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昨夜からアジア・チャンピオンズ・リーグが開幕した。スポーツ中継を観るのが好きな者にとっては、2月はさびしい時期であったが、月が替わってようやく待望のシーズン到来である。

BSで名古屋と杭州の試合を観たが、ガッカリの内容だった。Jリーグのチャンピオンが、アウェーとはいえ中国リーグ4位のチームに完敗してしまった。

ボールを支配され、圧倒的に攻め込まれ、チャンスらしい場面もほとんど作ることができずの完敗である。アジア選手権で優勝し、クラブ・チームでもと期待しての観戦だっただけに、落差をより一層感じさせられた内容だった。

先は長く、予選リーグは2位まで次に進めるので一つの敗戦で悲観する必要はないのだが、あまりにも試合内容が悪すぎた。しかも、名古屋の入った予選リーグは韓国のチャンピオンと、ACLの優勝経験があるアルアインが同居するというタフなグループである。その中で、一番弱いと見られたチームにギャフンと言わされてしまったのだ。

緒戦の敗退からどのように立て直してくるかが見ものだ。もう一つの試合は、深夜の録画放送のため観なかったが、こちらはガンバが5-1の快勝だった。こちらの試合をライブで放映し、名古屋の試合が録画なら気持ちよくお酒が飲めたのに。

今晩はセレッソの試合が7時から放映される。インドネシアのチームが相手だけに、安心して観ていられると思うのだが…
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熟義の国会は夜なべで行われ、予算案が衆議院を通過した。与党からは造反議員が出、野党は党利・党略丸出しで、自分たちが何をしなければいけないかを忘れて、権力闘争にばかりうつつをぬかす政治家どもにはうんざりする。

民主主義による意思決定は、数の多い方に従うというルールである。そこには合意形成というプロセスが含まれることにより、政策の継続性が生まれるのであり、合意がないままだとバランスが崩れるたびに政策にもゆがみが生じ、一貫した道筋が描けないことになる。

右肩上がりの時代には、合意形成が上手くいかなくても、社会全体の成長力により何とかなったのだが、右肩下がりの時代には優先順位を定めて行動しなければ、悲惨な事になるのは明らかだ。なのに残念ながら、日本の政治には合意形成のための手法が確立されておらず、何度総選挙で政権の枠組みを替えても、その先に展望が開けないのではないだろうか。

合意形成には、基本的な認識が一致することが前提にあると思う。いいかえると、「論点整理」が出来ていることだと思う。

マニフェストを見ていると、アウトプットの羅列であり、基本的認識というか論点整理が不十分な感じがする。アウトプットばかりに目が行きすぎ、なぜそのようなアウトプットが必要かという議論が足りないのである。

論点整理をきちっとやるためには、政党にはしっかりとしたシンクタンクを持つべきだと思う。自分たちの主張の正当性を後付けするためではなく、主張のベースを作るためのシンクタンクである。現状ではどうも前者の役割しか果たしていないような気がする。

論点整理が不十分なまま、今衆議院を解散しても、どの政党も過半数を握れず、このまま「失われた30年」に向かってまっしぐらに進みそうだ。
朝から冷たい雨が降り続いている。今日はこのまま気温が上がらず、昨日との最高気温の落差は13度だという予報が出ている。いつもながらの季節の変わり目の儀式ということか。

東京マラソンで、市民ランナーがエリートランナーを押しのけて、3位に入ったことが大きなニュースとなっている。市民ランナーといっても箱根駅伝にも出場したことがあるランナーであり、並みの市民ランナーとは違うのだが、走るのが仕事ではなく、仕事の合間にトレーニングをするという環境の中で、今シーズン日本最高記録(多分そうだと思う)で走ったというのは快挙だと思う。

アマチュアがプロを破ったという見立てで報じられている。その道で生計を立てているプロがいる中で、他に本業を持つアマがプロを破るというのはどの分野でも大きなニュースになる。

囲碁や将棋の世界でアマがプロに勝つと大騒ぎになるし、学生横綱が幕下付け出しでデビューしても、すんなり十両に昇進するのは稀である。学生相撲などは学業そっちのけで、相撲に明け暮れしているのに、ガチンコ相撲の中では、プロの壁は高いのである。

マラソンの世界でも同様であるはずなのだが、この数年一流ランナーの証である2時間10分を切るランナーは数えるほどしか出ていない。瀬古や中山、宋兄弟が活躍した80年代とは雲泥の差である。

