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8時半までに更新する予定が、考えがまとまらず遅れてしまった。今日はスーパーボウルの生中継があり、試合観戦に集中するためだ。

今日の対戦は、ピッツバーグ・スティーラーズとグリンベィ・パッカーズである。パッカーズは地区優勝できずワイルドカードで出場して勝ち上がってきたチームだ。昨年のプロ野球で言うと、ロッテのような存在だ。

昨夜は寝つきが悪く、BSのプレミア・リーグの放送を仕方なく観たのだが、なんとマンチェスター・ユナイテッドが敗れてしまった。マンUは今シーズン無敗で、30戦連続負けなしのチーム記録更新がかかっていた試合だったが、リーグ最下位のチームに1-2の逆転負けになってしまった。

その試合を見た後だけに、パッカーズがワイルド・カードからの“下剋上”を期待しながら観ている。今、第一クオーターが終わったばかりであるが、パッカーズが14-0とリードしている。なぜパッカーズに肩入れをしながら観ているのかは、明日のブログで観戦記とともに触れるつもりだ。

名古屋のトリプル選挙の結果も、既成政党の体制に対する“下剋上”と見る事が出来、チュニジアやエジプトなどの騒動も含め、“下剋上”がトレンドかもしれない。頑張れパッカーズ。
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通常国会が開会されて1週間以上が経過したが、野党は対決色を強め、何も国会では決まらない状況が見えてきた。ねじれ国会のためだ。

ねじれは90年代の終わりから始まり、当時は自由党や公明党との連立でしのぎ切ったが、07年以降はねじれが常態化しつつある。衆議院選挙は振幅の大きい小選挙区制度であり、有権者の「勝たせすぎた反省」からかその間の参議院選挙では野党が議席を大きく伸ばすというのが、これまでの流れである。

衆議院の優位性が憲法により保たれているのだが、その優位性を効果的に発揮するためには2/3の議席が必要であり、過半数を制しても2/3に届かなければ、総理大臣を選ぶことはできても重要法案を決定することはできなくなる。

衆議院は解散によって有権者の意思を問うことができるのだが、参議院には解散がなく、しかも任期が6年と長いので、一旦ねじれが始まると最低でも3年、多くの場合は6年間ねじれが続くことになる。これを解消するには、衆議院での議席交代しかない。民主党はこれを達成したのだが、これも束の間であり参議院選挙で大敗し、ねじれに戻ってしまった。

見方によっては参議院の方に優位性があるかもしれない。その一つとして、この10数年を見ると参議院のボスの発言力が重みを増しているように感じられるのだ。

ねじれ状態を克服する手段としては、内閣支持率を上げることに尽きる。支持率が高ければ、野党の攻勢の矛先を鈍らせることができるからだ。自民党政権の末期には民主党の支持率がダブル・スコアにまで跳ね上がり、政権は抗うことはできなかったが、現状では自民党の支持率も伸び悩んでおり、チャンスはまだ微かに残っていると思う。

このところの地方選挙の結果を見ると、現状の支持率とは随分かけ離れているようにも見えるのだが…

目安としては40%を超えることだ。そのためには、小沢問題で決着を付けること(法的に問題はなくとも、政党助成金を使ってカネをばらまき、子分を育成するのは道義的に許せないことだ)、マニフェストの見直し(何度も述べているが、有権者はマニフェストの全てに渡って賛同しているのではない)、消費税の増税(有権者の多くはやむを得ないことだ思っており、その時にどのようなメッセージが出されるのかに注目している)の3点が重要だと思う。

これを実現するには強力なリーダーシップが必要だが、支持率が政権崩壊の寸前で留まっている今が正念場ではないだろうか。
ポカポカ陽気が続いている。この気候を身体は歓迎しており、“寒の戻り”は受け付けない感じだ。エアコンの稼働率を下げないと、電気代が尋常ならざることになりそうだ。

石油もそうだが、資源価格が高騰続けており、輸入食品も値上がりが続いている。新興国の需要が増えたことと、先進国の金融緩和による投機マネーによるものである。

毎度のことながら、投機マネーの動きは腹立たしいことである。日本は円高の恩恵があり多少は緩和されていると思うのだが、世界規模でみると資源高騰が生活にダメージを与えている国が多いと思われる。

チュニジアやエジプトの政治の混乱の背景にもなっているのではないだろうか。気になるのは、お金に対する考え方の違いである。物価高騰の原因として矛先が投機マネーに向かえば、お金に対する考え方からイスラム原理主義が力を持つようになるような気がする。

エジプトがどのような終息を迎え、どのように飛び火していくのか気になるところだ。

自国の経済活性化のための金融緩和策が、回り回って親米政権から反米政権を生み出すとしたら皮肉なことだ。
ようやく春の臭いが感じられるようになった。季節を分ける節分の言葉通りである。節分の豆まきといえば力士と歌舞伎役者がニュースネタになるが、昨日はどの関取も寡黙だった。存廃の危機にさらされ、来年の豆まきに呼ばれるかどうかわからない事態になっているのだから当然だろう。

