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日中は暑さがぶり返しても朝夕はめっきり涼しくなり、秋の到来を感じさせる。特に、日が落ちると虫の大合唱であり、テレビの音声が聴きとりにくくなるほどだ。
埋立地のせいかセミはほとんどいないのに、コオロギ(多分そうだと思う)は大量に居る。

内閣改造を受けて、報道各社が実施した世論調査の結果がまとまっている。以前も報道機関によって支持率に大きな違いがあることをこのブログで指摘したことがあるが(6月4日付け)、調査の時期に若干のずれがあり、厳密な比較はできなかった。今回は全くタイミングが同じであり、各社の傾向が良く分かる。

各社の8月末の内閣支持率と参議院選挙直後の調査との増加は以下の通りである。
読売新聞 44% +12ポイント
日経新聞 41% +13ポイント
共同通信 40% +11ポイント
産経FNN 38% +22ポイント
朝日新聞 33% +7ポイント
毎日新聞 33% +11ポイント

朝日と産経FNNの上昇率はやや異常だが、残りはおおむね10ポイント強の増加となっている。それにしてもリセットするとご祝儀で支持率が回復するというのは面白い現象だが、農水省の辞任でご祝儀分は吹っ飛んだのではなかろうか。

1000サンプルの調査だと、40%という結果には±3%の誤差を含むのだが、読売や日経と朝日や毎日では10ポイント前後の開きがあり、明らかに調査結果に歪みが生じている。

真の支持率を知るには、各社の調査結果をシェアで割り戻すしかなさそうであり、8月末では37~38%あたりに落ち着くと思う。

これから各社の調査結果を読む時は、読売や日経からは5ポイントを減らし、朝日や毎日では5ポイントをプラスするのが妥当なところだろう。

政権の支持率の危険水域を20%台とするならば、各社のデータには以上のような換算値によって判断することが必要だろう。

調査主体や調査方法によってどれだけ結果が違ってくるかを、リサーチャーは再認識する必要があろう。



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今朝も6時で21度、9月の声を聞くと一挙に秋に突入したようである。同じ時間の大阪の気温は26度、こちらはまだまだ暑い様である。

今朝の新聞のトップ記事は、遠藤農水相の辞任である。先週大臣に就任したばかりで、不祥事が発覚し、問題大臣をかばい続けたことが参議院選挙の敗北につながったとされたためか、素早い対応である。

世界陸上に気を取られ、一般のニュースに目が届きにくくなっており、いつの間にこんな問題が生じていたのか分からないうちに、あっという間の辞任劇だった。この場合の素早い対応は、決して褒められることではなく、せっかく少し回復した内閣の支持率は再び低下することになるだろう。

農水省はこの1年間に3人変わったことになる。呪われたポストであり、後任にはなり手が居ないのではなかろうか。それにしても、「人身一新」を目指し、“身体検査”を十分の期間を取って行ったにもかかわらず、すぐに問題大臣が登場する。危機管理能力を疑わざるを得ない。

そもそも安倍首相は「人身一新」を標榜しているが、その中身は自分は居座り大臣を総とっかえしているだけだ。これではトカゲの尻尾切りならぬ、胴体切りである。トップが交替しない「人身一新」はありえないことだ。胴体切りをしてしまったために、間もなく悶絶死するのではないか。

久し振りにスポーツ以外のことを書いた気がする。


昨日と同じで、7時の気温が20度を少し上回るくらいで過ごしやすい1日となりそうだ。大阪は28度くらいあり、男子マラソンの時よりもましだが、苛酷な条件には違いない。

土佐が3位に入り、オリンピック代表の内定を獲得した。世界選手権のメダル獲得が、オリンピック代表の切符を獲得する手段の一つに、シドニーオリンピックの時からなった。

1年前に代表の権利を得ることができ、その後の調整がやりやすいということや、失敗してもその後の選考大会に再チャレンジできることもあり、世界選手権をステップにするという事が定着してきた。

しかしアテネのチャンピオンの野口選手は、アテネの出場権をパリの世界選手権の銀メダルで獲得し、オリンピックの金メダルにつなげたにもかかわらず、今回は世界選手権の選考会にも出場せず、秋の東京国際で一発決定を狙っている。夏の大阪で走ることのダメージを考えてのものである。

土佐が内定を獲得したことにより、選考会が面白くなった。2人の代表枠に対して、選考会が、東京、大阪、名古屋の3大会あり、今のところ、野口、高橋という過去のオリンピック金メダリストが東京の出場をほのめかしている。マラソンの記録は水物であり、名古屋と大阪の記録が東京を上回ったり、どちらかが平凡な記録での2位になった場合、どういう選考をするのかが見ものである。

