社長のブログです
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ようやく春の兆しが見えてきた。巣籠り状態が続いたおかげで、ベルトの穴が一つ移動してしまい、はくことができなくなってしまったズボンを復帰させるチャンスなのだが…
なでしこに高校生が選出された。セーラー服姿でリフティングする姿は初々しく、おじさんの目には好もしく映った。男子でもアイスランドとのテストマッチに、高校生が代表入りしている。こちらは高校生でも、すでに京都サンガでプロとしてのデビューを飾っており、天皇杯でも大活躍しているので高校生ということを忘れていたのだが、セーラー服での記者会見を見ると、高校生ということを強く意識させられた。 野球の世界では、アマチュアの日本代表なら高校時代の松坂や清原は選ばれると思うが、プロの代表となると難しいだろう。サッカーと野球では成長速度が違い、ピーク年齢にズレがあるのだろう。 野球選手のピークは30歳前後であるのに対して、サッカーでは25歳前後にその選手の全盛期を迎えるのではないかと思う。23歳以下のメンバーで行われるオリンピックから2年後にW杯が行われる。オリンピックの活躍が、次のW杯の好成績に結びつくわけだ。 そのロンドンへの出場権には黄色の信号が灯ってしまっている。レベルの低さが懸念されるのだが、この世代の有望選手の多くがヨーロッパのチームに入ってしまっており、代表に招集されないためのもので、悲観することではない。 ドルトムントの香川を筆頭に、ヨーロッパで腕を磨く(足を磨くか)オリンピック世代の選手が10人ほどいるのではないだろうか。オリンピックの本番に出場がかなえば、予選とはかなり違ったメンバー構成になるだろうから、楽しみなのだが… セーラー服のなでしこが、お姉さまに囲まれてどのような姿に変身するかも楽しみだ。 PR
日経の世論調査結果が、一面に掲載されている。見出しは「消費増税政府案反対49% 賛成40%」「引き上げ必要6割」というのが大見出しで、小さく「内閣支持32%に下落」となっている。
見出しだけから読み解くと、「消費税の増税はやむを得ないが、身を切る努力が不十分で現在提出しようとする案には反対。その結果として、内閣支持率の下落を生んでいる」ということになるのだろう。 世間の“気分”をよくあらわしている調査結果だと思う。しかし、この調査で一つ気になることがある。政党別の支持率だ。 日経の調査では、民主党23%、自民党27%と2つの政党で50%を占め、みんなの党8%、公明党3%、共産党1%、たちあがれ日本1%、無党派層が27%となっている。全部足し合わせると90%で、10%がどこかに行ってしまっている。 先日のNHKやFNNの世論調査では、無党派層がほぼ半数を占めて過去最高ということが報じられていた。日経の調査ではそれが30%にも満たず、20ポイントもの大きな開きがある。にもかかわらず、日経の調査でも03年以来最も多い比率だとしている。 傾向として無党派層が増えているというのはわかるのだが、20ポイントの開きがあるというのはよくわからない。4~5年前に、メディアによる世論調査の内閣支持率を並べてみたことがある。 メディアによって10ポイント以上の差があったように記憶しているが、20ポイントまでは開いていなかった。調査主体に対する好感度=メディアの好き嫌いが、調査への協力度の違いとなって、内閣支持率の差となって現れていると解釈していた。 しかし、無党派層の比率はメディアの好感度だけでは説明できないと思う。多分質問文や、質問の仕方が違うのではないだろうか。 無党派層は今や最大勢力である。その割合が大きく違うのでは、分析に大きな支障をきたすことになる。どのデータを信じればよいのだろうか?