野球賭博の問題では、違法行為ではあるが“やんちゃ”のしすぎということで、寛容な眼で見る向きもあったと思うが、八百長問題は本質にかかわる問題でもあり、春場所の開催は許されないだろう。歳を取るに従い、相撲が好きになってきただけに残念だ。

相撲の魅力は立ち会いにある。はじめて相撲を見る外国人が不思議に思うのは、立ち会いを誰が合図をしているのかということが一番多いと言われている。

対戦する力士同士が呼吸を合わせるということが理解できないらしい。呼吸を合わせるのだが、いかに自分の呼吸に合わせるかの駆け引きがあり、初場所の白鵬が稀勢の里に負けた一番は白鵬が相手に合わせてしまったためだと私は思っている。

「阿吽の呼吸」を大事にする精神が、八百長を生み出す土壌になっていたのかもしれない。これから徐々に明らかになってくると思うが、今回のキーマンは三段目の力士であると思う。

業界用語では、八百長の仲介人を「中盆」というらしい。読み方や語源はよく知らない。一昔前の週刊誌による八百長スクープのおりには、横綱の付け人が中盆として走り回っているとされていた。

仲介者は動きまわることが必要であり、ベテランの幕下力士が最適なのだろう。今回の三段目力士は31歳のベテランであり、30を過ぎるまで芽が出ないと普通はとっくに廃業をしているはずなのが、裏も表も知り尽くした“阿吽の呼吸をわかる”人材としての価値があったのだろう。

今朝のNHKのニュースを見ていると、三段目力士が巡業で相撲甚句をうたっている姿が放映されていた。“国技”としての伝統を示す一環として、巡業では相撲甚句やしょっきりが披露されるが、その大事な役目も担っていたのである。

並みの三段目ではないのである。“伝統”は引き継がれるものである。今回の調査で、中盆の伝統をどこまで遡れるのだろうか。何代目まで遡って検証できるかで、相撲協会の自浄能力を判断できるのではないだろうか。

何とか9時前に更新できた。

とうとう動かぬ証拠が出てきたようだ。これまで相撲の世界は八百長の影がチラチラしており、何度も週刊誌のテーマに登場していたが、元力士の証言だけでは“証拠不十分”とされ、千秋楽の7勝7敗の力士の勝率の高さだけが目立っていた。

それが携帯メールの記録という動かぬ証拠(モバイルの記録が動かぬ証拠とは皮肉なものだ)により、今回ばかりは逃げ切ることはできないようだ。

今回疑惑の持たれている力士は、十両や幕内下位の“常連”が中心である。相撲の世界は厳格なヒエラルキーがあり、その境目が十両である。十両以上になると関取となり、○○関という敬称で呼ばれるようになる。

幕下以下では月給がないが、十両になると104万円の高給取りになる。親方として引退後相撲協会に籍を置くためには、現役時代に十両以上の経験者という資格要件にもなっている。関取とそれ以下では天と地との差があり、八百長疑惑を生む土壌がこの境目に特に多いわけだ。

幕内での八百長疑惑は、境目の延長のようなものであり、問題の本質はこの境目にあると思う。

問題の本質ということでいえば、親方株制度があると思う。親方になると、協会から給与が出て、定年まで働き口を確保できる。さらに、部屋持ち親方になると、協会から力士一人につきなにがしかの手当が支給され、所属力士の活躍次第では谷町からの援助も期待できる。

さらに親方株は売買され、定年後の第二の退職金にもなっている。この親方株を取得するには関取になり、十両で何場所かを過ごすというのが条件であり、この境目で怪しい動きが頻発しているのだと思う。

今回疑惑をもたれているのは13人と報じられているが、これは氷山の一角であり、すでに親方として活躍している連中にも脛に傷を持つものは多いのではないだろうか。

おそらく、名前の挙がった13人は永久追放の処分となるだろうが、これだけで治めず、様々な改革が打ち出されなくては公益法人として生き残ることはできないと思う。

私は、改革の本丸は親方株制度にあると思う。資産=既得権という構造が抜本的な改革を妨げ、境目の不祥事を呼ぶ元凶だと思う。

サッカーの世界では監督になるためにはS級ライセンスが必要であり、有名選手でも現役時代の活躍に関係なく、コツコツ資格を積み重ねてようやく監督になれる厳しい制度となっている。

相撲の世界では親方株を協会が一括管理(=売買の対象としない)し、一般教養も含めた試験による親方としてのライセンス制度を導入すべきだと思う。

現行の親方株制度を残したままで、公益法人として税制の優遇処置を受けるのは認められないと思う。

野球とばく事件の副産物として出てきた八百長の動かぬ証拠が、相撲協会の体質改善につながりそうだ。


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