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昨夜のニューヨーク市場は、400ドル近く上昇するスタートになったのだが、結局は76ドル値を下げて終了した。当分はこのような一進一退が続くのだろう。

昨日の東京市場は、1000円以上値を上げ、バブル期の記録を更新して上昇率で過去最高を記録した。1000円の上昇はインパクトのある数字だ。しかし、バブル期は今の3倍以上の価格水準になっており、当時は3000円以上の値上がりがあったことになる。バブルの凄まじさがわかる数字であると同時に、基準(当たり前)の変化に驚かされる。

このところ、このブログで金融問題を取り上げることが多い。本来はこの時期には野球について書かなければならないのだが、どうも書く気が起こらない。つまらないのである。

プレーオフの導入で、優勝争いにそれほど緊迫感がなくなったことも大きいのだが、セ・リーグは上位と下位の力差が大きすぎること、反対にパ・リーグは団子状態になりすぎて、ギリギリの3位のチームが日本シリーズに買っても興醒めになることがその理由である。

圧倒的最下位になった横浜から、本塁打王と首位打者が誕生している。強打者を2人抱えて、大差の最下位とは合点がいかない。こんな状態だから、プロ野球に関心が行かない。

今夜は、サッカーのW杯予選が行われる。これまでは、予選突破の緊迫感があり、ドキドキしながらTVを見ていたのだが、どうもそのような感じもしない。飽食の時代になって食べ物に対する執着がなくなったように、W杯出場が当たり前になり、出場権獲得についての飢餓感がなくなったような気がする。

こんなことを書いていると、「お前の年のせいだ」という声が聞こえてきそうだが…
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昨日東京市場は休日だったが、世界の市場は猛反発し、どうやらとりあえずの止血には成功したようだ。今日の東京市場は9000円台は間違いなく、ひょっとすると1万円の声が聞かれるかもしれない。

主要国が協調して対処したことが功を奏したといえる。この点が1929年の世界恐慌と決定的に違い、評価できると思う。国際紛争などでは、ロシアや中国なども顔を出し、利害の対立があるのだが、今回の場合はそれらの国が表に出なかったことも“協調”がスピーディーに行われた理由だろう。

マネーの世界には国境がなく、自由に移動するため、一国だけの対処では効果がなく、“協調”が必要になるのである。これが契機となってアメリカは一国主義を改めるかもしれない。

まだ血が止まったり、熱が下がったりした段階で、根本治療はこれからだ。後遺症への対策も必要になってくる。根本治療に3年、後遺症が消えるのに数年かかり、全治7~8年の症状ではないだろうか。

昨日のニュースでドイツは60兆円の公的資金を用意したと報じられていたが、先日ようやく下院で了承されたアメリカの公的資金の準備は75兆円である。アメリカに比べてドイツの準備はかなり大きい。

90年代の日本でもそうだったが、不良債権はドンドン積みあがって行くものであり、国の規模や症状からするとドイツの3倍以上の規模に達するかもしれない。

日本の後遺症が長引いたのは、対策が小出しになってしまったためだと思われ、アメリカは「失われた10年」の再現になるような気がする。

そうなると、ドル安は必至であり、1ドル80円台になる可能性は高いと思う。インターネット・バンクでは、外貨預金が急増しているというニュースが流れていたが、円高はこれから本格的に進むはずで、外貨預金はもう少し待った方がよいと思うのだが…
昨日に続いて競馬の話。自分が記録を破ることはあっても、他人に記録を塗り替えられることがなかった武豊は、昨日の東京競馬で自分の記録に並んだ、三浦皇成と直接対決があった。

三浦が騎乗した9つのレースで一つは勝つと思っていたのだが、1勝もできなかった。その代わり、武豊は5勝をマークし、元祖天才振りを遺憾なく発揮したのである。ちなみに、昨日の東京競馬で、武豊の乗る馬の単勝を1000円ずつ買うと、1万4千円の儲けになった勘定である。

しかもその凄さは、直接対決のあった9つのレースで、一度も皇成に先着を許さなかったことである。5勝をマークしたことより、こちらの方に私は強いインパクトを感じる。

武豊に有力馬の騎乗依頼が殺到するのはいつものことであるのだが、9つのレースすべてにかつチャンスの大きい馬が集まることはない。昨日の場合も、皇成の方が上位人気の馬に騎乗したレースがいくつかあり、それを悉く先着したのである。

