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昨夜は、渡辺俊介のピッチングに堪能させられた。球速表示では120キロに届かない速球(?)と、90キロ台前半の変化球に中日のバッターが翻弄され、1点獲るのがやっとだった。これで第2戦でロッテが大敗した理由がわかった気がする。

渡辺の持ち味は変化球の切れにある。変化球のキレは、風の影響を受ける事で一層その威力を増す。ドーム球場よりも屋外の球場の方が風の影響が受けやすいのは自明の理である。しかも、マリンスタジアムは海が100メートルも離れておらず、その上東京湾の一番奥まったところにあるため、強風が吹きやすい場所である(すぐそばに住んでいたので身をもって感じでいた)。

昭和30年代から40年代にかけてはアンダースローの好投手が続出していた。南海の杉浦や皆川、大洋の秋山、阪急の山田や足立である。その少し前には巨人の大友や、広島の長谷川などが居たが現役当時の雄姿を私は知らない。

先にあげた投手たちはすべてシーズン20勝を何度も達成しており、多くはシーズン30勝も経験している(今では夢の数字だが)。彼らが活躍した当時はドーム球場は一つもなかった。山田の後に、渡辺までアンダースローの好投手が出現しなかったのは、ドーム球場が普及したためなのだろう。

渡辺が出現したのは、海風が名物の球場をホームとするチームに籍を置いたからだと思う。確実に勝利をものにするために、渡辺を3戦目に持ってきたのだろう。問題は、この後である。計算できるピッチャーは成瀬しかおらず、打線が昨日のように頑張らないと後2勝は難しくなる。渡辺の次の登板は、6~7選のドーム球場が想定されるからだ。昔のように、今日成瀬、明日もう一度渡辺というスクランブル起用も考えられるのだが…
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尖閣に続いて、今度は北方4島問題で大騒ぎである。ロシア大統領の強行訪問の裏には、2年後の大統領選挙を控えて“強い大統領”を演出するためと解説されている。

領土は国益の最たるものであり、領土で一歩も譲らない姿勢を示すことが為政者にとって、顧客満足=支持率を獲得する決め手の一つにもなる。中国が後継者選定の渦中で、日本に対して頑なな態度を崩さなかったのもこのためだろう。

逆に弱腰を見せると、尖閣問題で支持率を落とした菅政権のようになる。しかし、外交は相手あってのことだから、妥協点を見いだすことも重要ではある。

100年前に日露戦争の講和条件を巡って、ポーツマスから帰還した小村寿太郎に石つぶてを浴びせて抗議行動をしたことがある。戦争遂行の体力がなく、いかに有利に終戦を迎えるのかが大事だった時に、新聞が弱腰を煽りたてたためである。

国益を盾に、強気同士がぶつかり合い、引くに引けなくなって戦争に至るというのが、過去の歴史が語っている。強気の相手をうまくかわす外交とはないものねだりなのだろうか。

それにしても、ニュースで流れている北方4島をバックにして抗議行動をする人たちの平均年齢は、どう見ても70歳である。ここにも高齢化社会を感じさせられる一幕であるが、これでは戦争にもならないという雰囲気であり、安心でもあるのだが…

仕事が一段落してしばらく暇ができた。久しぶりのよい天気になったので、どこかに出かけて見るか。
昨夜はBSでショパンの特集をやっていたので日本シリーズを観なかったが、中日が大勝し押し戻した。明日の試合で流れがどうなるのか、見えてくるのではないだろうか。

スポーツ以外にもモメンタムがあるようだ。内閣支持率である。自民党政権の時、特に安部内閣以降は就任直後のご祝儀相場からジリジリ下がるという傾向があったが、民主党政権になってからは大幅な変動がつきものになってきたようだ。

特に管内閣の変動が著しい。今朝の日経の世論調査での内閣支持率は40%で、先月の71%からは大幅ダウンだ。この内閣は6月の就任直後にも、大幅ダウンをしておりこれで2回目である。

前回は唐突な消費税発言、今回は尖閣問題の対応の不手際によるものである。それに加えて今回の大幅ダウンには、国会の決めたことには従うと明言しながら、幹事長の再三の会談要請に応じず、“有言不実行”を貫いている小沢問題も大きく影響している。

政治家は、支持率に一喜一憂しないとうそぶくことが多いが、国民の内閣に対する満足度が支持率に反映しているのだから、支持率に気を留めなければならないと思う。特に、ねじれ国会を抱える現状で、野党の抵抗を封じるためには支持率の後押しが欠かせないものとなる。

このまま小沢問題を引きずったまま推移すると、この内閣は年明けの予算編成もままならず、次のサミットはまた違う人物が参加することになりそうだ。


台風一過の青空とはいかず、寒そうな曇り空の朝である。台風が過ぎ去った後にご褒美の青空が来なかったのは記憶にはなく、これも季節外れの台風のせいなのだろうか。

ひっそりと日本シリーズが始まり、ロッテが先勝した。ロッテが前回日本シリーズに登場した5年前は、シーズン2位からの進出でその勢いのままシリーズでも4連勝してチャンピオンになってしまった。勢いに乗るのがチームカラーのようであり、今日勝てばまた一気に4連勝しそうな気がする。

逆の見かたをすれば、今日ドラゴンズが勝てばロッテの勢いをそぐことができるのでチャンスが生まれてくる。フットボールの試合を見ていると、モメンタムという言葉がよく出てくる。試合の流れ、風向きを指す言葉だ。

フットボールに限らず、チームスポーツは流れが大事だと思う。ロッテは今年のポスト・シーズンで初めてホームで試合をすることになる。ロッテのフアンはもっとも“熱さ”を感じさせるサポーターであり、勢いを後押しする力が強いと思う。

そこで勝ち切れずに、もう一度名古屋に帰ってくるようだと、今度はドラゴンズに分がある流れになると思う。ロッテはチーム打率がリーグ1位の攻撃力を売り物にするチームで、一方のドラゴンズは防御率リーグ1位の鉄壁の投手陣を誇るチームである。今年の日本シリーズは矛と盾の戦いでもある。流れを感じながら、矛と盾の日本シリーズを楽しみたい。

 

10月も終わりだというのに、台風が接近してきた。秋口の台風だと、近づくとともに南風によって蒸し暑さが増してくるのに、今回の場合は北に高気圧があるため台風に向かって北風が吹きドンドン寒くなるという逆の現象が起きている。常識が通じない、季節外れの台風のお陰で少し風邪気味になってしまった。

常識が通じないと言えば、中国との外交にもあるようだ。昨夜予定されていた首脳会談が中国側からキャンセルされてしまった。その理由というのが、事前の外務大臣レベルでの折衝を受けて、日本の外務省が発表した内容が気にそまなかったとされている。

その内容というのが、日本の通信社が誤った内容を配信してしまい、通信社がすぐに訂正をしたのだが、それでも中国側の意に添わなかったということらしい。何にでも難癖をつける性質の悪い相手であり、こんな連中を相手に折衝をしなければならない外務官僚に同情したくなる。

中国の行動が常識外れに見えるのは、ベースとなる価値観が全く異なるからである。選挙という民主主義の根本となる制度を持たない国とは、思考方法や行動形式が大きく違うために、折り合いがつくわけがないのは当然だろう。

日本に対する抗議行動の矛先が、いずれ政権に対して向けられるようになるのは自然な流れだと思うが、どれだけ時間がかかるのだろうか。政権側もそれがわかっているだけに、目をそらすために何かと難癖をつけてきそうで、うんざりするニュースがこれからもしばらく続くのではないだろうか。






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