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ビデオ流出事件で、Googleは記録を「押収」された。押収という言葉は穏やかでないのだが、個人情報の秘密を守るとういう建前のために任意提出には応じず、捜査令状による押収の形を取ったようである。

ここまではどんなメディアでも報じていることである。問題は、これに“付加価値”の付いた記事があることである。今朝の「あらたにす」によると、読売の記事には「尖閣映像、神戸のマンガ喫茶パソコンから投稿」という見出しが付いている。

日経や、朝日の記事には神戸のマンガ喫茶についての記述は見当たらず、読売の特ダネなのだろう。この事件の目下の最大の関心事は誰がやったのかということであり、そのためにどこから投稿したのかを割り出すことが押収の狙いだったはずである。押収資料の内容は、一級の捜査機密である。

その捜査機密が、押収したその日のうちに記事になってしまうというのはどういうことなのだろうか。朝日や日経の記事では触れられていないので、記者会見で発表されたものではない。捜査関係者が漏らしたものであり、漏洩事件の捜査で“漏洩”があったのではないだろうか。

もちろん捜査関係者がストレートに名前は口に出さず、質問のやり取りの中から敏腕記者が推理して神戸のマンガ喫茶に辿りついた可能性も大きいと思うのだが、阿吽の呼吸であっても漏洩には違いないと思う。

今回とは少し性格が異なるのだが、小沢事件の時でも、捜査の段階でドンドン検察側の情報が紙面を賑わし、検察の構図が世論に浸透していった経緯がある。

捜査情報の漏洩問題をもう少しメディアも取り上げてもよさそうだが、その恩恵にあずかっているのだから知らん顔をしているのも無理はない話なのか。
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昨日報告会が終わり、今年の仕事は後1本を残すだけになった。今月中にレポートをとりまとめ、来月早々に報告をすると今年も12月の上旬に仕事納めになってしまう。このところ5-11月の半年に仕事が集中し、後半分はポツポツの状態が続いている。昔の農家のような仕事のペースである。

農家ペースなら出稼ぎを考えればよさそうなのだが、暇になるとスポーツのテレビ観戦が増えることになってしまう。その楽しみの一つが広州のアジア大会だったのだが、出鼻をくじかれてしまった。

開会式を前に先行して開始されたサッカーは、夜中のBSの録画中継されただけだった。昨日の試合は、何かと話題の中国戦で、日中間の対立のあおりで、物々しい警備ぶりが盛んに報じられたが、肝心の試合の方は夜中にBSで録画放映されただけで、ライブでの観戦はできなかった。

中国との試合だけに、注目度は高いと思われたが、Jリーグで試合に出る事の出来ない選手や大学生が中心となる21歳以下の代表であり、テレビ局は関心を示さなかったのだろう。スカパーの契約を考えろということなのか。

アジア大会のもう一つの注目の試合「南北対決」も昨夜行われた。日本同様に若手で臨んだ韓国に、W杯メンバー6人をそろえた大人のチームの北朝鮮が勝利した。日経の記事によると、北朝鮮が優勝候補の筆頭であるそうだが、どんな決着を見るのだろうか。はたしてライブのテレビ観戦はできるのだろうか?




今一盛り上がりに欠けた日本シリーズが終わった。ロッテの勢いのよさが目立ったポストシーズンであったが、リーグ3位のチームがチャンピオンになってしまった事が盛り上がりに欠けた理由だろう。

昨日と一昨日は延長戦にまでもつれこんでいるのだが、私的にはハラハラドキドキの感じがあまりしなかった。どちらのフアンでもないため、特別な思い入れがなく、純粋にゲームを楽しむだけだったからそう思うのかもしれない。

WBCやW杯は国同士の戦いであり、日本中がハラハラしながら見守っているだけに、盛り上がるはずであり、外交問題の不手際に国民が厳しい評価をするのも納得してしまう。

ところで、中日が今期ナゴヤドームで7割を超える理由が昨夜わかったように思う。前の試合で見事な投球をした渡辺俊介が別人のようなピッチングであり、投球になっていなかった。マウンドの急こう配に、アンダースローでは全く適応できなかったようである。

渡辺の場合は極端に影響されたのだろうが、マウンドに対して慣れているかどうかの差が大きいとなると、ナゴヤドームのマウンドは極めて特殊な形状なのかもしれない。

基準の統一という考え方もあると思うが、マリンスタジアムの強風など球場ごとの特殊性があるというのも楽しみ方の一つではないだろうか。
昨日のニュース番組はビデオの流出問題で終始していた。週末の討論番組もこのニュース一辺倒になりそうだ。私は昨日も指摘したように、この問題は情報管理の問題としてとらえていたのだが、テレビのニュースの取り上げ方は少し違うニュアンスがある。

流出映像をかなり流し、映像に示された内容について綿密に解説しているのである。映像が公開されなかったために溜まっていたうっぷんを晴らすかのように、これでもかと言わんばかりに中国船がぶつかってくる場面を放映しているように思われる。

街頭インタビューでも、情報流出の問題ではなく、映像を観た感想を中心に編集されている。これだけのインパクトのある映像を、中国に慮って公開を見送っていた政府の対応を暗に批判するような報道ぶりである。映像を流出させた犯人を称えるようなニュアンスも感じさせられる。

これだけの映像を見せられると、情報流出の問題よりも、なぜこの映像を公開しなかったのかという方に矛先が向けられるのも無理がない。船長を逮捕した時に、相手の非を証明するために公開すべきだったと思う。中国に対して腫れものを扱うような対応が続く政権に、我慢ならないとする有権者は増えるのではないだろうか。

今週末にいくつかのメディアでは定例の世論調査が行われる。先月末の日経の調査で支持率は40%だったが、おそらく20%台にまで急落するのではないだろうか。映像のインパクトの大きさを改めて感じさせられた出来事だ。

今朝のトップニュースは、尖閣での漁船衝突の模様のビデオが、ユーチューブに投稿されていることだろう。公開が見送られている映像が、何者かによって持ち出されたことになる。政府の意に反して独断で投稿するという人事管理と、情報の持ち出しを許した情報管理の面で極めて大きい問題であると思う。

警察の対テロに関する情報が、ネット上に流出したばかりである。こちらは意図した流出ではないのだろうが、外国の公安機関からの信頼感が大きく損なわれ、国際的なテロ関係の情報収集に支障をきたすことになる。

尖閣のビデオは不注意による情報流出ではなく、投稿という意図的なものでありこちらの方がより深刻な問題であると思う。それとも、船長の釈放を「検察の判断」ということで誤魔化した政府が、「海保での流出」という形で公開するという高度な政治的判断を行ったのだろうか。

いずれにしてもこの二つの情報流出は、しばらく大きな問題として取り上げられるのではないだろうか。

ロッテは王手をかけたが、明日の試合に負けると中日の方に分があるように思う。成瀬の出来次第だ。


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