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尊農攘夷の声の大きさで、民主党のTPPについての政府への提言は及び腰のものになってしまった。幕末の攘夷も黒船来航が契機であり、民主主義の日本国憲法も敗戦によるものであるが、いずれもアメリカの圧力によるものである。今回のTPP交渉への参加もアメリカの圧力という意味では同じだ。

昭和40年ごろの自動車市場の資本自由化のおりにも、日本の自動車産業は壊滅的打撃を受けるという声が大きかった。尊皇攘夷も開国することにより、近代日本に生まれ変わったし、壊滅的ダメージを受けるはずの自動車産業も現在は世界のトップを走っている。

今回のTPPも同じようなことになると思うのだが…

ところで、オリンパスの不正経理は、オリンパス自身だけでなく、監査法人にもダメージが大きいように思う。

オリンパスは世界シェアの7割という内視鏡を持っているだけに、経営者はともかく、経営そのものへのダメージは少ないだろう。

しかし不正経理を見逃した監査法人の責任は大きいのではないだろうか。今回の発端は、新任の英国人社長が、企業買収の報酬額の大きさに疑問を持ったことだが、当然監査法人もこれに気付くべきであり、時価会計導入時の株式評価損にも目を光らせるべきだったと思う。

監査法人の責任論がもう少し報道されてよいように思うのだが、メディアは経営者の責任の方にばかり向いているのは残念だ。日本企業のイメージが大きく損なわれたという話が多く述べられているが、それをいうなら信用を担保するのは監査法人であるからだ。
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