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今週は出張の成果を取りまとめに多く時間を割いている。フィリピンでは宿題を出しておいたのだが、昨日から続々とメールが送られてき始めた。A41枚に限定をしたのだが、7人から届いており難渋している。もちろん英語での回答であるからだ。

最近子どもの食物アレルギーの事が度々話題になるが、私は子どものころから“英語アレルギー”である。中学1年生の1学期は何ともなかったのだが、ウオーミングアップ期間を過ぎた2学期から深刻な症状を示し始めた。

テストの都度、上位の順位表が貼り出されるのだが、1学期は中間テストも期末テストもベスト10前後にランク入りしていた。それが、2学期に入ると30位台に急降下し、それ以降は50番台が定位置になってしまった。1クラス50人ちょっとで、12クラスあったから1学年600人以上いたことになるので、上位1割にはランクインしていたのだが…

英語の成績が足を引っ張ったためである。こうなると、“英語憎し”の気持ちがますます強くなり、負のスパイラルにはまってしまい、今日にまで至っている。

幸い時間の余裕はあるので、テレビを横目で見ながらの解読となっているが、憎い英語を相手にしているため、テレビの合間にパソコンの画面に見入ることもしばしばである。この2日間、大相撲の中継を幕下あたりからずっと見ているのだが、十両の力士で有望株を一人見つけた。

照富士という新十両で、昨日まで2敗で優勝争いをしている。今場所新入幕でブレークしている遠藤も、先場所新十両の場所で優勝して十両を一場所で突破して、その勢いが続いているようだが、この照富士も遠藤と同じように十両を一場所でクリアするかもしれない。

一昨日の大砂嵐を苦しい態勢からねじり倒した力強さに目を引かれたのだが、恵まれた身体から出世は間違いなく、来年の今頃は遠藤とともに三役に昇進していると思っている。

英語アレルギーのお陰で発見した掘り出し物であるが、出身はやはりモンゴルとのことである。お尻に蒙古はんがあることは共通している民族同士なのに、相撲の世界では本物の蒙古はんがある方が強いということか。

昨日は、ダラダラとテレビを見続け、楽天の優勝も見届けた。田中の連勝があわやストップするかのピンチになりながら、最後の2人を直球勝負で打ち取る見事なピッチングに、ついつい飲みすぎてしまった。

今日もテレビの合間にパソコンを見入ることになってしまうのだろうか。
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風邪が一向に治まらない。咳のしすぎで、腹筋が痛くなってしまった。これでお腹の回りの脂肪が減ればいいのだが、そうもいくまい。台風が秋風を連れてきたようで、楽しみな季節になったのだが、体調を回復させなければ秋を満喫することはできない。

スポーツの秋でもあり、NFLも始まったし、日米のプロ野球はポストシーズンゲームが始まるため、楽しみな季節になってきた。ただ、好調だった日本人メジャーリーガーは終盤に来て急ブレーキがかかり、昨日登板した黒田やダルビッシュはさえない登板だった。このままではプレーオフに出場できるのは、レッドソックスの上原と田沢だけになりそうだ。

今年のプレーオフは日本の方が面白そうだ。セリーグは巨人の独走優勝で、プレーオフも圧勝しそうだが、パリーグは楽天は優勝しそうだが、プレーオフになるとどう転ぶかわからないと思う。

何年か前に、ロッテがシーズン3位からプレーオフを制し、日本シリーズもその勢いのまま突っ走りチャンピオンになったことがあるが、今年もその再現があるかもしれない。楽天は現在勝ち越し25で首位なのだが、田中の22勝0敗という神がかり的な数字があるためで、田中をのぞくと3つの勝ち越しでしかない。

優勝アドバンテージと、田中アドバンテージが2つあると考えれば、他の投手で一つ勝てばよいのだが、そう簡単にはいかないと思っている。

セリーグの広島は、3番目に滑り込んだのだが、勝率は5割を切っている。こんなチームが勝ち進むことも、短期決戦ではないとは言えないのだが、そんなことになったらどっかの新聞社がまたルール変更を画策しそうだ。

今月中に風邪を完治させ、美味しいお酒を飲みながら10月を楽しみたいものだ。
先週訪れた青森市の事を少し。初めて青森に出かけたのは、今から40年前にねぶた祭りを踊るため(地元の人は「はねる」と言うのだが)で、車を運転してのものだった。当時高速道路は仙台までしか開通しておらず、縦長の岩手県にうんざりした記憶がある。

それ以来、何回か仕事で出かけ、青森空港だけでなく三沢空港を利用したこともあり、鉄道も昔の東北線や秋田経由で奥羽線という経路もあるから、5~6回は出かけたと思う。しかし、いずれも80年代の事であり、最後に出かけたのは何時か忘れたが、今回は25年ぶりの訪問になる。

当初の予定では、金曜の夕方6時からインタビューをする予定で、一泊して土曜は少し観光をして夕方の飛行機で戻る予定にしていた。というのも、三内丸山遺跡を見たいと思っていたからだ。

三内丸山遺跡は縄文時代の大規模集落跡として有名だが、脚光を浴びたのは90年代半ばになってからである。私が頻繁に青森を訪れた時から10年ほどのちの事であり、次に青森に出かけるのは何時になるかわからないので、この機会に見損なっていた遺跡を尋ねるスケジュールを組むことにした。

金曜の夕方のインタビューが先方の都合により、急遽土曜日の午後になったのだが、夕方の飛行機を予約していたので何とか対応ができた。遊ぶ予定にしていたのが、思わぬ怪我の功名となった。それでも午前中はフリーだったので、遺跡見学に出かけた。

