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8時現在の気温が2度であり、散歩に出かける気にもならない。従ってスポーツ新聞はまだ読んでいないのだが、昨日の京都女子駅伝の記事では野口の事しか載っていないと思う。

野口が走って9位になった三重県の記録は2時間20分2秒であり、野口がベルリンで出した記録は2時間19分台であるから、9人がかりでも及ばないことになる。トップランナーの凄さが良く分かる。

このブログでも取り上げたことがある、豊田自動織機の小林由梨子が兵庫の2区を走って区間賞を獲得した。二重登録問題で実業団の主催するレースに出場できず、世界選手権の代表も逃すなど、不運が重なった去年のことを思い出したのだろう、レース後のインタビューで涙ぐんでいたことが印象的だった。CASAへ仲裁申し立てを行うようだが、どうなるのだろうか。

もう一つ2区では、新しいスター誕生の予感がする。京都の2区で岡山を抜いてトップに立った湯田選手だ。小林には及ばず区間2位の記録だが、昨年も愛知県から出場し、同じ2区で29人抜きをしており実力もある。しかしそれ以上に、美しさでも魅力的である。

大きなストライドのフォームは日本人離れをしており、お洒落な帽子をかぶり、ポニーテールを揺らしながら走る様は、おじさんにとっては“萌えー”である。駅伝はともかく、普通の陸上競技会は、関係者ばかりで一般の観客は少ないのだが、今年は湯田選手の出場する競技会は観客が増えるのではないだろうか。

日本ではマイナー競技の一つであるハンド・ボールも、五輪予選の問題で注目を浴びて、宮崎で昨日行われた試合の観衆は普段の1.5倍になっているそうだ。テレビの威力は恐ろしいものだ。勝負どころの2区でトップにたったのだから、カメラが捉えていた時間は格段に長く、多くの人の目に留まったのではないだろうか。

2月には横浜の国際女子駅伝がある。日本代表か、近畿選抜で湯田選手は出場するかもしれない。チェックしておこう。
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アメダスによると10時の気温が4度、年が明けてから暖かい日が続いたので、寒さがひとしお強く感じられる。散歩も早々に切り上げ今日は自宅に引きこもりだ。今日は大好きな駅伝もあるし。

判断についての続きを。判断というのは現状をベースに、「次はどうなる」を考えることというのは昨日述べたが、もう一つのポイントは「決めること」である。断という文字に決めるという意味が込められているようだ。

決め方の選択肢は4つある。「止める」「始める」「変える」「続ける」の4つである。このうちの「続ける」というのは、問題先送りにもなりかねないので慎重な対応が必要である。

これら4つの選択の見極めにはモノサシ(=判断基準)を持つ必要がある。モノサシの持ち様が、個人の“能力”ということになるのだろう。

オシムが日本代表への病床からのメッセージとして、「判断のスピードを上げること」を課題としてあげている。判断のスピードは危機管理において特に重要であると思う。C型肝炎をはじめとした薬害問題において、この判断の遅さ=問題の先送りが被害を拡大している。

素早い判断を行うためには、兆候を感じ取るセンス=分析力が要求されるのではないだろうか。
正月早々3連休である。走り出したとたんにブレーキがかかる感じで、せめて1月後半にまでならないかと思う。朝から雨模様で、夜には雪が混じるという予報であり、家に居ろということなのだろう。

今年の研究テーマに新たに設定したのは、「判断」ということである。マーケティング活動は「情報を収集・分析し、それに基づいて判断すること」であり、昨年色々このブログでも取り上げた「情報」と並んで、キーワードであるためだ。

私は、言葉の意味を考える時に、語源や由来を考えたり、英語ではなんと表現しているのかを手がかりに調べることにしている。今回もまずは、愛読書の「日本国語大辞典」を紐解いてみた。全13巻の辞書を手元に置く余裕はないので、徒歩3分の美浜図書館で該当ページをコピーしてきた。

これによると、判断という言葉は、翻訳語や仏教用語ではなく、日本に古来からある言葉のようである。日本国語大辞典では4つの意味があげられている。

一つ目は、「法に基づいて判定すること。判定。断定。」とされている。どうやら“判決”のことを指しているようで、もっとも古い記録として、988年(永延2年)の宝生院文書のものが例示されている。

二つ目の意味は、「外界やその人自身に関する物事が今どうであるのか、今後どうなるのか、どうあるべきなのか、どうすべきなのかを直感的あるいは論理的に考え、決めること。また、その決定の内容」としている。今日我々が使う判断という言葉は、この解釈があてはまると思う。

