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アジア大会のサッカーの試合をようやく昨日見る事が出来た。タイに押し込まれながらも、1-0で逃げ切り準決勝進出である。今回のチームは終盤を迎えたJリーグに配慮し、クラブでは準レギュラークラスと大学生によるチーム編成であり、ロンドン五輪の予選本番とはかなりレベルが落ちる中での準決勝進出である。大健闘だ。

アジア大会で日本代表は金メダルを獲得したことはない。一昔前は主力メンバーが参加しているにもかかわらず、東南アジアの国々に歯が立たなかったのである。最近は五輪代表と同じ基準で21歳以下のチームを派遣しており、フル代表の国に敗れメダルには届かないという結果になっていた。

今回は、W杯に出場した選手を6人抱える北朝鮮が優勝候補の筆頭だったが、昨日PK戦でUAEに負けてしまった。日本はこれまで5試合をすべて無失点で乗り切ってきたが、昨日の試合を見ていても、非常に規律が守られチームとしての守備が徹底されており、点を取られていないことが納得できる内容であった。

次のイランを倒せば、日韓で決勝を戦うことになりそうだ。二軍半以下のレベルではあるが、少し楽しみにしたい。
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昨日はボジョレーの解禁日だった。ふだんに飲むワインは最近ワンコインが多いのだが、昨日は奮発して2本購入した。ワンコインなら8本は買える金額であり、私のプチ贅沢だ。肝心の味の方だが、去年ほどではないがまずまずというところだ。

ところで、事業仕分けについて見直しの論議が始まっている。財源捻出効果が薄れてきたこと、与党内の対立が目立つこと、政府の目玉政策も見直しや廃止が求められ仕分けの立ち位置がぼやけてきたこと、強制力がないことなどが主な論点なのだろう。

仕事に関係するものも取り上げられたため、2日間で8つの事業についてインターネット中継で仕分けの模様を眺めた。これまではニュース映像しか見ていなかったので、一部始終を見たのは初めてだった。

一日4つの事業を見たのだが、見ているだけでも相当に疲れる。これをほとんど同じ仕分け人がやるのだから、ご苦労さんと思わず言いたくなる。私が仕分け人だったら、一日で一つか二つしかこなせないだろう。

逆の見方をすれば、同じ仕分け人が事業を見直すのには多すぎはしないかということだ。仕分けの場に臨むにあたっては、当然準備作業が必要であり、背景の認識、問題点の洗い出し、課題を整理しなければならず、一つの事業について一日で終わるとは到底思えない。

仕分け人の発言を聴いていると、生煮え状態のものが数多く見受けられた。一人の仕分け人によって多くの事業を見直すためには、“仕分けの視点”が確立されていることが必要だが、どうもそれがあるようには見えなかった。仕分けの“勘所”が抜け落ちているようにしか思えない。

その原因は、“論点整理”を財務省が作成している点にあると思う。1時間の議論で決着をつけるためには論点整理が重要であるが、これを仕分け人が行わず、財務省が担っているために議論が散漫になっているのである。仕分け人の論点整理=勘所だと思うのだが。

一方で、仕分けられる側の問題としては、事業の進め方が一番大きいように思われた。HOWの部分がぜい弱なのである。目的は高邁であっても、やり方が稚拙では、見直しは当然だと思う。典型的な言い分は、「新成長戦略に則っている」という主張であるが、いくら目的は合致していてもやり方に問題があれば、廃止・見直しはやむを得ないのではないだろうか。

メディアは仕分けの効果として、財源確保=ムダの削減を大きく取り上げ、効果が薄れているという主張が目立つのだが、私は仕分けの意義は施策の立案者の意識改革が最も大きいと思っている。そのためには今後も仕分けは続けるべきだと思うが、そのためには仕分けを仕分けして改善する必要があると思うのだが。

