社長のブログです
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例年この時期になると、家でくつろぐ時のスタイルは短パン、Tシャツに衣替えをするのだが、今年はまだ切り替えられないでいる。厳密には一度収納ボックスから引っ張り出したのだが、少し寒く感じ再び収納ボックスへ逆戻りしてしまった。ジェット気流の蛇行によるもので、今年は涼しい夏になるのだろうか。
地下鉄サリン事件で特別手配されていた3人のうち2人が逮捕され、残りの1人も逮捕が秒読み段階に入ったようだ。15年以上も逃亡を続けられたのは、交番所に貼りだしてある手配写真とあまりにも異なる容貌になっていたために、気付かれることはなかったのだろう。 菊池容疑者などはぽっちゃりした手配写真とは全く別人のスレンダーな容姿になっており、身内のタレこみがなければこのまま逃亡を続けていたかもしれないと思う。最後の逃亡者となっている高橋容疑者も別人のようになっているが、現在の“面が割れた”からにはそう長くは逃げられないと思う。 最近の犯罪捜査で活躍が目立つのは監視カメラの映像である。先日の渋谷駅での刃物を使った男も、監視カメラの映像から足取りが辿られ、速攻での逮捕になっている。昨年の大みそかに出頭した平田容疑者も、監視カメラの分析から住まいが判明したようだし、高橋容疑者も監視カメラをフル動員して追跡されているのだろう。 日本中に監視カメラがどれだけあるのかと思うとぞっとするものがある。まさに「ビッグデータ」の典型であり、テロ対策として技術開発が進んだ「顔認証技術」とスパコンの能力が組み合わされれば、「いつ」「どこで」「だれが」「なにをしたか」はたちどころに分かる時代がすぐそこに来ているような気がする。なんだか寒気がしてきた。今日も短パン、Tシャツは引っ張り出さないでおこう。 PR
合計特殊出生率が政治の成果指標であるということをこのブログで書いたことがある。昨年1年間の出生数は105万人で、このところ増加傾向にあった特殊出生率は1.39と横ばいになった。第二次ベビーブーマーの高齢出産が頭打ちになったためだ。
昨年1年間の死亡数は125万人で、1年間に20万人も人口が減少したことになる。単純計算をすると、人口減だけでGDPを0.2%引き下げることになる。人口の増減は経済活動の基盤となるだけに、人口減少に歯止めをかけるというのは“待ったなし”だ。 子どもを産みたいとする人が全て出産すると、特殊出生率は1.7を超えるという調査結果がある。1.7と1.39のギャップは、人々の特殊事情であり、政策の進め方次第で埋められるものであり、もっと積極的な施策ができれば産みたいとする人の割合も増える可能性がある。 社会保障の穴埋めではなく、出生率向上のための施策に多くを振り向けるのであれば、消費税増税を容認する人はもっと増えるのではないだろうか。 社会保障政策に関して、政党間の基本理念に大きな違いがある。民主党は「公助」を基本にしているのに対して、自民党は「自助」を掲げている。最近芸能人の親族が生活補助を受けている問題がワイドショーを賑わしているが、これも自助の立場に立つ自民党議員の仕掛けが発端にあるらしい。 子ども手当か児童手当かというのも、公助と自助の考え方の違いによるものだ。日本の人口は、70年代までは年間100万人のペースで増加していたが、80年代に入って急ブレーキがかかって年間60万人台になり、90年代は30万人で0年代はほぼ0になってしまった。 10年間で30万人ずつ減っており、このままスライドすると10年代は年間30万人の減少になるだろう。環境変化にもかかわらず、あくまでも自助を押し通した結果の人口減であると思う。 右肩上がりの時代は、政治はできるだけ干渉せずに自助を促すだけでよいと思うのだが、右肩下がりの時代には自助を重視しすぎると坂道を転げ落ちるスピードが加速することになりかねない。 昨夜のクローズアップ現代によると、アメリカの大統領選挙の争点は「自由」か「平等」かになっているらしい。日本では「公助」か「自助」か争点になってもよいと思うのだが。 コウジョとパソコンで入力すると、公序や控除、工女、高女、皇女、孝女などの文字が出てくるのに、公助という文字は見当たらない。それだけ、公助という概念が一般的ではないということだ。パソコンで公助という文字に変換される時が来るのだろうか。
