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一昨日はポカポカ陽気、昨日は一転真冬の寒さ。今日はポカポカの予報だったのだが、今のところは昨日と同じような曇天である。散歩に出かける気もしない。

昨日は遠出する予定が、寒さのために近場の娯楽場に足を踏み入れてしまった。全国フアン感謝ディーとのことで、抽選クジの配布を行っていた。

こういうクジは外れが大半だが、コーヒーメーカーが当たってしまった。6等とのことである。当たらないよりはいいのだろうが、もらってもそう嬉しいものでもない。いつぞやは、行きつけの床屋のお年玉クジでドライヤーを引き当てたことがあるが、中途半端な当りをまた引いた事になる。

小学生の頃、親父が心斎橋筋の暮れの大売出しで1等のテレビを引き当てたことがある。初任給が1万3千円の時代に、8万円相当の賞品であり、これくらいのものになると引き当てた実感がわくと思う。

どうもコーヒーメーカー程度では中途半端でよくない。しかし、親父はそれ以降運を使い果たしてしまったのか、あまりいい目をしていなかったように思う。当たらないよりまし、まだまだ強運が残っているかもしれないと思うようにしよう。

コーヒーメーカーご希望の方がいらっしゃいましたら差し上げます。
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昨日は1日冷たい雨が降り、真冬の寒さだった。冬型の気圧配置で晴れるはずだったのに、関東地方は例外だったようだ。

南アW杯の出場国が出揃った。ウルグアイがプレーオフで勝ちあがり、優勝経験がある7カ国がすべて出場することになる。ウルグアイは第1回大会の優勝国であるが、ここ3回はいずれもプレーオフまわりになり、前回はオーストラリアに敗れて出場を逃している。

南米で5位というのが定着しているが、日本よりは強そうである。ヨーロッパの最終切符争いは熾烈で、フランスなどはホームでアイルランドに破れ、延長でかろうじて1点を上げてという薄氷を踏んでのものだ。

来月組み合わせ抽選が行われるが、出場国のリストを眺めてみるとどこも強そうで、一次リーグ突破はおろか、勝ち点さえ獲得するのも容易ではない気がする。

W杯は、抽選まではどんな組み合わせがよいのかを考える楽しみ、抽選後は勝負や枠抜けあるいは代表選考と色々予想する楽しみ、大会が始まると試合を観る楽しみと至福の時が延々と続く。

昨夜はこんなことを考えながら、解禁になったボージョレーを楽しんだ。ジョルジュ・デュブッフという銘柄のものだったが、すっきりした飲み心地で、お買い得だった。普段は1000円以下のワインしか飲んでおらず、1800円は少し贅沢なのだが、後2本くらい飲んでみよう。
ついに今朝はエアコンのお世話になってしまった。11月中は何とか辛抱したかったのだが、12月下旬並みの気温とあっては仕方あるまい。

景気の2番底が懸念されている中で、半導体の取引価格が急上昇しているという記事が日経の1面で報じられている。パソコン販売が回復しているためで、DRAMの価格は需給の逼迫を反映して、10月後半に比べて15%以上の上昇になっている。

部品産業は、最終製品の生産動向に大きく左右されるため、景気の先行指標としての性格を持っているが、半導体はキー・コンポーネントであるだけに、よりその性格が強いように思われる。

景気の上昇局面だけでなく、下降局面でも同じようなことが言え、価格変動が著しい。その理由は、今朝の記事にも「DRAM不足から工場のラインの一部を止めているメーカーもあるようだ」としているように、操業への影響を避けるために“少し多目に”発注することが多く、実需+仮儒の需要が発生するためだ。

完成品メーカーが一斉に価格に糸目を付けずにそれをやるから、需要増*価格アップで半導体メーカーは歓喜の時をすごすことになる。景気が下降している時はその逆になり、生産減に価格ダウンが追い討ちをかけることになり悲惨な時を迎えることになる。