世界で6番目に広いというフレーズでアクセスが増えた理由がわかった。池上彰のテレビ番組で取り上げられたためである。理由がわかると何となくほっとする。

アジア大会が始まって1週間ほどになる。BSで放映されているが、ここまでは水泳や体操、柔道などあまり興味のない競技が中心でほとんど観る事がない。陸上でも始まれば少しは関心が増すのだろう。

ところで、ここまでの国別の成績を見ると、開催国中国が圧倒的に強く、金97、銀39、銅36のメダル獲得になっている。次いで韓国が金29、銀22、銅31である。その次に日本がランクされるのだが、金17、銀41、銅35であり、銀や銅が金メダルの2倍以上になっている。競り負けているのである。

競馬の一流騎手と、それ以下の並みの騎手との差は、競り合いの強さである。例えば、現在リーディングトップの横山騎手は、1着114回、2着64回、3着62回であるのに対して、10位の北村騎手は1着56回、2着70回、3着は62回である。

更に20位の柴山騎手になると1着17回、2着30回、3着33回である。最後のひと踏ん張りの差が、一流とそれ以下を分ける事を証明していると思う。

日本のメダル構成は、二流騎手のパターンであり、金メダルが銀や銅の2倍以上ある中国は一流騎手のパターンである。国の勢いがそのまま反映されているようなメダル獲得状況なのだが、後半に変化は見られるのだろうか。

ダライ・ラマ効果は2日で終了したが、昨日は「世界で6番目に広い国」というフレーズで検索サイトからのアクセスが急増した。この1週間で30件を超えたのが3度目である。よくわからないことがいくつかある。

ダライ・ラマ効果については、日経のコラムが出たその日にこのブログで紹介したものであり、その日と翌日に検索サイトから集中的にアクセスがあったものである。出どころやタイミングも良く理解できる。

しかし、世界で6番目というのは、日本の陸地の面積は世界で60番目位の小国だが、海洋面積は広大で世界で6番目の海洋大国であるということを書いた、2年前の記事である。タイミングは大分ずれている。

元々この記事は「個人金融資産」「世界の平均年齢」と並んで、このブログへの検索サイトからのアクセスでベスト3になるものだったが、これまでは「日本の面積は世界で何番目?」という問いかけ調のフレーズだった。

今回は「日本は世界で6番目」というはっきり順位を意識したフレーズでのアクセスである。推測するに、中国との関係で日本の海洋国家としての位置づけを論じた記事がどこかにあり、そこで6番目ということが記述されていることからのアクセスだったのだろうか。

もう一つは、ダライ・ラマ効果の時と同様に、今回も検索エンジンは圧倒的にGoogleが多い。普段はYahooとほぼ同じ割合なのだが、特定の用語に集中する時はいつもGoogleからである。よくわからないことだ。
白鵬の連勝が63でストップした。これまで歴史に残る場面は不思議とテレビ観戦をしているのだが、見逃してしまった。倒すとすれば序盤しかなく、稀勢の里には一発の魅力があるだけに、その瞬間を逸したのは不覚だった。先場所は必ず5時50分にはテレビの前に居たのに。

取組前の力士の所作や、会場のボルテージの盛り上がり具合から来る“波乱の予感”は、ニュース映像からは絶対に伝わらないものである。予感=期待と置き換える事が出来るかもしれない。それだけ楽しみが増すというものだ。

ニュース映像は結果を映し出すだけで、ワクワク感がなく冷めた目で見ることしかできない。また、5時50分に合わせてテレビのスイッチを入れるよりも、その前の取り組みを見続けその日の流れを感じながら観る方が、よりワクワク感が増すものである。

これらを含めて、その瞬間を見逃したのは残念でならない。ところで問題はこの後である。双葉山はその後3つも負けてしまったし、大鵬も45連勝でストップした場所は途中休場になってしまっている。双葉山の連勝を止めた小結安芸の海は横綱に昇進している。

白鵬の今場所のこの後、稀勢の里はどうなるのだろうか。



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