積年の自民党政権が嫌で民主党に投じた人が多かったのが、前回の衆議院選挙である。政権についた直後には早速予算の組み替えを行うなど、新しい政策を実行し、閉そく感を打破できる(=失われた30年にはならない)という期待を持たせたのは束の間で、普天間の迷走あたりから雲行きが怪しくなってきた。
2代目が登場して少しは変わると思わせたが、躓きの素は尖閣諸島への領海侵犯事件への対応であったと思う。それに震災対応、特に原発事故への対処で危機管理能力の稚拙さが露呈され、ダッチロール状態になってしまった。 それに替わった3代目は、今度は人事下手でリーダーとしての資質を疑わせるようになってしまった。選んだ大臣のうち4人が問責にかけられ、そのうちの2人は防衛大臣である。特に2人目の国会答弁を見ていると、「この人物で大丈夫か?」と誰の眼にも映るような人選であり、人事下手を思わせるものだったが、その極め付けが昨日発表された防衛大臣の人事だ。 シビリアン・コントロールの観点から、防衛大臣は政治家がその任に当たるべきで、防衛問題の“専門家”がその職に当たるべきではないと思う。2代にわたる問責を受けての民間人起用ということは、民主党には防衛・安保問題できちんと対応できる人材不足を証明しているようなものであり、政権政党の資格に?が付いたと思う。 消費税増税に前のめりになりすぎて、政権として致命傷を負ったのではないだろうか。これで、民主党の4代目の首相が登場することはないだろう。それにしても、民主党政権はこれで3代続けて、防衛・安保で躓いたことになる。チャレンジャーはリーダーとの差別化を図り得意分野に磨きをかけることが大事だが、リーダーは市場に責任を負うために得意分野だけに特化するわけにいかず、苦手科目を作ってはいけないというポーターの法則が当てはまるということか。
昨夜は、予定通りに平清盛をBSで6時から見、7時半からはオマーンとの試合に集中した。しかも、一方的な試合展開になり、9時には試合の途中だったがNHKスペシャルにチャンネルをスイッチすることができた。
何もかも思惑通りに進んだのだが、唯一誤算があったのは、NHKスペシャルの内容が今朝起きてみるとあまり印象に残っていないということだ。今日のブログでは、ビッグ・データとスパコンの関係を取り上げるつもりだった(昨夜の時点では)のに、話が整理できないでいる。原因は2つ考えられる。 一つ目は、例によって飲みすぎだ。6時から清盛を観たのだが、手ぶらでテレビの前に居る事が出来ずに、ビール片手にというスタイルになってしまった。普段は7時半ごろからスタートするのに、1時間半も前から飲み始めていたので、NHKスペシャルが始まる9時にはすでに3時間も経過していたことになる。しかも、日本が鮮やかな先制点をあげ、3点も取ったのだから、知らず知らずのうちにグラスに手を伸ばす頻度が増えたのだろう。 もう一つは、「茗荷」のせいかもしれない。「茗荷を食べると物忘れがひどくなる」という言い伝えがあるが、昨日は冷奴に茗荷を添えて食べたからかもしれない。 子どもの頃、家の裏の日陰に茗荷が自生していた。茗荷は祖母の好物であり、ある時私に茗荷をとってきてくれと頼まれたことがある。それまで、そこに茗荷が生えていることを知らなかった私は、遊びに夢中になっている時に、立ったまま用を足すポイントのひとつであった。 肥しがよく効いていたのであろう、よく見ると見事な茗荷がたくさん生えていたのだ。もちろん私がその茗荷を口にすることはなかった。その後も何となく茗荷を口にすることはなかったのだが、最近になって試しに食べてみると美味しく、豆腐の薬味には定番になっている。 お釈迦様の弟子で、物忘れのひどい誰それのお墓に咲いていたことから、茗荷を食べると物忘れをするという言い伝えが出来たようだが、最近の私の物忘れのひどさは、茗荷を好んで食べるようになったせいかもしれない。昨夜はビッグ・データについて書くつもりだったのだが、何を書くつもりだったのか思い出せるだろうか。 尖閣購入のための寄付は、5月31日に10億円を突破した。予想よりも1日遅れである。
最近ラジオを聴くよりも、テレビを観る方が増えているように思う。去年の震災の時は、FMを聴きながら仕事をしていて、緊急地震速報が流れたおかげで慌てることなく震度5に耐える事が出来たのだが、直後にはラジオからテレビに切り替えて以来テレビを見る機会がぐんと増えたように思う。 |
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