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暑さも今日までで、明日からはぐっとやわらぐとのことになっているが、今日は今年一番の暑さという予報になっている。暑さが収まるのは冷たい空気が後ろに控える前線が南下してくるためだが、前線近くでは暑い南風が強く吹くため、通過する直前に最も暑くなるそうである。なるほどと思わせる話である。

私はこの“なるほど”という言葉が大好きである。CSを進めてゆくと、情報提供が重要な課題の一つになる。情報提供の善し悪しが、顧客の満足に密接に結びつくというデータが見られるが、この情報提供の善し悪しに“なるほど”が大きくかかわっているからである。

なぜこの情報提供が重要になるかを考えた時に、情報→知識→知恵という流れがあることに気がついた。知恵は生活を豊かにし、仕事を楽にするために欠かせないものだが、知恵を発揮するためには知識が豊富にあることが前提になる(知識のない知恵を“猿知恵”と呼ぶ)。

その知識は、情報が原料になる。情報が頭の中にストックされて知識になるのであり、情報提供というのはいかにストックされるのかを考えなければならないのである。この情報が知識へと化学変化を起こすためには、その情報に“なるほど”という触媒がなければならないのである。“なるほど”のない情報は見向きもされないことになる。

NHKの「ためして合点」という番組は、10年以上続いている長寿番組である。私も好きでよく見ているが、人気の理由はこの“なるほど”にあると思う。生活の新しい知識を教えてくれる番組だが、実験による検証を交えて視聴者に“なるほど”を伝えていることが長寿の秘訣だと思う。

“なるほど”は納得にも欠かせない言葉である。納得は、納得しても満足にはならないが、納得しないと不満になりかねず、CSには重要なファクターである。納得を得るためには、“なるほど”と思わせる説明=情報提供が必要になるのである。

民主党の代表選挙では、国民がなるほどと思うような人物を選ぶのだろうか?


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明日の夕方から気温が下がり、ようやく猛暑から逃れられるというご託宣が出た。前線が南下してくるためで、前線の北側の冷たい空気がエアコンのスイッチを切ってくれるようだ。予想天気図では秋雨前線のようであり、今年はやっぱりカレンダーが一月ほどずれているのではないだろうか。

昨日に続いて、多数決についての話を。私がこの問題に関心を持つようになったのは、5月に手話を用いた教育を行っているろう学校を訪れた時、校長が話した「子どもですからしょっちゅういさかいは起こります。しかし教師が仲裁しないようにしています。自分たちで話し合って解決するようにしています。また、多数決で物事を決めるということは絶対しないようにしています。」という言葉からだった。

明治以来日本のろう教育は、一貫して口話法という方式を採用している。社会に順応するためには、“ふつうの人”と同じようにしゃべるのが第一歩だということが理由である。ろう者にとって自然な言語は手話であるが、口話法習得の妨げになるとして手話を禁止するなどの措置もとられたほどである。

この旧来のろう教育の弊害を打破する試みとして、手話による授業を行おうという考え方が出てきたのである。多数に合わせるのではなく、マイナリティを尊重するという考えで、その流れからは多数決というものがそぐわないのである。

手話による授業と、口話法による授業を選択できるろう学校を見学する機会があったが、廊下に張り出されている制作物を見る限りにおいては、明らかに手話コースの子どもたちの方に一工夫が多く見られ、自由なコミュニケーション手段を持つことが、子どもの成長に大きな影響があることが良くわかった。

多数決による民主主義というのは、“数の暴力”という弊害を抱えているものだと思う。少数意見を尊重したうえで、多数意見がまかり通るという原則を忘れてはいけないのだが、ともすると少数意見を無視することの方が多いように思うのだがどうだろうか。

ところでろう学校を見学していた時に思わぬものに出くわした。小学校4年生の教室だったと思うが、アンケート結果が張り出されていた。国際学力テストのランクダウンを受けて、考える力を養うために、授業の中にアンケートが取り込まれているのである。子どもたちが身近なテーマを取り上げ(マンガの読み方が取り上げられていた)自分で調査票を作り、集計して“分析”しているのである。

はっとさせられたのは、アンケートの分析においても多数決の論理がまかり通りすぎていることである。子どもたちの分析でも、我々大人の分析でも、“多いもの探し”に主眼が置かれ、せいぜい水準という物差しをあてるぐらいが関の山である。「こんな意見もあるんだ」という目を持つことを忘れてはならないと思う。

次の首相を選ぶ与党の代表選挙が近づいてきたが、まだ全体構造がよく見えてこない。最大勢力の小沢グループの動向が良く見えないためで、自前の候補を持たず、影響力を発揮するために“多いもの探し”をしているのだろう。
このところエアコンは一晩中働き続けている。しかし、今月の電気代の請求書を見ると、驚くことには昨年に比べると18%の減となっているのだ。7月下旬から8月初めにかけての気温の低さが影響しているとも思ったが、よく考えてみると4泊5日の出張があったのが大きく、不在期間だけで17%に相当しているためのようだ。意識は変わっているが、実態は変わっていないというといういつものパターンが、節電でも同じということか。

この時期家でゴロゴロしていれば、必然的に(?)高校野球の中継を見ることになる。今年の大会を見ていて感じることは、とにかくテンポが速いということだ。攻守交代のスピードが速く、インニングの間にニュースを挟むとすでに次の回が始まっており、ランナーが二人溜まっている事さえある。

民放ではCMを入れるのに苦慮するだろう間合いの短さだ。これまでも試合時間は総じて短く、2時間で1試合というペースだったが、今年はこれまで以上に早いように思う。これも節電モードに入っているためだろうか。