昨日から冬将軍様が居座り、今朝はこの冬一番の寒さだった。陽射しは春の強さだが、空気は冷え切っており、春が待ち遠しく感じられる。今朝が底だとよいのだが、何度も「この冬一番」を経験しているだけに、もう一つ谷底があるのだろうか。
図書館に出かけて、権利という言葉を調べてみた。翻訳語という想像をしていたが、荀子の勤学に「是故権利不能傾也」という言葉があり、これが原典のようだ。翻訳語なら、日本で生まれた言葉と言えるのだが、原典が中国にあるとなると話は別だ。日本国語大辞典では3つの意味が掲載されている。 一つ目は、ごくシンプルに「権力と利益」とあり、出典としては史記とされている。我々が日常使っている権利という言葉のニュアンスからすると、少し違和感がある。 二つ目は、「物事を自由に行ったり、他人に対して当然主張し要求することのできる資格」とある。がれき処理に反対する人々の行動は、この二つ目の意味の行使であろう。日本国語大辞典によると、1477年の「土井本周易抄」に使用事例があるようだ。 三つ目は、「自己のために一定の利益を主張したり、これを受けたりすることの法律上の力。私法上の権利である私権と、公法上の権利である公権とにわかれる」である。これは英語のrightの翻訳語であるのだが、日本人のだれかがこう翻訳したのではなく、中国で翻訳された「万国公法」からの借用であるとされている。 いずれにしても、権利という言葉は日常生活の中で自然に生まれたものではなく、中国や欧米からの借り物の言葉であったようだ。 権利という言葉とセットで用いられるのは義務という言葉である。権利を主張する前提として、義務の履行ということが求められるのだが、借り物の言葉ゆえに、義務を忘れ去り権利のみの主張をすることになってしまったのだろうか。
このブログを始めたのは、5年前の2月17日である。いよいよ6年目に突入するわけだが、このところ更新のペースが落ちてしまっている。世の中を観るセンサーが、この冬の寒さで鈍ってきているのかもしれない。
鈍ったセンサーだが、最近気になることが一つある。原発や放射線に関する、“抗議活動”だ。先日も、ストレステスト結果を審査する委員会に傍聴を求めて一騒動があった。震災で大量に発生したがれきの受け容れも、住民の反対があり、東京都しか受け容れ処理を表明していない。 原発に関しては、使用済み核燃料の処分方法が確立されていないだけに、施設の安全性は担保されたとしても、積極的に再開に賛成しようとは私も思わない。しかし、がれき処理はこれとは次元の違う話であり、福島県のがれき処理はともかく、岩手県や宮城県のものは受け容れてしかるべきものだと思う。 昨日、岩手県山田町の震災によるがれきを、一般ごみと一緒に焼却する実験が、静岡県の島田市で行われた。例によって、がれきの受け容れに反対する住民が、抗議活動を行っている。現場には10名ほどしかいなかったが、9000名の署名を持参しての抗議行動である。 静岡県は、発生確率が高いと予想される東海大地震に向き合っているのに、“絆”はどこに行ってしまったのだろうか。がれきを受け容れるかどうかということに関して、絆という文字はすでに死語になってしまったようだ。 どうも“権利”という言葉をはき違えているような気がする。権利という言葉はおそらく、古来からの日本語にはなく、明治時代の翻訳語だろう。図書館が開いたら日本語大辞典を調べに出かけようと思う。
昨日、大阪維新の会の「船中八策」が発表された。政治家や“有識者”の発言を聞いていると、やや冷やかな見方をしている。「いうのは簡単だが」「性急すぎる」などの批判が多いようだ。「数字が示されていない」という意見もあるようだ。
有権者は、先の総選挙の民主党のマニフェストに踊らされたが、政権交代後の惨状を見るにつけ、もう言葉には惑わされないという見方である。 しかし、私はもう一度有権者は“騙される”のではないかと思う。維新の会の「船中八策」の目玉は、首相公選制や道州制、参議院の廃止など統治機構・システムの抜本改革にある。失われた20年の要因は、政治・統治機構の機能不全によるところが明らかであり、「何も決められない政治」に失望した有権者の支持を集めると思う。 もう一度騙されてもよいから、今のまま続けるよりも、新たな選択をした方がましだという判断が働くと思う。何よりも、この動きが西から起こったことが大きいと思う。 明治維新の原動力は西の勢力である。歴史の授業では、江戸時代の「三大改革」というのを教わった。しかし、改革とは名ばかりで、いくばくかの幕府の財政再建に効果はあったが、庶民の暮らしは辛抱ばかり強いられ、成長にブレーキをかけただけであった。東京発の改革とはそういうもので、改革や財政再建が声高に叫ばれている今の状況とダブって見えて仕方がない。 というわけで、大きなうねりが来ると私は思う。問題は、実行力にあると思う。明治維新が成功したのは、大久保利通が居たからではないだろうか。討幕の大将は西郷さんだが、新政権の立ち上げに最大の功績を残したのは大久保利通だ。 民主党政権も、西郷さんや龍馬のようなタイプの人間ばかりで、提案したことを実行に移すタイプの人間が居ない(かろうじてドジョウ首相には片鱗がうかがえるのだが)のが、3度も首相が変わった要因だろう。 橋下市長も、どちらかというと西郷さんタイプで、大久保利通が維新の会にいるのかどうかわからない。そういう危惧もあるのだが、次の選挙では、「ある程度の勢力」に留まらないような気がするのだが、どうだろうか。 |
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