目の前で記録を破られることだけは許さないという、元祖天才騎手としての意地がそうさせたのであろう。次の対決がみものである。

武豊騎手は、デビューした年から大活躍し、それまでの記録をドンドン塗り替え、「天才ジョッキー」の称号が与えられる存在である。

その武豊の記録を破る2代目天才騎手があらわれた。「三浦皇成」(こうせいと読む)という騎手である。JRAでは競馬学校で騎手の養成を行っているが、最近ではデビューした当初は減量(3キロ)の恩典がありそこそこ活躍するのだが、減量のなくなる3年目以降伸び悩む騎手が多い。

そこで、競馬学校の指導も厳しくなったようで、今年の3月にデビューした騎手はわずか3人であった。毎年7~8人程度の入学があるので、それだけ厳選された結果と見る事ができる。その中でも皇成は注目される存在ではあった。

デビューした3月と4月は、月に4~5勝のまずまずのペースであったが、5月以降10勝ペースにアップし、先週までに65勝をあげ、武豊の新人記録にあと4勝まで迫り、カウントダウンに入っていた。これまでのペースから、今月中に記録更新をするだろうと見ていたのだが、なんと昨日4連勝でいっきに並んでしまったのである。

インタビューの受け答えはしっかりしており、育ちのよさがうかがえ、今時の若者言葉がないことにおじさんとしては好感が持てる存在である。ほとんどがおじさんである馬主や調教師に可愛がられ、騎乗依頼が増えるのは納得できる。

騎乗技術が優れているのはもちろんであり、素人目には直線での馬を追う姿勢がしっかりしているのが特に目を引く。武豊の新人時代は、あまり追い込んで勝つということが少なく、「追える新人騎手」というのもセールスポイントである。

東京や中山などのメインの競馬場ではなく、裏開催の札幌や函館の騎乗が多く、目立たなかったのだが昨日の4連勝は東京競馬場のものであり、アピール度が断然違う。

今日も9鞍騎乗し、今日中にも新記録を達成しそうであるのだが、その9鞍すべてで武豊との“直接対決”である。天気もよいことであり、今日の東京競馬場の入場者は3割増えると思うのだがどうだろうか。

連日金融危機に関するニュースが、トップ記事になっている。日経平均が1000円近く落ち込み、あっという間に7000円台が目前に迫っているために仕方のないことだ。今朝の日経ではとうとう選挙どころではないという記事さえ表れている。

アメリカの大統領選挙についての報道もほとんど目にしなくなっている。それだけ深刻な経済状況にあることを示している。

冷静に考えて見たい。2000年以降日本の国際的なステータスは急降下してきた。90年代には世界一であった国民一人当たりGDPは、2007年には16番目にまで落ち込んだのがその典型だ。

日本の成長率が低かったことがその原因だが、もう一つはデフレも大きな理由である。2000年以降7年間の世界全体の経済成長は、過去40年間で最高の水準になっている。単年度では過去にもっと高かった年もあるようだが、ロングレンジで見た場合は過去最高で、日本以外の国は皆ハッピーな時代であった。

その間緩やかなインフレ状況も続いていた。日本はデフレであったから、日本の相対的な地位が低下するのも当然のことである。このインフレに、バブルの要素がかなり含まれており、これがすべて弾け飛んだのが今回の金融恐慌である。昨日のブログでも書いたが、血栓が梗塞を引き起こしたのである。

このところの東京市場が暴落したのは、外資が換金せざるを得ずなりふりかまわず売りに出たためである。ニューヨークやロンドンの出血が止まらない限り、収束には向かわないと思われる。株価対策は、日本だけではできないことになる。

アメリカやイギリスは全治10年の深手を負ったものと思われる。その結果円高は進み、1ドル80円の水準にまでなると思う。

輸出企業にとっては大きな痛手であるのだが、トヨタやキャノンは非正規雇用を進め、内需還元をそれほど行ってこなかったので、日本全体ではそれほど影響はないと思う(東海地方は大変だが)。

円高や原油安(1バレル60ドルの水準にまで下がるはず)、資源安が重なり、内需にとってプラスは大きいと思う。それに円高は、個人金融資産1500兆円の重みが増すことになる。

日本の金融機関が健全であることが前提であるが、2000年代前半のデフレで縮んだことが幸することになると思うのだが、どうだろうか




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