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今場所は白鵬の連勝記録が続いているため、ほぼ毎日夕方はテレビの前にいた。連勝記録を見るだけなら5時50分でよいのだが、もう一人気になる力士がいるので、5時30分ごろからのテレビ観戦となった。負け越せば引退を表明している魁皇を見るためである。

その魁皇がなんとか13回目のカド番をしのいだ。今場所で大関在位61場所目であるから、1年に1回以上ピンチの場所があったことになる。魁皇フアンである私にとって、何度も潔い引退を願ったのだが、ここまで来ると一日でも長く土俵に上がり続けてほしいと思う気持ちの方が今では強くなってしまった。

特に今場所は、前半に怪我の影響でもたついたが、後半になってからの取り口は気迫が感じられ、その必死さが感動的でさえある。この数場所の前半戦は引き技で星を稼ぐのが多かったのだが、今場所の前半には全く見られなかった。それがようやく、一昨日の安美錦の一番で初めて登場した。

引き技が決まるのは、立ち会いに圧力をかけ、相手が負けじと出てくるから決まるのである。今場所の前半はそれだけ立ち会いの圧力がなかったということであり、衰えを感じさせられたのだが、終盤になって引き技が決まったのは“復調”の兆しではないかと思う。

ところで、魁皇の大関在位61場所という記録と、白鵬の61連勝という記録の根っ子は同じような気がする。大関を長く続けられているのは、引きずり下ろすような若手力士の台頭が乏しいためであり、それが横綱の連勝記録にもつながっていると思う。

富士山が美しいのは、その姿・形もあるが、それをより引き立てているのは周りに高い山がなく、そのシルエットがより強調されているからである。今の相撲界はライバルが不祥事で去り、脅かすような若手が登場しないため、白鵬は富士山のような存在になったのではないだろうか。

ところで、秋場所が終わった後に、朝青龍と千代大海の引退興行が予定されているが、どちらもチケット販売で大苦戦しているようである。相撲人気の低迷もあるが、二人の人徳の問題も大きいだろう。観客の声援から想像すると、魁皇の引退相撲は大入りになると思うのだが。

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