またしても選考を巡る議論が巻き起こるのだろうが、世界選手権で代表が内定した段階で、残り2人の選考基準を明確にしておくのが陸連の努めであると思う。
個人的には、世界選手権で敗退した人もチャレンジでき、オリンピックまでの調整期間が取れる大阪マラソンで上位2人を決定するのがよいと思う。

選択肢が多いのは故障した有力選手の救済ということや、テレビ局の思惑が絡んでのことである。定められた大会に調整して出てくるというのが、選手の技量の一つでもある。

一発選考でなく、いくつもの選択肢をもうけ、「解釈」を入れるという日本的選考方法を改めるべきだと思うのだが、逆にこれが楽しみという人もいるのだろうな。アメリカはすべて一発勝負であり、有力選手が失敗しても救済されることはない。

この考え方がスポーツに限らず、あらゆる分野でアメリカの活力を生み出しているのだが、パワー至上主義にもつながり、弱者への配慮に欠ける側面が生じていることも否めない。市場が右肩上がりで成長している段階では、基準が明確になっているこの手法が優る。

しかし、市場が成熟化している状況では、日本的「わいわいがやがや型」の選考は目配りがあり、適した手法なのかもしれない。

昨日の競歩の誘導ミスは早速原因究明の報道がなされており、報告書も出るそうなので入手できた段階で分析をするつもりだ。中々素早い対応だったと思う。
今朝は涼しさを呼ぶ北東風が吹いており、8時の気温が21度、Tシャツ半ズボンで散歩していると寒いくらいだ。今テレビをつけたら50KM競歩の中継が流れている。なんと日本選手がトップ争いの3人の中に入っている。レースが終わってから続きを書こう。

とんでもない結末になってしまった。無理なペースで上位争いに加わっていた山崎選手が、フラフラになり競歩というより散歩状態になって頑張っていたところ、係員の誘導ミスで1周早く競技場に入り失格になってしまった。

2KMの周回コースで、周回遅れの選手が混ざり合う中でのことであり、誘導員にも気の毒であったが、明らかに誘導員のミスである。

昨年のサンスポ千葉マラソンでも、海岸通から稲毛海浜公園を周回するルートで、誘導ミスで2.5KMも短くなってしまい、全員の記録が無効になることがあった。ボランティアが誘導員をやっていたのだが、出口に設定している場所をボランティアの勘違いで開けてしまったためのケースであった。

大勢のボランティアの協力でロードレースは大会運営をされているのだが、周知することの難しさを感じさせられる出来事だった。今回のケースでは、周回をカウントする係りのミス、誘導員に伝える方法のミス、誘導員のミスの3通りが考えられるが、あってはならないミスであり、原因は速やかに公表すべきだと思う。

単純なミスなのだろうが、今後の大会運営のマニュアルに付け加えられるべきものであると思う。

それにしても、画面で見る限り大阪はまだまだ暑そうであり、東京と大阪の温度差を感じる。今夜はリレーに期待だが、メダル圏内に居ることで力みが出ることだけが心配だ。
今日で8月も終わりだ。2007年の夏というと猛烈に暑い夏だったということで想い出すのではないだろうか。一昨日あたりからようやく猛暑を抜け出した感があるが、9月10日くらいまで夏バテの症状が続きそうな気がする。

今日も陸上の話である。棒高跳びの予選に登場した沢野選手は、一度もまともなジャンプをすることができず、予選落ちをしてしまった。足がつったそうである。

400Mの金丸はスタート直後に肉離れ、入賞圏内にいた競歩の選手も足がつっており、200Mの末続も足の痙攣である。これだけ足の故障が続出するのは異様である。

脱水症状が原因と見られる。キューバの女子ハンマー投げでメダルを獲得した選手のコメントは「大阪の気候はキューバによく似ており、力を発揮しやすかった」というものである。キューバといえばカリブ海に浮かぶ熱帯地方というイメージがあるのだが、その気候とよく似ているというのは今年の夏の異常さを物語るものだろう。

今年の夏の気候は地元の利ではなく、気象的にはアウェイの状況なのだろう。日本人は暑さに弱いことが証明されたような気がする。

テレビを見ていて気になったのは、沢野や末続が登場する前後に、彼らが出ているCMが流れることで、何とも興醒めな感じがして、CM効果はマイナスになるのではないかと思う。高橋尚子もそうだったが、陸上競技の選手がCMに登場するようになると成績は落ちだす。ハングリーさが必要なのだろう。


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