大儲けと大損の繰り返しのため、マネジメントが通常の製品とは全く異なり、大手電機メーカーが分社化を進めたのはよくわかる。

CS調査でも厄介な現象に出くわす。好況時には納期のファクターが大きくなり、不況時には価格ファクターが突出する。顧客にとって重視されることが全く異なるためであり、“平常時”という概念は存在しないのである。

とりあえず半導体市況の回復は明るい兆候であり、この波に上手く乗っている限り2番底への懸念は払拭できるのだが、90年代は半導体の市場シェアは世界一であったが、現在は韓国や台湾メーカーなどにその座を奪われているだけに、波乗りできるかどうかが少し気がかりである。

大相撲九州場所がひっそりはじまった。ひっそりとと書いたのは何せ、九州場所はこのところ客の入りが悪いことや、日本人力士のだらしさなどで相撲人気が落ちているためである。

そんな中で、昨日は魁皇が幕内通算800勝を達成した。1位は千代の富士の807勝、2位が北の湖の804勝で、魁皇の800勝はこれに次ぐ歴代3位である。4位は大鵬の746勝、5位武蔵丸706勝で貴乃花の701勝と続いている。

いずれも大横綱ばかりであり、その中に一人大関が混じっているという記録で、讃えられてよい。

魁皇は私のお気に入りのお相撲さんであった。子供の頃、鏡里という横綱が居た。名前の通り鏡餅のようなお腹をした力士で、土俵入りが美しかったという記憶がある。魁皇のお腹もそれに負けず劣らず丸々としており、綱を締めたらさぞ映えるだろうということで応援していたのである。

全盛期はとうに過ぎ、大関陥落のピンチを12回も経験するというダラダラ大関になってしまったのは残念なことだ。

今年はなぜか好調?で、一度も負け越しがない。とはいってもすべて8勝7敗というギリギリの勝ち越しで、クンロク大関という言葉が合ったが、それ以下のハチナナ大関である。

歴代1位の記録まで後7つであるが、ハチナナ大関だから今場所での記録更新はおそらく無理だろう。来場所は幕内在位100場所という区切りの場所になる。新入幕の時に負け越し十両へ陥落しているので、5月場所が連続在位100場所の記録になる。

このような記録が目の前にぶら下がっている限り、土俵に上がり続けるのだろうが、魁皇フアンにとって無様なハチナナ大関の姿は見たくない。角番記録の更新を競っている二人の大関が相撲を面白くなくさせている原因の一つであり、もう少しで大記録という余韻を残した中での引退を勧めたいと思う。

5回も優勝して横綱になれなかったというだけで十分であり、全盛期の強さを堪能しただけに、これ以上みじめな姿は見たくないのだが…

昨日、第二四半期のGDPが発表された。年率換算で4.8%という高い成長率で、経済産業相がそれに浮かれたのか事前に漏らすという、おまけまでついてしまった。情報漏洩は、国家機密にかかわるものにとって極めて重大な罪であり、「ごめんなさい」ではすまないと思う。

2%成長なら御の字という日本の現状では、喜ばしいことなのだが、名目ではマイナス0.3%とのことであり、またもや実感なき経済成長で、経済成長率という数字だけが躍ることになってしまっている。

小泉政権下の戦後最長の経済成長と同じ構造である。GDPは国が経済政策の指標とするためのものであるが、インフレ経済の下では、実質成長率が意味を持つが、デフレ基調の経済では名目成長率が指標になるべきである。

生活実感としては、インフレ・デフレにかかわらず名目成長率が正しい数値であると思う。

どうもこのGDPを指標とするのは、成長段階やこれから成長期に差し掛かる国々にとって舵を取るために重要な指標であるが、成熟段階に差し掛かった国にとっては違う物差しが必要ではないかと思う。

文化度や福祉度、それらを総合化した社会満足度などの指標の方がより政策目標に近いのではないだろうか。




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