もう一つは応援の熱気だ。お盆休み期間ということもあり、連日満員の盛況である。昨日の新湊の応援のパワーは象徴的で、試合終了後の東洋大姫路の監督談話の中でも、「応援のパワーに圧倒された」という言葉が象徴的だった。

高校野球の魅力の一つは、「県代表」の戦いということだろう。選抜は「地区代表」という制度であり、ブロックの代表という意識が強く働くのに対して、「おらが県の代表」ということが、スタンドの応援のボルテージを上げるのだろう。

参議院の選挙制度で、1県1議席が崩されようとしている。人口割にするならば、ブロック制にするしかなく、県代表は消えてなくなることになる。民主主義とは多いもの勝ちという制度だが、「数の暴力」を抑えるために一方では、高校野球のような1県1代表の仕組みも残す必要があると思う。

習志野高校と金沢高校の試合が今行われているが、習志野高校の170人のブラスバンドの威力はテレビを通じても伝わってくる。県大会の決勝の中継の時の話によると、高校の吹奏楽の全国大会では3年(だったと思う)続けて出場できないという規定があるらしく、常連校の習志野高校は今年は出場できない年にあたり、甲子園しか晴れ舞台がないということである。

確かにすばらしい演奏を聞かせてくれているが、一方の金沢高校のブラスバンドは17人で、1/10の劣勢である。楽器の足りない部分を声援で補っている。頑張れ金沢!
ガスター10のお陰で、ようやく胃の痛みも治まってきた。晩酌の量も控えた(飲めなかった)のも体調が戻りつつある要因だろう。しかし、40年以上飲み続けているが、酒を飲むのをためらうようになったのは初めての経験だ。歳をとるというのはこういうことか。

一昨日行われたサッカーの韓国戦は、相手の決め手不足もあって3-0の快勝だったが、韓国相手に3点以上ホームで点を取ったのは37年ぶりとの事である。私がお酒を飲み始めて間もないころの話であり、いかに圧倒され続けていたかがわかる話だ。

試合内容を振り返ってみると、速いパス回しで韓国を翻弄してのものでありたくましさを感じさせられるものだった。選手のレベルが一段と上がっているのを感じさせられる。レベルアップの証拠として、ヨーロッパのチームに所属している選手が先発メンバーのうちの7人、途中交代の5選手のうち4人と多い事があげられる。

日本が初めてW杯に出場したフランス大会では全員国内組、日韓大会では中田1人だけ、昨年の南ア大会でも4人しかいなかったのに、一昨日招集されたメンバーは海外組が14人と半数以上占めている。

この1年で海外流出が急激に進んだことを示す数字だ。去年移籍した香川や長友の活躍で“日本の品質のよさ”を示したことが、今年になって代表経験のない宇佐美や乾などの若手の移籍にもつながっている。成績不振で流出にブレーキがかかっているプロ野球とは対照的である。

しかし喜んでばかりもいられない。スター選手の海外移籍で国内のJリーグの空洞化が進み、今シーズンのこれまでの入場者数が17%も落ち込んでいるのである。震災の影響も多少あるのだろうが、被災地のベガルタ仙台は好調な滑り出しをしたにもかかわらず、Jリーグ平均と同じ17%の観客を失っているのに、楽天は下位に低迷しているにもかかわらず、昨年を上回る観客を集めているのである。

“野球の底力”を見せられているようなデータである。しかし、これを悲観的データとしてとらえてはいけないと思うのだ。プロ野球ではFAの問題もあるのだろうが、メジャーへの移籍は30歳前後であるのに対し、サッカーの海外移籍は20歳前後と10歳も若いのである。

海外の環境にもまれることによる「ノビシロ」は、若いほど大きくなるもので、日本代表の実力アップはサッカーの方がより大きいということだ。一昨日の韓国との試合でのたくましさはこのことを象徴しているものだと思う。

「ドーハの悲劇」や「ジョホールバルの歓喜」などヒヤヒヤ、ドキドキしながらW杯予選を見ていたころから比べると、今はどんな勝ち方をしてブラジルへ臨むのかという余裕を持ちながら予選を見る事が出来るのである(油断は禁物だが)。

代表が強くなることが、回り回って国内リーグの活性化につながるものだと思う。それに球団経営としては、入場料収入だけでなく、“育てて儲ける”というのもあると思うので、悪いことではないかもしれない。

企業の空洞化もこの円高でより問題視されるようになっている。しかし、国内だけにしか目を向けない企業はやがて廃れるだろうから、こちらも“海外移籍”は避けられないだろう。
今朝のニュースでは、6時半すぎにすでに30度を超えている。今日が暑さのピークになりそうだ。昨日は完全に暑さ負けで、ダウンしてしまった。昨日の朝にいつも通りブログの更新をしようとパソコンを開いたのだが、座っていることができず、途中でパソコンを閉じてしまった。

胃へのダメージが特にひどく、久しぶりにガスター10のお世話になる始末である。昨夜はビールも喉を通らず、蓋を開けたのにそのままキッチンで流してしまった。“自動休肝日”だ。一日中寝ていたおかげで、今朝は昨日より少しましになったが、夏バテとは情けない限りだ。

今月末には、中国の南京と広州に1週間ほど出張しなければならない。そのうちの1日は、ホテルもないところで現地の人の世話になる予定なので、体力の回復していることが絶対条件となる。

それ以外にもまだ日程は決まっていないが、お盆明けから9月中旬までの間に2件出張しなければならない。夏バテ解消のためには、ウナギでも食べたいところだが、胃が弱っている時には脂っこいものは厳禁である。当分は、ソーメン・冷麦の世話になることにしよう。

昨日は人口減少の事について書くつもりだった。日本全体の事もあるが、震災の“忘れられた被災地”=液状化被害の地域である、浦安、習志野、千葉市美浜区の人口流出の事である。機会を改めてこの問題には触れておきたいと思う。






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