セミプロという言葉が昔よく使われた。プロではないが、本業よりも競技を優先する人たちで、実業団(懐かしい言葉だ)野球の選手たちを指して使われていた言葉だ。

マラソンのエリートランナーもプロではなく、セミプロの範疇にはいるのかもしれない。そう考えると、あまり大騒ぎをするほどのニュースでもないのではないだろうか。

東京マラソンは市民マラソンの祭典ということだけでなく、日本で唯一の賞金マラソン大会である。川内選手は昨年4位に入り100万円の賞金を手にしたが、今回は3位で200万円にアップした。アマチュアにとっては大きなボーナスだが、プロのレベルで考えるとその10倍にならないと満足できないのではないだろうか。

日本のマラソンランナーはその点でもセミプロだと思う。プロとは矜持の高いものだ。
今日は東京マラソンが行われている。この時期に毎年開催されることもあって雪や雨になることも多いのだが、今年は好天に恵まれ、ランナーは走ることの気持ちよさを満喫しているだろう。

このブログを始めた最初の日にも東京マラソンが行われており、そのことに触れたような記憶がある。

東京マラソンは申し込み者が35万人を超え、10倍の抽選を突破したランナーが東京の目抜き通りを走り回れることになる。5年前に始まった時も抽選が行われたが、10万人の応募だったから3倍ちょっとの関門だったので、人気の上昇が良くわかる。

市民マラソンの歴史を調べてみたことがあるが、これまで2度ブームが起きている。日本で最初に登場した本格的な市民マラソンはフルマラソンではないが、青梅マラソンだと思う。60年代後半に始まった大会は70年代に入ると1万人のランナーが集う大会に成長した。

ホノルルマラソンが70年代に入って行われるようになり、80年代に入ると日本からの参加が急増(毎年3万人前後のランナーが走るが、その6割は日本人)し、これをうけて北海道マラソンやNAHAマラソンなど大規模市民マラソンが90年前後に誕生している。これが第一次ブームである。

第二次ブームは、東京マラソンが06年に開催されて以降のことであり、今度は大都市市民マラソンがブームになっている。エリートランナーなら2時間ちょっとで済むが、市民マラソンとなると5~6時間の交通規制が必要になる。そのため、大都市での開催は“自粛”されていたのだが、東京マラソンの盛況を受けて今秋の大阪をはじめとして、神戸・京都・名古屋で相次いで開催される予定になっている。

ネットで調べてみると、市民ランナーが参加できるフルマラソンは、現在100ちょっとある。これだけマラソンがあちこちで開かれている国はないのではないだろうか。

当然のように新たなビジネスも生まれている。参加申し込みの受け付け代行、ICチップを利用した計測システム、会場の設営、警備などなど関連ビジネスで潤う企業が出始めている。

それに東京マラソンでは沿道に200万人の観衆が集まる大イベントにもなっており、経済効果は相当な規模になる。利に敏い大阪や名古屋で開催されるのもうなずける。

産業という言葉を使えるのは、市場規模が1兆円を超える位にならないと呼ぶに値しないと私は思っている。この定義からすると、映画は市場規模せいぜい2千億円であり、外れることになる。

しかし、マラソンはランナーの用具や交通費・宿泊費などに、沿道の観衆が費やすお金をを加えると、1兆円に届くかもしれない。市民マラソンは地域にとってのビッグイベントになりつつあると思う。市民マラソン研究で博士号の取得を目指すか。
昨日は南の強風が吹いて、「春一番」と発表された。気温もグングン上がり春の到来を感じさせられたが、風向きが北に変わると冬に逆戻りをしてしまった。

今月の電気料金の請求書を見ると、その前の月の2倍以上になっている。12月15日から1月15日までの利用分であり、来月の請求書はもっと多くなりそうで、頭が痛い。

原油価格が高騰してきており、エコに徹する生活態度に改めなければならないのだが、歳のせいか暑さ・寒さに弱い体質になってきているような感じで、エアコンをガンガンつけるエゴの生活になってしまっている。体質改善を図らなければ。

今日で62歳になる。これまでは自分の誕生日を忘れることが多く、知らぬ間にすぎてしまうのだが、今日は特別に意識をしている。

鹿児島で大学生をしている次女が付き合ってくれるのだが、娘とのデートが楽しみになるというのは、初めて味わう感慨だ。色々趣向を考えているのだが、受け容れられるのだろうか。



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