三内丸山遺跡は、総合運動公園の一角にある。江戸時代から存在は知られていたが、本格的発掘調査は、95年に野球場を建設するために調査をしていた所、大規模遺跡が発見されてからとのことである。

それ以降整備され、建物の復元が行われ、最近では「時遊館」というミュージアム、体験教室、ホール、レストランなどの入った建物も出来て見学客を受け入れている。入場料は無料である。

目玉は、「大型掘立柱建物跡」直径2m、高さ15mの柱が6本組み合わさった櫓のような構築物である。最初に見た時は、想像より小さく感じたが、公園として整備された広い空間にあるためで、すぐ側に高所作業車が置かれ、見物客に15mの高さを体験させてくれるサービス(?)があったので、利用してみるとその大きさが実感できた。

直径2mの巨木を扱うには大勢の人が必要になる。そのためには指揮命令系統がなくてはならないが、組織的マネジメントが誕生するのは農耕文化になってからだと思っていたが、狩猟・採集の縄文時代から組織が芽生えていたということだろう。

縄文時代侮るなかれということなのだが、その感を強くさせたのはミュージアムに展示されていた「縄文ポシェット」である。樹皮で編んだ15㎝ほどの小さな袋だが、現在でも通用しそうな代物である。

文明は定住生活から始まったと思っている。定時定点観測により“科学する心”が誕生したのだが、狩猟・採集生活は獲物を求めて移動していたため、農耕文化になってからだと認識していた。

しかし、その思いは遺跡を見て覆させられた。現在の立地は海から2~3㎞は離れているが、縄文海進の頃は海岸だったようである。遺跡からは大量の魚の骨が出土しており、獣の骨よりもはるかに多いようである。日本人の魚食文化はここから始まっているのかもしれないが、豊かな漁場に恵まれていたことが、定住生活を可能にしていたのだろう。

魚の骨で最も多いのはワラサとなっていた。津軽海峡といえば大間のマグロが現在でなナンバー1ブランドになっているが、縄文人にはブリの方がお好みだったようである。私も、マグロよりもブリの方が好きだから、縄文人の血が流れているのかもしれない。

というわけで、すっかり“縄文贔屓”になってしまった。





フィリピンから帰国後、少し風邪気味だったがとうとうこじらせてしまった。気候の変化に身体がついていけなくなってのことだが、このところ毎年何度か風邪をひいているような気がする。このブログで風邪の事について何度も書いているような気がするので、検索してみると6年間で20回も話題にしているようである。

1回の風邪で2~3度は登場するので、6年間で7~8回というところなのだが、全く風邪には縁のない年もあるので、体調がすぐれない時は、年に2~3回ということもあるようだ。

想い起してみると、子どもの頃も風邪をよく引いていたように思う。喉が弱く、冬場になるとしょっちゅう扁桃腺を腫らし、熱を出していた記憶がある。ある時は、それをさらにこじらせて腎臓病になり(正式な病名は何だったのか親に聞き忘れた)、三学期を丸々欠席してしまった。

成人してからは体質が強くなったのか、熱を出して寝込むのは10年に1度あるかないかの健康体で、医療保険制度にはかなり貢献したと自負している。それが50歳代に入ったころから3年に一度にペースアップし、還暦を迎えて年に一度の年中行事となり、65歳を超える来年あたりから季節の変わり目に訪れる四季の行事になりそうな気配だ。

歯医者には毎月通わなければならず、目医者にも年に2回の検査がある。いずれも自己負担が1000円ちょっとであるから、健康保険からの負担が3000円くらいになっているものと思われる。毎月支払っている保険料を考えると、これ以上医者通いをすると受け取り超過になってしまうので、何とかその事態は避けたいと思っている。

それゆえ、この10年で内科医に通ったのは胃潰瘍が悪化した時だけ、その前の10年では娘が飼っていたシャングリラ・ハムスターにやられた喘息の時だけだったと記憶している。風邪ひきで医者に行くことはないのだが、このところこじらせることが多く、掟を破ることが必要になるのかもしれない。

今日は先日出かけた青森で訪れた三内丸山遺跡の事について書くつもりだったのに、横道にそれてしまった。三内丸山の感想は明日に。

金曜日から青森市に出かけた。フィリピンから帰国して翌日に大阪に出かけ、何とかその日のうちに帰宅できたので、木曜は休養日にあてる事が出来たのだが、老体には少し厳しい日程になった。

今日と明日は出張のまとめをしなければならないが、時間がたっぷりあるのでボチボチやり、“百薬の長”の助けを借りて疲れを癒すことにしたい。


フィリピンでは、ヤシで作ったお酒を手に入れた。ヤシの樹液を発酵させて出来た酒の蒸留酒で、以前スリランカ産のアラックというのを飲んだことがあったが、フィリピンでも作られていた。といっても、市販されているのではなく、自家製のもので、日本では酒税法違反に問われそうな代物である。

水を入れてあった1リットルのペットボトルに移し替え、しっかり蓋をして持ち帰った。アルコール度数は、スリランカ産のアラックは40度だったように記憶しているが、いただいた密造酒は35度くらいではないかと思っている。

現地では中華料理での宴会の時に飲んだのだが、杏仁豆腐との相性がバッチリで、甘いものに合いそうな印象を持った。ようやく落ち着いたので、今晩からしばらくはじっくり密造酒を楽しめそうだ。杏仁豆腐は買ってあるし、マンゴーのドライフルーツとも試してみるつもりだ。



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