常識”を覆すもので、ゴルフとは「いかにバーディをとるか」というスポーツだと証明したものだと思う。減点法と加点法の違いがみてとれる。

安全第一にミスを出さないことに心血を注ぐのが減点法。ミスを恐れず果敢に攻め続ける姿勢が、加点法だ。減点法ではまず最悪の事態を想定するが、加点法では最高の結果を想定してプレーに臨む。加点法ではリズムがうまくかみ合った時、昨日のような爆発的な力を引き出せるが、減点法ではとても無理である。

しかし、後遺症はあると思う。昨日のプレーが自信となるか、過信となるかである。たぶん自信となってうまく回転していくと思うのだが、もう一人後遺症を心配しなければならない選手がいる。3日目まで首位だったベテランの丸ちゃんで、彼は2オーバーだったから1日で14ストロークも差をつけられたことになる。プロとしては屈辱的大差であり、眠れなかったのではないだろうか。

最近運動不足のためか、少し歩くと脹脛が痛くなることがある。天気もいいことだし、運動を兼ねて(?)府中に出かけた。世田谷から千葉に居を移して30年になり、東京競馬場に行ったのは25年ぶりのことだった。

芝生の緑が鮮やかで、風も心地よかった。25年ぶりなので、あまりの変貌にあちこち見て回ることに忙しく、午前中はキョロキョロしながら時間を過ごしてしまった。

午後の最初のレースから、いよいよ気を入れて買おうとパドックを除くと、やけに気持ちよく歩いている馬が目に付いた。オッズを見ると単勝130倍も付く大穴馬だ。このレースには2着を2回連続している単勝1.4倍という圧倒的1番人気の馬がいたのだが、2回連続して負けていることもあり、今度もまた惜敗する可能性も大きいと見た。

そこで人気馬を負かす可能性のある馬を1頭見つけ、穴馬→一番人気→大穴馬という順の3連単の馬券と、一番人気から穴馬と大穴馬の連勝式馬券を購入して観戦した。

読み通り、1番人気の馬は届かずにまた惜敗したのだが、2着の予定が3着になってしまった。何と1着には私の予想した穴馬、2着には大穴馬がきてしまったのだ。馬連で12万円、3連単は70万円の配当である。予想は完璧、パドックでの観察眼もばっちり、しかしこの配当を手にすることができなかったわけだ。

これを「予想上手の馬券下手」というらしい。生ビール1杯550円で、昨日は2杯飲んだが、ビールを少しの間我慢してこの資金の一部を回していると、生ビールを1500杯飲めた勘定である。

昨日はもう一つ単勝50倍の馬を1着にして買ったレースで、2,3,4の順でゴールとなりその上に1頭余計な馬が…というレースもあった。こういう時は予想が冴えているのか、馬券下手でもポロポロと的中し、最終的には生ビール10杯の収益となった。

持っていたお金を減らさずに楽しめたと考えるべきなのだろうが、逃した魚があまりにも大きすぎて、釈然としないまま帰宅した。生ビール1杯分で、上海へ万博を見に行くことができたのに…

上海万博が開幕した。北京五輪から上海万博の流れは、東京五輪→大阪万博への流れと同じで、高度経済成長のエネルギーを感じさせられるものである。昨年の9月に訪れた長春の街の雑踏の猥雑さに、昭和30年代後半の臭いを感じ、懐かしく思わされた。

上海万博は、大阪万博の6千万人を上回る7千万人の入場者を見込んでいる。大阪の万博は当初3千8百万人の入場者と予測していた。半年の会期だから、1日20万人である。3月に開幕して以来、1日平均10万人前半で推移し、10万人割れの時もあったため失敗ではという新聞記事を目にした記憶がある。

それが、ゴールデン・ウイークに1日50万人の来場者があり、それ以降は少ない日でも30万人、多い日には60万人を超えたため、最終的には6千万人の入場者を数えたのである。

入場者が倍になったことで、もっとも恩恵を受けたのは食堂に出店した業者である。道頓堀の「くいだおれ」もその一つで、私が能率協会に勤めていたころの上司は、くいだおれも仕事先の一つだったが、費用は万博の儲けからねん出していたと聞いたことがある。

不思議だったのは、万博開催期間中、京都競馬の開催が中止されたことである。春の名物、天皇賞も阪神競馬場での代替開催となった。京都競馬場の駐車場を万博の駐車場の一つにし、バスで会場までピストン輸送するという計画のためである。

京都までの通学途中に、電車から競馬場の駐車場を見る事が出来た。会期中、車が駐車していることをほとんど見たことがなく(夏休みのピーク時には多少の利用もあったようだが)、ロクでもない計画だと思ったものだ。

3千8百万人レベルの予測で計画した駐車場の補完計画だったのだが、
倍の入場者があっても機能したとは言えなかったと思う。

需要予測をしたのは、能率協会で「需要予測の神様」と呼ばれていた人だった。モデルを誤ったわけだが、その後の科学博など大規模イベントはほとんどが過剰予測となってしまった。万博の需要予測の失敗の後遺症がでたためで、大阪万博だけが異常だったということになる。

1億人の人口で6千万人も集まったのだから、13億人の人口を抱えているのだから1億人の入場者があっても不思議はないと思う。

万博に沸いた大阪は、5年後の昭和50年から人口の社会減となり、30年以上続いている。終わりの始まりである。このでんで考えると、中国・上海のピークはこの数年かもしれないのだが…



忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[11/14 NONAME]
[06/09 元沖縄通♪]
[04/28 元沖縄通♪]
[03/22 ドン・カルチョ]
[03/21 佐野]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析