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尖閣問題で中国の圧力が一段と強くなった中で、沖縄地検は処分保留のまま釈放すると発表した。先日この問題で、「もう一つの検察問題」としてこのブログに記事を書いたばかりなのだが、「さらにもう一つの検察問題」が生じたように思う。

検察問題だと考えたのは、どうせ釈放するのだから、杓子定規に拘留延長などせずに釈放すべきだったと思ったからである。しかし、国内法に則り拘留延長したからには、きちんと処分をして釈放するべきであり、処分保留のまま釈放するのは最悪の判断だと思う。

理不尽な圧力に屈した形になったことは、今後の対応に置いて禍根を残したことになるのが一つの問題だが、もっと大きな問題は「検察の政治判断」であると思う。

検察の記者会見では、外交上の事情を配慮した事を述べているが、これは明らかに検察が政治的判断を行っているということを証明したのではないだろうか。

小沢前幹事長の政治資金の問題(賄賂ではなく、記入ミスの問題で国会議員まで逮捕したこと)、鈴木宗男議員の「国策捜査疑惑」や、この数日話題になっている大阪の特捜部の事案(証拠の改ざん問題ではなく、そもそもの厚労省の局長を逮捕したこと)など、検察の「政治判断疑惑」に対する不信感が一層大きくなった気がする。

ところで、今回も官房長官や外務大臣は、「粛々と対処する」という発言をしていたが、政治家が“粛々と”という言葉を使う時は、“注視”しなければならないようだ。
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