ここで明らかなことは、判断というのは今がベースになるが、その対象は将来に敷衍するということと、決めることという二つの要素があるということである。

判断のための情報は、「次はどうなる」ということを示すものでなければならないことと、判断は決定を伴うということである。

前者はインテリジェンスという言葉があてはまり、何度かこのブログでもこのことについて触れた。(6月29日、7月5日、7月11日、7月25日など)

字数が多くなりすぎたので、続きは明日に。
昨日のトップニュースは、松下の社名変更だろう。松下幸之助が一代で築き上げた会社の名前から、松下の文字か消え去るのだが、創業者の氏名を社名にしているのは大企業にあっても結構ある。

トヨタ、ホンダ、ヤマハ、スズキなどがその代表事例であり、世界的なブランドになっている。松下も創業者の幸之助が偉大だった(昭和の経営者として5指に入るのではないだろうか)だけに、一抹の寂しさがある。

「松下VSソニー」という研究を行ったことがある。両社の人と話をすると、何かにつけて相手の社名が出てくる。ライバル意識は相当なものである。

この研究は7~8年前に行ったのだが、この時に実感したのは、電機メーカーというのは最先端の成長産業と、成熟産業が同居するという事業経営の舵取りが難しい業種だということである。

その結果意思決定の早さが求められることになり、分社や執行役員制度など新しい経営制度をいち早く導入したのはソニーであった。90年代の初頭には連結で半分だった松下との差を、21世紀に入る頃には逆転してしまったのも、この経営の意思決定のスピードの差であるといえる。

逆に松下の90年代は、「失われた10年」という言葉がそっくり当てはまり、お題目はいくつも掲げられたが、変革できないまま時を過ごしたといえよう。その原因の一つが「松下家」の存在である。

重要な意思決定にいつも松下家の意向がチラホラ見え隠れし、スピード感に乏しく大胆な発想ができにくい土壌があったように思われる。今回の改名は、松下家との訣別を明確にしたものだと思われる。

それにしても、トヨタやホンダなど創業者名を冠して世界的に成功している会社は、何故かカタカナ3文字であり、浜名湖周辺から出発している。この地域には、起業を促し、企業を成長させる固有のDNAでもあるのだろうか。
JEF千葉の水野が、中村俊輔の所属するスコットランドのセルティックへ移籍するとの報道が流れている。イギリスでは外国人選手が移籍する時に、代表での出場経験によるチェックがあり、かって三都主がこの条件を満たしていなかったために、移籍できなかったことがある。

今回の水野のケースでも条件を満たさない可能性があるが、セルティック側は自信があるようで、水野は昨日渡英したようだ。水野は五輪代表でも主力であり、得点の起点になる選手で、スコットランドでどんな活躍をするのかが楽しみではある。

一方で、JEFの対応については不満が残る。地元であり、娘はフアンクラブに入っているし、息子も時々観戦に出かけたりしている。そのJEFの主力がドンドン流出しているのである。

オシム監督が日本代表に就任して以来、千葉の選手が数多く代表に選出されている。その中で、山岸が川崎に、佐藤が京都に移籍するのが確実になり、さらにW杯にも選ばれた巻が大宮に、五輪代表の主将の水元がFC東京への移籍が有力視されている。

代表組みで移籍話がないのは羽生だけで、今シーズンは全く別のメンバーで戦わなくてはならない。JEFは育成型のチームであり、ユースから若手を育て上げるのに長けたチームである。育成型チームの宿命として流出は避けられないのだが、これほど一挙に抜けるとチーム力を維持するのが大変になる。

このような事態をもたらしたのは経営トップの問題である。監督人事をはじめとしてチームのビジョンが明確でないために選手が不信感を抱いたのが今回の流出劇である。サポーターの不満も大きいと思う。フアンクラブが不安クラブになってしまう。

プロ野球でも同様なことが起こっており、エースと4番を一挙に失ったチームがセリーグに二チームもある。戦力を維持・発展させるというチームの義務を果たさないところに、プロ野球に参加する資格はあるのだろうか。ヤクルトは全盛期には300万人近くの観客動員があったが、昨年は137万人と半減し、今年はさらに減ると思われる。

えげつないのは、巨人や阪神で同じリーグの主力選手を相次いで獲得している。自前で選手を育てず、ライバル・チームの主力を引き抜くというのは、リーグ戦の魅力をぶち壊すものでしかない。球団経営にやる気がないのも困りもんだが、やる気を出しすぎるのもどうなんだろうか。


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